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株式会社トランスジェニックグループ

2342東証スタンダードサービス業

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株式会社トランスジェニックグループ2342

創薬支援事業

探索研究から臨床試験まで一貫支援する創薬CRO事業。赤字継続も損失は大幅縮小。

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期)2,259百万円1,896百万円
営業損失(2026年3月期)-164百万円-488百万円
セグメント資産(2026年3月期末)3,035百万円3,104百万円
のれん償却額(2026年3月期)5百万円59百万円
減価償却費(2026年3月期)71百万円102百万円

事業詳細

遺伝子改変マウスの作製受託、抗体作製・糖鎖解析・合成受託、薬効薬理試験・安全性試験等の非臨床試験受託、臨床試験受託を主軸とする創薬支援サービスを展開。探索基礎研究から臨床試験まで創薬のあらゆるステージをシームレスにカバーする。主要顧客は製薬企業・アカデミア研究者。株式会社トランスジェニックを中核会社として事業運営の合理化と競争力強化を推進中。

直近の概況

売上高19.1%増・営業損失が488百万円から164百万円へ大幅縮小。神戸研究所閉鎖を決定。

2026年3月期の創薬支援事業は、前期からの繰越受注試験の予定通り完了と新規受注注力、事業運営合理化によるコスト削減が奏功し、売上高2,259百万円(前期比19.1%増)、営業損失164百万円(前期488百万円の損失から大幅縮小)を達成。また、収益性・資本効率の改善を目的として、神戸研究所の事業を2026年12月頃までに他拠点へ移転・集約し閉鎖することを2026年3月に決定。磐田研究所における試験データ不正問題については、外部専門家による調査の結果、当該職員の単独行為と認定され、再発防止策を策定・実施中。

主要プロダクト

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非臨床試験受託サービス

医薬品・農薬・食品関連物質などの薬効薬理試験および安全性試験を受託。遺伝子改変マウスを用いた遺伝毒性試験は国内外で高い競争力を有する。rasH2マウスを用いた短期発がん性試験、中期皮膚発がん性試験、ラットを用いた中期大腸発がん性試験など高付加価値な新規サービスを順次拡充中。

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臨床試験受託サービス

研究開発の最終ステージで実施される医薬・食品臨床試験の受託サービスを提供。非臨床試験と組み合わせることでワンストップ・シームレスなサービスを実現する。

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遺伝子改変マウス作製受託

アカデミア・製薬企業向けに遺伝子改変マウスの作製を受託。rasH2マウス等の独自技術を活用した発がん性試験用マウスの提供も行う。

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抗体作製・糖鎖解析・合成受託

創薬研究の基盤となる抗体作製や糖鎖解析・合成を受託。探索基礎研究・創薬研究ステージの顧客ニーズに対応する。

成長ドライバー

  • rasH2マウスを用いた短期発がん性試験・中期皮膚発がん性試験・ラットを用いた中期大腸発がん性試験など高付加価値新規サービスの受注拡大
  • 神戸研究所閉鎖・機能集約による固定費削減および経営資源の集中による収益力向上
  • 株式会社エーセルとの業務提携による動物試験・細胞試験データを組み合わせた統合的安全性・薬効評価サービスの構築
  • 北海道システム・サイエンス株式会社との業務提携による核酸医薬品開発の合成から臨床試験までの一貫支援体制の構築
  • 前期からの繰越受注試験の完了と新規受注注力による売上高の継続的拡大

リスク

  • 試験完了時期が翌期以降にまたがる案件が多く、受注増が当期売上に直結しにくい収益認識構造
  • 磐田研究所における試験データ不正問題による顧客信頼の毀損および受注への影響(再発防止策実施中)
  • 神戸研究所閉鎖に伴う事業再編損(当期143百万円計上)および移転・集約過程での業務継続リスク
  • 損失補償金(当期275百万円計上)など不正問題に関連する追加費用発生リスク
  • アカデミア向け遺伝子改変マウス受託における国家予算縮小傾向による需要減退リスク
  • 製薬企業の研究開発予算縮小・特許切れ問題に起因する業界全体の受注環境悪化
  • 固定費比率が高い事業構造のため、主力サービスの受注不足が営業損失を直接拡大させるリスク

最終更新: 2026年6月17日