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塩水港精糖株式会社

2112東証スタンダード食料品

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塩水港精糖株式会社2112

砂糖事業

塩水港精糖の基幹事業。砂糖の製造・販売で売上高の約95%を占める。

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客、セグメント計)31,368百万円30,864百万円
セグメント利益4,193百万円3,858百万円
セグメント利益率13.4%12.5%
セグメント資産13,634百万円13,714百万円
減価償却費470百万円449百万円
有形・無形固定資産増加額(設備投資額)642百万円360百万円

事業詳細

砂糖事業は当社グループの中核セグメントであり、精糖及びその他糖類を製造・販売する。家庭用・業務用の両チャネルを持ち、国内市場向けが売上の大部分を占める。2026年3月期は業務用製品が大阪万博開催をはじめとした観光・インバウンド需要等の増加により好調に推移し、適正価格での仕入・販売に努めた結果、売上高・セグメント利益ともに過去最高を更新した。

直近の概況

売上高・セグメント利益ともに過去最高を更新。業務用が牽引し利益率も改善。

2026年3月期の砂糖事業は、売上高31,368百万円(前期比1.6%増)、セグメント利益4,193百万円(前期比8.7%増)となり、いずれも過去最高を更新した。業務用製品が大阪万博・インバウンド需要増加により好調に推移した一方、家庭用製品は低調だった。海外原糖市況はブラジル・タイ・インドの増産により2月中旬に5年ぶりの安値13.78セントまで下落したが、適正価格での仕入・販売徹底により収益性が向上した。なお、国際相場の下落等を受け約7年ぶりとなる価格改定(値下げ)を実施した。

主要プロダクト

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精糖(家庭用)

スーパー等の小売チャネルを通じて販売される家庭用精製砂糖。2026年3月期は低調に推移した。国内市中価格(上白大袋1kg当たり)は期初249円~251円で始まり、11月下旬に241円~243円に値を下げ同水準で期末を終了した。

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精糖(業務用)

食品メーカー、外食産業、飲料メーカー等に供給する業務用精製砂糖。2026年3月期は大阪万博開催をはじめとした観光・インバウンド需要等の増加により売上高が前年同期を上回り、セグメント全体の業績を牽引した。

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その他糖類

精糖以外の糖類製品群。砂糖の多機能性(保水・防腐・酸化防止等)に着目した新たな価値提案も継続して取り組んでいる。

成長ドライバー

  • 業務用製品の好調:大阪万博・観光・インバウンド需要の増加が業務用砂糖需要を牽引
  • 適正価格での仕入・販売の徹底による収益率改善(セグメント利益率12.5%→13.4%)
  • フジ日本株式会社とのアライアンス(2025年10月締結)による共同生産・購買・ロジスティクス効率化によるコスト削減・CO2削減
  • 大東製糖株式会社との業務提携による販売体制強化・販売ルートの相互活用
  • 砂糖の多機能性(保水・防腐・酸化防止等)に着目した新たな価値提案・新商品開発の継続

リスク

  • 海外原糖市況の変動リスク:ブラジル・インド・タイ等主要生産国の増産傾向により国際需給が緩和方向にあり、原料コストへの影響が不透明
  • 国内砂糖需要の構造的減少:高甘味度甘味料の台頭、少子高齢化・人口減少による砂糖消費量の漸減傾向が継続
  • 為替変動リスク:原料糖の輸入コストが円安局面で上昇し、収益を圧迫する可能性
  • 家庭用製品の低調:消費マインドの改善遅れや物価上昇による節約志向が家庭用砂糖需要を抑制
  • エネルギー・原材料価格の高止まり:製造コスト上昇が利益率を圧迫するリスク
  • 価格改定(値下げ)実施による売上単価下落リスク:2027年3月期予想では売上高・営業利益ともに前期比減少を見込む

最終更新: 2026年6月25日