技術革新への対応遅延
急速な技術変化とサービス水準の向上により、クライアントのニーズが著しく変化している。対応が遅れた場合、事業および経営成績に重大な影響を与える可能性がある。自社開発の方程式駆動型AI「KIBIT」(日本・米国・欧州で特許取得済み)を技術基盤として競争力維持に努めている。
情報漏洩・セキュリティリスク
医療情報・製薬企業の機密情報・金融・知財・サプライチェーン関連情報など機密性の高い情報を取り扱うため、外部からの不正アクセスや従業員の不正等による情報漏洩リスクが存在する。顕在化した場合、事業中断・損害賠償請求・信用低下等の重大な影響が生じる可能性がある。ISO27001およびJISQ27001認証取得、データ処理センターの分散配置、静脈認証・入退室管理等の対策を実施している。
システム障害・サイバー攻撃
自然災害・通信障害・ランサムウェア等のマルウェア感染・サイバー攻撃等により、AIサービスや解析システムに障害・エラー・遅延が生じる可能性がある。信用低下・復旧対応費用・受注機会の喪失・損害賠償請求等により事業および経営成績に影響を与える。ネットワーク機器の冗長化・EDR・IDS/IPS・ペネトレーションテスト等の対策を講じている。
AI市場環境・規制変化
AI活用事業においては、市場形成の遅れ・顧客の導入判断の長期化・PoCから本格導入への移行遅延・国内外の競争環境の変化・AI関連規制の整備・強化等により、想定どおりに案件化または収益化が進まない可能性がある。また主要取引先が地政学リスクや国際的な通商・制裁措置の影響を受ける場合にも事業および経営成績に影響が生じる。市場環境・規制動向・政治経済情勢を継続的にモニタリングし対応する方針としている。
専門人材の確保・流出
ライフサイエンスAI・リスクマネジメント・DX各事業において専門性を有する人材は限られており、少子高齢化による労働人口減少や人材需要の増加により必要数を確保できないリスクがある。有能な人材が社外に流出した場合、経営活動に支障が生じ事業および経営成績に影響を与える可能性がある。積極的な採用活動の継続・強化と、開発・営業推進・サービス実装の各フェーズに応じた人材育成を推進している。
M&Aに伴うのれん減損リスク
成長戦略の一環としてM&A等を活用する中で、実行後に偶発債務・未認識債務・内部統制上の課題等が判明した場合、または対象事業の収益性が当初想定を下回った場合、のれんその他の資産の減損や事業再編費用が発生する可能性がある。事業、業績および財政状態に影響を与えるリスクがある。実行時のデューデリジェンスおよび実行後のPMIを通じた経営管理体制の整備に努めている。
AI関連法規制への対応
国内外でAI関連法・ガイドラインの整備が進展しており、透明性・説明責任・安全性・データ管理等への対応が求められる。ライフサイエンスAI事業では薬機法への準拠も必要であり、新たな法律・規制の制定や自主規制の要求により、対応支出の増加や事業計画の見直しが必要となる可能性がある。個人情報保護法・著作権法・不正競争防止法等の現行法令への適合も継続的に求められる。
知的財産権侵害リスク
技術革新の速度が速いAI事業領域では第三者の知的財産権の完全な把握が困難であり、当社製品・サービスについて第三者から知的財産権侵害を主張される可能性がある。使用差止め・損害賠償請求・ロイヤルティ支払・製品仕様変更・信用低下等により事業および経営成績に影響を与える。また当社保有の技術・ノウハウが第三者に不正使用された場合、競争力に影響が生じる可能性もある。
為替相場変動リスク
日本円を価格決定のベースとした外貨建て取引および海外連結子会社の存在により、為替相場の変動が収益や財務諸表の円貨換算額に影響を与える。親子会社間の債権債務の減少・債権回収の早期化により為替変動リスクの低減を図るとともに、必要に応じて為替予約等を活用してリスクを最小化する方針としている。
自社製品の品質・不具合リスク
自社開発製品・サービスにおいてプログラミングエラー・解析精度の不具合・運用上の不備等が発生した場合、評判の毀損や市場における受容性の低下を招く可能性がある。新規上市製品が顧客の要求水準を満たさず業務遅延・情報漏洩等のインシデントが発生した場合、損害賠償請求等により事業および経営成績に影響を与える。製品リリース前の試験・レビュー体制の整備と顧客指摘事項の開発・運用への反映により品質維持・向上に努めている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

