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森永製菓株式会社

2201東証プライム食料品

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森永製菓株式会社2201

食料品製造

森永製菓グループの中核セグメントで、菓子・冷菓・ゼリー飲料等を製造・販売

期間今期前期増減率
セグメント売上高(外部顧客)225,167百万円217,578百万円
セグメント利益22,327百万円19,862百万円
セグメント資産188,993百万円163,705百万円
減価償却費9,924百万円9,667百万円
有形・無形固定資産増加額5,776百万円10,526百万円
国内売上高計194,466百万円187,562百万円
海外売上高計30,700百万円30,016百万円

事業詳細

菓子食品事業(ハイチュウ、チョコボール、森永ビスケット等)、冷菓事業(バニラモナカジャンボ、板チョコアイス等)、in事業(inゼリー、inバー)、通販事業(おいしいコラーゲンドリンク)、事業子会社等(㈱アントステラ等)、米国事業(HI-CHEW)、中国・台湾・輸出等で構成。国内外の消費者に菓子・食品・健康食品を提供する同社の主力セグメントであり、連結売上高の約95%を占める。

直近の概況

菓子食品・冷菓が価格改定効果で大幅増益、米国事業は競争激化・関税影響で急減益

2026年3月期の食料品製造セグメントは売上高225,167百万円(前期比3.5%増)、セグメント利益22,327百万円(前期比12.4%増)。菓子食品事業は価格改定・コストダウン効果が顕在化し営業利益が前期比108.4%増の8,163百万円と急拡大。冷菓事業も主力品好調で16.5%増益。一方、米国事業はインフレによる消費低迷、大手菓子メーカーとの競争激化、米国関税政策の影響、販促費増加が重なり営業利益が57.3%減の1,310百万円と大幅悪化。in事業も基幹品苦戦で19.3%減益。後発事象として2026年4月1日付でMyMo Holdco, Inc.(米国最大手モチアイス製造企業)を取得原価20,849百万円で子会社化し、米国冷菓事業のバリューチェーン獲得を図っている。

主要プロダクト

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菓子食品事業

森永ビスケット、ハイチュウ、森永ラムネ、カレ・ド・ショコラ、ダース、チョコボール、森永ココア、森永甘酒等を展開。2026年3月期売上高は88,957百万円(前期比5.4%増)、営業利益は8,163百万円(前期比108.4%増)。複数回の価格改定効果と主力ブランドの好調が収益性を大幅改善。

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冷菓事業

バニラモナカジャンボ、板チョコアイス(マカダミア含む)、ザ・クレープ、アイスボックス等を展開。2026年3月期売上高は53,528百万円(前期比8.4%増)、営業利益は4,963百万円(前期比16.5%増)。9月の価格改定後も主力品の好調が継続し、増収増益を達成。

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in事業

inゼリー(エネルギー、エネルギーブドウ糖等)、inバー(プロテインバー・栄養バランス食品)を展開。2026年3月期売上高は29,955百万円(前期比4.4%減)、営業利益は5,888百万円(前期比19.3%減)。基幹品の苦戦と物流費増加が響き、重点領域の中で唯一の減収減益。

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通販事業

おいしいコラーゲンドリンク、おいしい青汁等を通販で展開。2026年3月期売上高は10,748百万円(前期比3.9%減)。節約志向の高まりや価格改定後の解約影響で減収となったが、広告投資の効率化により営業利益は7,114百万円(前期比49.4%増)と大幅改善。

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事業子会社等

㈱アントステラ(洋菓子製造販売)、森永市場開発㈱(テーマパーク・アンテナショップ販売)等で構成。2026年3月期売上高は11,276百万円(前期比0.3%増)、営業利益は718百万円(前期比106.9%増)。森永市場開発㈱のテーマパーク・アンテナショップ販売が好調。

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米国事業(HI-CHEW)

HI-CHEWを米国食品スーパー・コンビニ等で展開。ゼリー飲料Chargelも育成中。2026年3月期売上高は20,214百万円(前期比3.5%減)、営業利益は1,310百万円(前期比57.3%減)。インフレによる消費低迷、競争激化、米国関税政策の影響、販促費増加が重なり大幅減益。

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中国・台湾・輸出等

中国ではHI-CHEWが店舗・ネット販売ともに好調、台湾ではinゼリー・HI-CHEWが堅調。東アジア・東南アジア・オセアニア・欧州でもHI-CHEWのグローバル拡大を推進。2026年3月期売上高は10,486百万円(前期比15.7%増)、営業利益は569百万円(前期比14.7%増)。

成長ドライバー

  • 菓子食品事業における複数回の価格改定効果の浸透と主力ブランド(森永ラムネ前期比126%、カレ・ド・ショコラ113%、チョコボール111%、森永ビスケット101%)の販売好調
  • 冷菓事業における主力品(ザ・クレープ前期比121%、アイスボックス113%、ジャンボグループ105%、板チョコアイス104%)の好調継続と価格改定効果
  • MyMo Holdco, Inc.(米国最大手モチアイス製造企業)の子会社化による米国冷菓バリューチェーン獲得と海外売上高比率の拡大(2027年3月期予想17.4%)
  • 中国・台湾・輸出等でのHI-CHEWグローバルブランド拡大(前期比15.7%増)および東南アジア・欧州への展開加速
  • ハイカカオ健康需要拡大によるカレ・ド・ショコラ「カカオ70」の好調継続と健康ブランドとしての森永ココア(前期比119%)の伸長
  • 通販事業における広告投資効率化による収益性改善(営業利益前期比49.4%増)

リスク

  • カカオ・砂糖等の原材料価格高騰(2027年3月期予想で原材料関係コストが約15,900百万円の減益要因)および物流費増加(約5,600百万円の減益要因)
  • 米国事業における競争環境の一層の激化(大手菓子メーカーのキャンディカテゴリー参入)および米国関税政策の影響継続(2027年3月期予想で米国事業営業利益は前期比69.5%減の約400百万円)
  • MyMo Holdco, Inc.買収に伴うのれん・取得原価配分の不確実性(取得原価20,849百万円、のれん金額未確定)および統合リスク
  • 物価上昇に伴う消費者の節約志向強化によるin事業・通販事業の需要減退(in事業前期比4.4%減、通販事業前期比3.9%減)
  • 米国第2工場建設を含む大型設備投資(2027年3月期予想設備投資額27,120百万円)による財務負担増大と減価償却費増加(2027年3月期予想12,186百万円)
  • 価格改定後の市場浸透遅延・販売数量減少リスクおよびさらなる価格改定実施時の消費者離反リスク

最終更新: 2026年6月25日