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株式会社タイミー

215A東証グロースサービス業

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株式会社タイミー215A

事業内容

株式会社タイミーは、有料職業紹介事業として「働きたい時間」と「働いてほしい時間」をマッチングするスキマバイトサービス「タイミー」を主軸に、正社員採用サービス「タイミーキャリアプラス」、長期アルバイト採用サポートプラン、BPO・フィールドマネージャー事業、子会社ロジヒーローによる物流倉庫スタッフィング事業を展開している。主要顧客は物流・小売・飲食・介護・ホテル等の人手不足に悩む企業(登録クライアント事業所数46.5万拠点)であり、ワーカーは学生からシニアまで幅広い層(登録ワーカー数1,420万人、2026年4月末時点)が利用している。

ビジネスモデル

クライアントは初期費用・掲載料無料で最短1時間から求人を掲載でき、マッチング成立後にワーカーへ支払う賃金報酬及び交通費の合計額(賃金報酬等)の約30%(2026年4月期実績29.3%)を手数料として当社に支払う。ワーカーへの報酬は当社が立替払いし即日入金する一方、クライアントへは月末締め翌月末払いで一括請求する仕組みであり、流通総額(賃金報酬等の合計額)の拡大が売上成長の主要ドライバーとなっている。

企業の強み

登録ワーカー数1,420万人、登録クライアント事業所数46.5万拠点(2026年4月末時点)に達し、サービス利用率・求人掲載数で国内No.1のスキマバイトプラットフォームとなっている。稼働率は85.9%と、パートタイムの平均稼働率約12%を大幅に上回る水準を維持している。

相互レビュー累計5,573万件、初回勤務時のGood率は双方90%以上、リピーター比率約65%と、サービス開始以来蓄積された勤務実績・評価データがクライアント・ワーカー双方の継続利用を支える競争優位の源泉となっている。

2026年4月末時点で9つの金融機関との間で総額33,000百万円の当座貸越契約及び貸出コミットメント契約を締結しており、ワーカーへの賃金報酬等の立替払いに必要な資金調達余力を確保している。

エンヴァリスの着眼点

当第1四半期の売上高は10,443百万円(前年同四半期10,856百万円)、営業利益は1,937百万円(前年同四半期2,108百万円)となり、比較対象期間は異なるものの数値上は減収減益。冷夏・中東情勢・一部物流大手企業の取扱数量減少が売掛金・立替金の減少要因となっており、物流業界における外部環境の逆風が業績に影響した点は市場環境要因として留意が必要。

物流業界が外部環境の影響を受ける一方、飲食業界はコントラクト業務展開とソリューション提案強化により当第1四半期に売上高成長率のプラス転換を実現し、介護福祉業界も業界特化機能の連続リリースで高成長を維持。業界別ポートフォリオの多角化が単一業界依存リスクを緩和する方向に進んでいる。

2027年4月期通期の連結業績予想(売上高47,613~48,823百万円、営業利益8,821~9,746百万円)は2026年6月11日公表から修正なし。第1四半期の進捗は通期予想レンジの下限に近い水準であり、下期に向けた稼働率・登録ワーカー数の伸長度合いが通期達成の鍵となる。

成長戦略

業界別深耕と周辺事業多角化でプラットフォームの社会インフラ化を加速

業界特化の新機能を連続リリースし、深刻な人手不足を背景とした介護福祉業界向けマッチングで高成長を維持している。

給食・食堂運営等のコントラクト業務への展開とソリューション提案強化により、当第1四半期に売上高成長率のプラス転換を実現した。

外部環境や一部クライアントの取扱数量減少の影響を受けたが、フィールドマネージャーを通じた体制強化と既存大手クライアントの深耕を継続推進している。

株式会社タイミーフィナンシャルを設立(関係会社株式100百万円)するなど、コア事業に隣接する新規事業領域への投資を進めている。

最終更新: 2026年9月11日