モンスターストライク依存リスク
当社グループの収益の大半はデジタルエンターテインメント事業のゲーム課金売上高が占め、その中でも特定タイトル「モンスターストライク」への依存度が高い。市場環境やユーザー利用動向の変化により同タイトルは緩やかな減収傾向にあり、競合他社による魅力的タイトルの投入やユーザー離れが進んだ場合、業績への影響が大きい。機能改善・定期イベント・プロモーション等で利用活性化を図るとともに、新規タイトル開発や海外新興国市場へのリリースを推進している。
モバイル市場変動リスク
当社グループの主要事業はスマートデバイスを通じたサービス提供に依存しており、国内モバイル市場の成長率は逓減傾向にある。法的規制の導入、技術革新、通信事業者の動向変化等により急激かつ大幅な市場変動が生じる可能性があり、想定する成長が実現しない場合には事業・業績・財政状態に影響を及ぼす。当社グループはモバイルネットワークの高速化・低価格化やスマートデバイス普及の継続を前提に事業展開しているが、予期せぬ要因による市場阻害リスクを認識している。
競合激化リスク
スマートデバイス向けサービスは参入障壁が低く、資本力・マーケティング力・開発力で優る国内外企業との競合が激しい。家庭用ゲーム機や動画共有サービス等との間接競合によりユーザーの余暇時間を奪われるリスクもあり、競争激化や対策コストの増大が業績に影響する可能性がある。当社グループは新規サービス開発や事業ポートフォリオの多様化(スポーツ事業・ライフスタイル事業)により競争力維持に努めている。
プラットフォーム依存リスク
デジタルエンターテインメント事業のスマートデバイス向けゲームはApple Inc.およびGoogle Inc.等のプラットフォームを介して提供されており、システム利用・ユーザー獲得において実質的に依存している。プラットフォーム運営事業者との契約継続が困難となった場合や運営方針の変更が生じた場合、収益の大部分を占めるゲーム課金売上高に直接的な影響が及ぶ。当社グループはこれらの事業者との良好な関係構築に努めているが、完全なコントロールは不可能である。
法的規制対応リスク
当社グループの事業は電気通信事業法・資金決済に関する法律・個人情報保護法・青少年ネット環境整備法・自転車競技法等の多数の法令規制を受けており、法令改正や新たなガイドライン策定により事業が制約される可能性がある。海外事業においても豪州のInteractive Gambling Act 2001をはじめとする各国のスポーツベッティング規制・消費者保護規制・マネーロンダリング防止規制等の適用を受ける。違反した場合には業務停止命令・登録取消し等の行政処分を受けるリスクがあり、事業・業績・財政状態に重大な影響を及ぼす可能性がある。
個人情報漏えいリスク
当社グループはユーザーの登録情報等の個人情報を大量に保有しており、漏えい・改ざん・不正使用等が生じた場合、損害賠償請求・信用低下・対応コスト負担等が発生する。個人情報保護基本規程の制定、24時間管理のデータセンター利用、アクセス権限の限定、社内教育の徹底、個人情報漏えい対応保険への加入等の対策を講じているが、リスクを完全に排除することはできない。外部委託事業者による不適切な行為が原因となる場合も想定され、管理・監督の限界がある。
システム障害・サイバー攻撃リスク
当社グループのサービスはデータセンターおよびクラウドサービスを利用して運営されており、アクセス急増による過負荷・電力停止・ソフトウェア不具合・不正アクセス・自然災害等によりシステムがダウンした場合、売上減少・復旧費用の発生・損害賠償請求等が生じる可能性がある。セキュリティ強化・データバックアップ・設備電源の二重化等の対策を講じているが、予測不可能な要因によるリスクを完全に排除することはできない。システム障害はサービスの信頼性低下にも直結し、ユーザー離れを招くリスクがある。
M&A・投融資リスク
当社グループは事業ポートフォリオ拡大のためM&A・出資・合弁事業等を実施しており、連結貸借対照表には相当額ののれんを計上している。統合シナジーが想定通り得られない場合や投資先の業績悪化が生じた場合、のれん・無形固定資産の減損損失計上が必要となり経営成績・財政状態に影響を及ぼす可能性がある。M&A実施前にはデューデリジェンスおよびリスク管理委員会による組織横断的なリスク評価を行っているが、統合プロセスの遅延や想定外のリスク顕在化を完全に防ぐことはできない。
技術革新への対応リスク
インターネット業界では技術革新のスピードと顧客ニーズの変化が速く、新サービスの導入が相次いでいる。変化への適時適切な対応ができない場合、業界における競争力が低下し事業・業績・財政状態に影響を及ぼす可能性がある。当社グループは優秀な技術者の確保と先端技術の研究・システム採用に取り組んでいるが、急速な技術変化に常に対応できる保証はない。
人材確保・育成リスク
事業拡大に伴い事業責任者等の優秀な人材の継続的な確保・育成が必要であるが、計画通りに進まない場合には競争力の低下や事業拡大の制約につながる可能性がある。当社グループは人材確保・育成に努める方針であるが、インターネット業界における人材獲得競争は激しく、必要な人材を適時に確保できる保証はない。人材不足は新規サービス開発や既存サービスの品質維持にも影響を及ぼすリスクがある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

