フジ日本株式会社2114
糖類事業(精糖事業)
精製糖・砂糖関連製品の製造販売を担うフジ日本の基幹事業(連結売上高の約47%)
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期) | 13,444百万円 | 13,807百万円 | ↓ |
| 営業利益(2026年3月期) | 2,507百万円 | 2,530百万円 | ↓ |
| セグメント資産(2026年3月期末) | 18,169百万円 | 15,330百万円 | ↑ |
| 売上高前期比 | △2.6% | — | ↓ |
| 営業利益前期比 | △0.9% | — | ↓ |
事業詳細
精製糖・液糖・砂糖関連製品の製造販売を行うコア事業。関連会社の南栄糖業株式会社(鹿児島県、粗糖生産)および太平洋製糖株式会社(精製糖の委託製造)と連携し、連結子会社フジ日本商事株式会社が精製糖・液糖・糖蜜の販売および国産原料糖の仕入を担う。主要顧客は双日食料株式会社(糖類・機能性素材合算で連結売上高の約38%)。インバウンド需要による菓子・外食向け出荷が収益を下支えする一方、少子高齢化や代替甘味料の浸食による国内砂糖消費の長期的減少が構造的課題。2025年4月1日付の組織変更に伴い、セグメント名称が「精糖事業」から「糖類事業」に変更された。
直近の概況
物流費上昇が想定以上となり、インバウンド好調も吸収できず減収減益
2026年3月期の糖類事業は売上高13,444百万円(前年同期比2.6%減)、営業利益2,507百万円(同0.9%減)の減収減益。インバウンド需要により菓子・外食・土産向け出荷は好調に推移し通期販売数量は前年同期比増となったが、2025年11月の約7年ぶりの値下げ改定(上白大袋1キログラム当たり)による売上単価低下と物流費の想定以上の上昇が収益を圧迫した。海外原糖市況は期末に¢15.52で着地し、期中は¢13台まで下落する場面も見られた。
主要プロダクト
成長ドライバー
- インバウンド需要の継続的増加による菓子・外食・土産向け出荷の好調推移
- 営業体制強化による顧客満足度向上と商権維持
- 堅実な原料調達(原料糖の効率的仕入・生産集約)によるコスト削減
- 品質管理の徹底による製品の安定供給と顧客信頼の維持
リスク
- 少子高齢化・加糖調製品・代替甘味料浸食による国内砂糖消費の長期的減少
- 海外原糖市況の変動リスク(ブラジル・インド・タイ等の生産動向、為替・原油価格の影響)
- 物流費・製造コストの高止まりによる収益圧迫
- 国内製品市況の値下げ改定(2025年11月に約7年ぶりの値下げ)による売上単価低下
- 物価高による消費者の節約志向(飲料関連販売の低調)
最終更新: 2026年6月25日

