日東富士製粉株式会社2003
製粉及び食品事業
グループ売上の約83%を占めるコア事業。小麦粉・ミックス粉等を製造販売。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期) | 60,502百万円 | 60,772百万円 | ↓ |
| 営業利益(2026年3月期通期) | 3,523百万円 | 4,582百万円 | ↓ |
| 営業利益率(2026年3月期通期) | 5.8% | 7.5% | ↓ |
| 減価償却費(2026年3月期通期) | 1,392百万円 | 1,342百万円 | ↑ |
| 設備投資額(有形・無形固定資産増加額、2026年3月期通期) | 1,095百万円 | 1,761百万円 | ↓ |
| 海外事業売上高(2026年3月期通期) | 3,683百万円 | 3,468百万円 | ↑ |
事業詳細
日東富士製粉(本体)及び㈱増田製粉所が小麦粉・ふすま・ミックス粉・食品等を製造し、三菱商事㈱・隅田商事㈱・兼三㈱等の特約店を通じて国内外に販売する。国内製粉事業に加え、タイ(Nitto Fuji International Thailand)・ベトナム(NITTO-FUJI INTERNATIONAL VIETNAM)の海外子会社を通じたミックス粉事業も展開。三菱商事グループのバリューチェーンを活用した調達・販売体制と、㈱増田製粉所との調達・製造・販売・研究開発シナジーが競争優位の源泉。
直近の概況
老朽化設備の修繕費増加と副産物価格下落により営業利益が前期比23.1%減と大幅悪化。
2026年3月期の製粉及び食品事業は、外国産小麦の政府売渡価格引き下げ(2025年4月改定で4.6%減、同10月改定で4.0%減)に伴う業務用小麦粉の価格改定により売上高は前期比0.4%減の60,502百万円。営業利益は、老朽化設備に対する修繕費の増加、飼料配合用副産物の価格下落、販売運賃等間接費の高騰が重なり、前期比23.1%減の3,523百万円と大幅減益。2025年度から2026年度にかけて大規模修繕工事を継続中。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 外国産小麦の政府売渡価格引き下げに伴う業務用小麦粉の価格競争力向上と販売数量の堅調な推移
- タイ・ベトナム海外子会社を通じた東南アジア向けミックス粉事業の拡大(当期海外売上高3,683百万円と増収)
- ㈱増田製粉所との調達・製造・販売・研究開発シナジーの極大化
- 三菱商事グループのバリューチェーンを活用した川上から川下までの一貫した事業展開
- DX推進による省力化と設備保全の徹底による生産効率改善および品質水準向上
- 大規模修繕工事完了後の設備安定稼働による修繕費負担の正常化
リスク
- 老朽化設備に対する大規模修繕工事(2025年度〜2026年度)による修繕費の高止まりと利益圧迫
- 飼料配合用副産物(ふすま)の市況価格下落による収益悪化
- 販売運賃等間接費の高騰と価格転嫁の遅れによる利益圧迫
- プレミックス粉の異物混入(樹脂微片)自主回収に伴う信頼性低下リスクと再発防止コストの継続
- 外国産小麦の政府売渡価格改定・為替変動・地政学リスクによる原料調達コスト変動
- 少子高齢化による国内小麦粉市場の縮小均衡基調
最終更新: 2026年6月25日

