原材料調達・価格変動リスク
原材料の多くを海外調達に依存しており、世界的な異常気象や地政学リスクの高まり、経済制裁強化、急激な為替変動、投機資金流入による国際相場変動などにより、仕入価格が想定を超えて高騰するリスクがある。これらの要因が重なった場合、収益性が大きく低下し業績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。サプライヤーとの協力体制により安定調達・安定価格維持に取り組んでいるが、対応の範囲を超えた事態への備えが課題となっている。
食品安全・品質管理リスク
残留農薬・有害化学物質・放射能汚染などの有害物質検査体制の強化やトレーサビリティ構築、フードディフェンスへの取り組みを実施しているが、これらの範囲を超える食品安全事故が発生した場合、社会的信用の低下による売上・生産低下や商品回収費用が発生する。食品安全基本法・食品衛生法・食品表示法等の関係法令を遵守しているものの、想定外の事態が収益性を大きく損なうリスクがある。
天変地異・災害集中リスク
生産工場が新潟県に集中しており、広範囲にわたる大規模自然災害が発生した場合、複数工場の同時被災により事業継続計画(BCP)の想定範囲を超える事態となるリスクがある。耐震強化・安否確認システム導入・他工場からの製品供給を可能とするBCPを策定しているが、地理的集中が脆弱性を高めている。工場操業停止が長期化した場合、業績および財政状態に重大な影響を及ぼす可能性がある。
商品開発・競合激化リスク
消費者の嗜好変化への対応や健康志向商品の開発に取り組んでいるが、設備投資した新製品が消費者ニーズに適合せず販売計画を未達となるリスクがある。国内外の新規参入メーカーや競合他社による強力な新製品投入・価格値下げ・販促費追加投入・広告宣伝強化等により競争優位を失う可能性があり、収益性の低下につながる。
情報システム障害・サイバーリスク
標的型攻撃メールや想定を超えた技術による不正アクセス、コンピュータウイルス感染等により、情報システムに障害が発生するリスクがある。システム障害が発生した場合、企業活動全体の遅延または不能、社内情報・個人情報の外部漏洩につながり、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。ウイルス対策・不正アクセス防止等の対策を講じているが、技術の高度化に伴うリスクは継続的に存在する。
固定資産の減損リスク
新製品開発・品質向上・生産性向上のための継続的な設備投資により、有形固定資産を多額に保有している。経営環境の変化等により当該資産から得られる将来キャッシュ・フローが著しく低下した場合、減損損失の計上が必要となり業績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
経済情勢・人口動態変化リスク
菓子業界では生産数量が減少傾向にある一方、輸入金額は多くの品目で過去最高を更新しており、輸出入関税率の変化が事業活動に大きな影響を及ぼす可能性がある。国内の少子高齢化による消費低迷に加え、事業遂行に必要な労働人員の確保が困難となった場合、業績および財政状態に影響を及ぼすリスクがある。
コンプライアンス・法的リスク
会社法・金融商品取引法・景品表示法・製造物責任法・不正競争防止法・環境リサイクル関連法規等、多岐にわたる法的規制を受けており、取り組みの範囲を超えた法令違反が発生した場合、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。また、研究開発・製品開発において第三者の知的財産権を侵害しないよう注意を払っているが、不測の知的財産権侵害訴訟を提起された場合にも同様のリスクがある。
新型感染症リスク
感染症対策委員会の設置、厳格な衛生管理基準に基づく生産活動、テレワーク推進・出張制限等の感染防止体制を整備しているが、未知の新型感染症が流行した場合、需要の減退や物流・流通システムの混乱により生産活動・販売活動に支障をきたすリスクがある。こうした事態が発生した場合、業績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
海外事業展開リスク
海外への事業展開を図っているが、現地の政治的・経済的要因の変動、予期しえない法律・規制の改廃、感染性疾病の流行、自然災害の発生等により、現地社員の業務制限・販売活動の制限・生産工場の閉鎖が生じるリスクがある。収益性が低下した場合、当社グループの業績および財政状態に影響を及ぼす可能性がある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

