岩塚製菓株式会社 logo

岩塚製菓株式会社

2221東証スタンダード食料品

岩塚製菓株式会社 logo
岩塚製菓株式会社2221

岩塚製菓株式会社(米菓事業・単一セグメント)

国産米100%にこだわる米菓専業メーカーの単一事業セグメント

期間今期前期増減率
売上高(連結・通期)28,848百万円24,954百万円
営業利益(連結・通期)867百万円815百万円
経常利益(連結・通期)2,880百万円3,964百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(連結・通期)2,032百万円2,909百万円
売上高営業利益率3.0%3.3%
自己資本比率75.1%74.6%
1株当たり当期純利益197.62円279.63円
1株当たり純資産6,809.07円6,531.13円
総資産93,055百万円91,104百万円
営業活動によるキャッシュ・フロー3,072百万円3,939百万円
WANT WANT受取配当金(営業外収益)1,789百万円2,816百万円

事業詳細

岩塚製菓グループは米菓の製造・販売を中核とする単一セグメント企業。当社が米菓を製造し、連結子会社(株式会社瑞花、株式会社新潟味のれん本舗、里山元気ファーム株式会社等)が販売を担う。主力商品群「TOP6+2」(田舎のおかき、岩塚の黒豆せんべい、味しらべ、THEひとつまみ、大袖振豆もち、ふわっと、きなこ餅、ぬれせんべい・ぬれおかき)に集中し、国産米100%使用を差別化軸とする。中期経営計画「米(マイ)ミライ」の初年度として、ブランド価値向上と美味しさ・品質の追求を基本方針に掲げた。

直近の概況

売上高は15.6%増の増収増益も、WANT WANT配当金減少で経常・純利益は大幅減

2026年3月期(通期)は売上高28,848百万円(前期比15.6%増)、営業利益867百万円(同6.4%増)と本業は増収増益を達成。一方、WANT WANT CHINA HOLDINGS LIMITED.からの受取配当金が2,816百万円から1,789百万円へ約1,027百万円減少したため、経常利益は2,880百万円(同27.3%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は2,032百万円(同30.1%減)と大幅減益。原料米価格の著しい高騰に対し商品構成見直しと原材料やり繰りでコスト圧縮を図り、営業利益段階では計画を大幅上回った。2027年3月期は売上高30,600百万円、営業利益300百万円(同65.4%減)、経常利益1,900百万円(同34.0%減)を予想しており、コストアップ継続による収益圧迫が見込まれる。

主要プロダクト

product
うるち米菓

岩塚の黒豆せんべい、味しらべ等を含む主力カテゴリー。主力ラインへの設備投資(味しらべ包装工程の自動化)により生産性向上を図っている。

product
もち米菓

田舎のおかき、大袖振豆もち、きなこ餅等を含む。2026年3月期は原料事情からもち商品の販売を一部抑制せざるを得ず、伸び悩みが見られた。

product
その他米菓・農産加工品

ふわっと、ぬれせんべい・ぬれおかき等を含む。有名店監修人気シリーズの徳用サイズ発売、地域梅菓子とのコラボ商品、再発売要望の強い人気商品のブラッシュアップ等、新規需要創出に取り組む。

product
BEIKA(輸出・海外向け商品)

国産米へのこだわりを海外にも発信する輸出向け商品群。2025年8月には地元に「お米となかよしパーク」をオープンし、グループ一体でブランド確立を推進。

成長ドライバー

  • 主力商品群「TOP6+2」への集中販売と定番化推進による販売高の安定的拡大
  • 価格改定の浸透と商品価値を丁寧に伝える提案活動による売上単価の改善
  • 主力ラインの集中生産による原価低減と製造原価上昇の抑制
  • TVCMを活用したブランド認知向上(人気俳優をイメージキャラクターとして継続起用)
  • 自動化設備導入・DX推進による生産性向上(味しらべ包装工程の省人化等)
  • 「お米となかよしパーク」オープン等による地域との関係強化とブランド確立
  • 同業他社との共同配送・パレット物流活用によるサプライチェーン効率化

リスク

  • 原料米価格の高止まりと調達環境の不透明さの長期化(2027年3月期も大幅コストアップ見込み)
  • 人件費・物流費・エネルギーコスト(原油由来含む)の上昇継続
  • WANT WANT CHINA HOLDINGS LIMITED.からの受取配当金の変動リスク(経常利益への影響大:2027年3月期は1,500百万円を見込む)
  • もち米原料事情による一部商品の販売抑制リスク
  • 消費者の節約志向継続による価格改定後の需要減退リスク
  • 米国通商政策・日中関係の不確実性に伴う貿易環境リスク
  • 2027年3月期の営業利益予想が300百万円(前期比65.4%減)と大幅減益見通しによる収益悪化リスク

最終更新: 2026年6月24日