事業内容
株式会社ロゴスホールディングスは、株式会社ロゴスホーム・豊栄建設株式会社・坂井建設株式会社・株式会社GALLERY HOUSEなど連結子会社6社を傘下に持つ持株会社。注文住宅・分譲住宅・宅地販売を主軸とし、北海道・東北・北関東・東海・新潟・栃木エリアに展開する。
主要顧客層は世帯年収400〜800万円の一次取得者。2025年5月期の引渡棟数は1,124棟(前期比8.4%増)、売上高は36,269百万円。
2023・2024年2年連続で札幌市住宅建築確認申請数No.1を達成している。
ビジネスモデル
住宅総合展示場への出展を行わず、WEB・SNS・リスティング広告等を活用したデジタルマーケティングで20〜30代の一次取得者を自社ショールームへ直接誘導する。インサイドセールス・MA・SFA・CRMツールを活用して集客コストを抑制しつつ成約率を高める。
設計・施工・販売を自社グループで一貫して行い、MCB工法(自社工場でモジュールを生産し現場で組み立て)による工期短縮・原価削減も収益構造を支える。
企業の強み
住宅総合展示場への出展を行わず、WEB・SNS・リスティング広告等を活用した独自の集客モデルを構築。競合と顧客を取り合わないため成約率が高く、集客コストを抑制できる。インサイドセールス・MA・SFA活用により最少人数(営業2人+設計1人+事務0.5人)での効率的な出店を実現している。
自社工場でモジュールを生産しトラックで運び現場で組み立てるMCB工法(特許出願中)を採用。大工現場の工期を当社比約5割短縮(2023年6月〜2024年5月平均)し、原価削減と品質向上を同時に実現。熟練工不要のため職人不足問題への有効な解決策にもなっている。
ロゴスホームと豊栄建設の合算で2023年・2024年の2年連続札幌市住宅建築確認申請数No.1を達成(出所:北海道住宅通信社)。体験型ショールーム「北海道クラシアム」(温度体験室・地震体験室・全6棟宿泊可能モデルハウス)を共同運営し、北海道エリアでの認知度・集客力を高めている。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
売上高は2024期31,715百万円→2025期36,269百万円→2026期49,502百万円と加速度的に拡大。営業利益は2024期1,391百万円→2025期487百万円(先行投資・上場コストで大幅減益)→2026期1,449百万円とV字回復した。
2026期の増収要因は坂井建設グループイン(決算期変更で14ヶ月計上)と前期開設新店舗の通年寄与による引渡棟数増加。外部要因として新設住宅着工戸数(持家)は前年同期比5.6%減と逆風下での達成。
営業CFは2,152百万円と堅調で、現金及び現金同等物期末残高は9,113百万円に増加した。
成長戦略
出店拡大・M&A・MCB工法・DXの4軸で東海・関東エリアへの全国シェア拡大を推進
2027年5月期に東海・関東エリアを重点地域と位置づけ、岐阜県大垣市含む新規出店5店舗を計画。前期開設の名古屋・四日市・札幌店が通年寄与し、2027年5月期引渡棟数1,608棟を見込む。
2026年6月5日、豊栄建設が札証物産から戸建分譲住宅事業を1,600百万円で譲受完了。在庫不動産1,600百万円を取得し、札幌エリアでの販売力・施工力を活用した早期在庫消化と資産価値最大化を図る。
施工期間想定の見直しと価格転嫁・商品仕様改善を組み合わせ、引渡の過剰な季節変動を是正しつつ原価を平準化。2027年5月期は前期対比で売上総利益率の改善を見込む。売上原価は43,351百万円(前期比6.7%増)と売上高増加率9.6%を下回る計画。
デジタル集客モデルを維持しつつ、営業研修強化・営業サポート体制拡充により営業力を向上。2027年5月期は広告宣伝費603百万円増を計画し、リニューアル・新規出店の認知拡大と契約棟数拡大を目指す。
最終更新: 2026年7月17日

