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株式会社タウンズ

197A東証スタンダード医薬品

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株式会社タウンズ197A

体外診断用医薬品事業(単一セグメント)

感染症POCT向け抗原検査キットを製造・販売する単一事業会社

期間今期前期増減率
売上高(26年6月期第3四半期累計)10,663百万円17,607百万円(25年6月期第3四半期累計)
営業利益(26年6月期第3四半期累計)3,509百万円9,330百万円(25年6月期第3四半期累計)
営業利益率(26年6月期第3四半期累計)32.9%53.0%(25年6月期第3四半期累計)
経常利益(26年6月期第3四半期累計)3,344百万円9,296百万円(25年6月期第3四半期累計)
四半期純利益(26年6月期第3四半期累計)2,443百万円6,645百万円(25年6月期第3四半期累計)
売上総利益率(26年6月期第3四半期累計)66.0%72.0%(25年6月期第3四半期累計)
総資産(26年6月期第3四半期末)41,447百万円36,515百万円(25年6月期末)
純資産(26年6月期第3四半期末)16,308百万円17,417百万円(25年6月期末)
自己資本比率(26年6月期第3四半期末)39.3%47.7%(25年6月期末)
通期業績予想・売上高(26年6月期)15,048百万円(前期比19.2%減)18,627百万円(25年6月期通期)
通期業績予想・営業利益(26年6月期)4,368百万円(前期比47.1%減)8,265百万円(25年6月期通期)
1株当たり四半期純利益(26年6月期第3四半期累計)23.36円65.53円(25年6月期第3四半期累計)

事業詳細

独自のイムノクロマト法(白金-金コロイド技術によるブラックライン)を用いた抗原検査キットを製造し、医薬品卸売業者経由で病院・開業医に販売。新型コロナウイルス・インフルエンザ・RSウイルス等の感染症検査キットが主力。国内売上が大宗を占め、スズケングループが主要顧客(25年6月期売上の59.4%)。26年6月期は新型コロナ流行縮小と卸売業者の市中在庫消化が重なり大幅減収減益となっている。

直近の概況

新型コロナ流行縮小と卸在庫消化が重なり売上高・営業利益ともに大幅減少

26年6月期第3四半期累計(25年7月〜26年3月)は、前年同期に卸売業者が市中在庫を積み上げた反動で在庫消化が進んだことに加え、新型コロナ感染症の流行規模が前年同期を下回ったことから、売上高10,663百万円(前年同期比39.4%減)、営業利益3,509百万円(同62.4%減)と大幅減収減益。第3四半期単体では売上高2,386百万円(前年同期比57.6%減)、営業利益257百万円(同90.8%減)と特に落ち込みが大きい。一方、特別利益として国庫補助金414百万円を計上したが、特別損失として関係会社株式評価損241百万円も計上。新工場関連の設備投資により長期借入金が増加し、自己資本比率は47.7%から39.3%に低下。通期業績予想(売上高15,048百万円、営業利益4,368百万円)は3月30日公表の変更後予想を維持しており、第3四半期累計の通期予想進捗率は売上高70.9%。

主要プロダクト

product
イムノエース®SARS-CoV-2/Flu(コンボ検査キット)

26年6月期第3四半期累計売上高4,172百万円(前年同期比46.0%減)。前年同期に卸売業者が市中在庫を積み上げた反動と新型コロナ流行縮小が重なり大幅減収。単品では最大の売上規模を誇る主力製品。

product
イムノエース®SARS-CoV-2 Ⅲ(新型コロナ単品検査キット)

26年6月期第3四半期累計売上高2,596百万円(前年同期比44.4%減)。新型コロナ感染症の流行規模が前年同期を下回ったことに加え、卸売業者の在庫消化が進んだことで減収。

product
イムノエース®Flu(インフルエンザ検査キット)

26年6月期第3四半期累計売上高2,240百万円(前年同期比31.1%減)。9月下旬からの早期流行開始・長期継続がプラス要因となったが、卸売業者の在庫消化の影響を受け減収。コロナ関連製品と比較すると減少幅は相対的に小さい。

platform
D-IA(デジタルイムノアッセイ)

慢性疾患・予防未病領域への事業ドメイン拡大を目的とした新製品開発領域。詳細な売上内訳は短信上開示なし。

service
タウンズクリニカルラボ(検査受託サービス)

その他カテゴリに含まれる検査受託サービス。26年6月期第3四半期累計のその他売上高は1,654百万円(前年同期比15.4%減)。

成長ドライバー

  • インフルエンザの早期流行開始(9月下旬)と長期継続による検査需要の下支え
  • 新工場設立による生産キャパシティ拡大・2拠点体制によるBCP強化・物流費削減
  • 卸売業者の市中在庫消化進展による第4四半期以降の需要回復期待
  • コンボ検査キット(SARS-CoV-2/Flu)の市場需要拡大と安定供給継続による売上シェア維持
  • D-IAや慢性疾患・予防未病領域への新製品開発による事業ドメイン拡大

リスク

  • 感染症流行水準の変動による業績の季節性・不確実性(新型コロナ流行縮小が26年6月期に顕在化)
  • 卸売業者の市中在庫水準変動による売上タイミングのズレ(26年6月期第3四半期累計で大幅減収の主因)
  • 新型コロナ・インフルエンザ等特定製品への売上依存(コンボ・コロナ単品で累計売上の約63%)
  • スズケングループへの販売集中(25年6月期売上の59.4%)による取引先集中リスク
  • 新工場建設に伴う借入金増加(短期借入金7,500百万円・長期借入金12,422百万円)による財務負担増加と金利上昇リスク
  • 通期業績予想に対する第3四半期累計進捗率が70.9%にとどまり、第4四半期での挽回が必要な状況

最終更新: 2025年9月25日