株式会社エス・エム・エス2175
株式会社エス・エム・エス(単一セグメント)
高齢社会向け情報インフラを構築する単一セグメント企業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期) | 64,735百万円 | 60,952百万円 | ↑ |
| 営業利益(2026年3月期通期) | 6,787百万円 | 6,335百万円 | ↑ |
| 経常利益(2026年3月期通期) | 8,721百万円 | 8,357百万円 | ↑ |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(損失)(2026年3月期通期) | △14,317百万円 | 6,054百万円 | ↓ |
| 売上高営業利益率(2026年3月期通期) | 10.5% | 10.4% | ↑ |
| 自己資本比率(2026年3月期末) | 50.2% | 61.5% | ↓ |
| 総資産(2026年3月期末) | 52,774百万円 | 76,540百万円 | ↓ |
| 純資産(2026年3月期末) | 26,724百万円 | 47,319百万円 | ↓ |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー(2026年3月期) | 8,799百万円 | 5,806百万円 | ↑ |
| 現金及び現金同等物期末残高(2026年3月期末) | 12,547百万円 | 15,253百万円 | ↓ |
| 1株当たり期末配当(2026年3月期) | 29.50円 | 28.50円 | ↑ |
| 売上高予想(2027年3月期) | 71,834百万円 | 64,735百万円 | ↑ |
| 営業利益予想(2027年3月期) | 6,801百万円 | 6,787百万円 | — |
事業詳細
「高齢社会に適した情報インフラの構築」をミッションに掲げ、医療・介護/障害福祉・ヘルスケア・シニアライフを事業領域とする。従事者・事業者・エンドユーザをつなぐプラットフォームを展開し、キャリア分野(人材紹介・資格取得スクール)、介護・障害福祉事業者分野(経営支援プラットフォーム「カイポケ」)、海外分野(メディカルプラットフォーム・グローバルキャリア)、事業開発分野(ヘルスケア・シニアライフ)の4分野で事業を展開する。2027年3月期より「キャリア」「介護・障害福祉経営支援」「海外」の3セグメント体制に移行予定。
直近の概況
海外MIMSグループで22,957百万円の大規模減損を計上し当期純損失に転落
2026年3月期は売上高64,735百万円(前期比6.2%増)、営業利益6,787百万円(同7.1%増)と本業は堅調に推移した一方、連結子会社MIMSグループの業績が計画を下回ったことを受け、のれん8,649百万円・商標権13,041百万円・顧客関係資産589百万円・ソフトウエア677百万円の合計22,957百万円の減損損失を特別損失に計上。結果、親会社株主に帰属する当期純損失は14,317百万円となった。また、自己株式取得(3,999百万円)も実施し、純資産は47,319百万円から26,724百万円へ大幅減少。2027年3月期は「足場固めの年」と位置付け、先行投資として計20億円程度を投下する計画。2026年1月に新経営体制へ移行し、2027年3月期より「キャリア」「介護・障害福祉経営支援」「海外」の3セグメント体制に変更する。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 少子高齢化・人口減少の進行による医療・介護/障害福祉従事者の需給ギャップ拡大(2040年に介護職57万人不足見込み)
- カイポケの会員数増加とファクタリング・有料オプションサービスの利用拡大によるARPU向上(介護・障害福祉事業者分野:前期比14.7%増)
- 介護・障害福祉事業者分野における障害福祉領域への本格展開および「かべなしクラウド」の営業体制強化
- 事業開発分野(ヘルスケア・シニアライフ)における新規事業の開発・育成進展(前期比14.6%増)
- 累進配当方針(連結配当性向30%目安)による株主還元強化と2027年3月期1株当たり30.50円への増配計画
- キャリア事業でのAIを活用したマッチングプロセス効率化および保育・介護/障害福祉領域を中心としたキャリアパートナーの積極採用
- 「カイポケコネクト」への移行・外部との資本業務提携も含めたAI機能追加など付加価値の高いプロダクト構築
リスク
- 海外分野:MIMSグループの業績低迷継続リスクおよびメディカルプラットフォーム事業の抜本的見直しに伴う不確実性(2026年3月期に22,957百万円の減損損失を計上済み)
- 海外分野:中東情勢の悪化によるグローバルキャリア事業のクロスボーダー渡航への影響継続(2026年3月期海外分野売上高は前期比5.7%減)
- キャリア分野:人材紹介における求職者の入職までのリードタイム長期化、ダイレクトリクルーティングにおける勤続支援金廃止の影響
- 2027年3月期の先行投資(計20億円程度)による営業利益成長の限定化リスク(営業利益予想は前期比0.2%増の6,801百万円)
- 為替変動リスク:海外子会社(MIMSグループ等)に関連する為替換算調整勘定の変動(2026年3月期末残高6,536百万円)
- カイポケファクタリングサービスの拡大に伴う信用リスク・資金調達コストの増加(短期借入金4,600百万円)
- 自己株式取得(2026年3月期3,999百万円)と大規模減損による純資産・自己資本比率の大幅低下(自己資本比率61.5%→50.2%)
最終更新: 2026年6月19日

