株式会社大気社1979
環境システム事業
ビル空調・産業空調を軸に国内外で展開する大気社の中核セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 完成工事高(連結・通期) | 183,043百万円 | 169,420百万円 | ↑ |
| セグメント利益(経常利益ベース・通期) | 20,820百万円 | 15,299百万円 | ↑ |
| 受注工事高(連結・通期) | 216,588百万円 | 179,197百万円 | ↑ |
| 次期繰越工事高(連結・期末) | 186,265百万円 | 153,223百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 126,866百万円 | 134,943百万円 | ↓ |
| うち海外完成工事高(連結・通期) | 61,448百万円 | 60,630百万円 | ↑ |
| うち海外受注工事高(連結・通期) | 72,342百万円 | 60,386百万円 | ↑ |
事業詳細
一般事務所・ホテル・病院・データセンター等向けのビル空調設備と、半導体・電子部品・医薬品・食品等の製造工場向けクリーンルームを含む産業空調設備の設計・監理・施工および関連資機材の製造・販売を行う。国内外のグローバルネットワークを活用し、日系・非日系メーカーの設備投資需要を取り込む。2026年3月期通期の完成工事高は連結全体の約64%を占める中核事業。
直近の概況
受注・完成工事高ともに前期比大幅増、セグメント利益は前期比36%超増加
2026年3月期通期において、ビル空調分野がタイ・シンガポール等での受注増加を主因に前期比43.4%増の77,129百万円、産業空調分野も前期比11.2%増の139,458百万円と国内外で受注が拡大。完成工事高は183,043百万円(前期比8.0%増)。セグメント利益(経常利益)は20,820百万円と前期比5,521百万円増加。次期繰越工事高は186,265百万円(前期比21.6%増)と高水準を維持し、次期への収益貢献が期待される。アセアン地域では複数国拠点連携による受注・施工活動を推進し、インド拠点経由でインドネシア・ベトナムの製薬メーカー案件を受注するなど地域戦略が具体的成果を上げている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 国内半導体・データセンター関連の設備投資継続(半導体関連メーカーやデータセンター関連需要が国内外で高まり、引き続き設備投資が継続する見通し)
- ビル空調分野の受注急拡大(2026年3月期受注工事高前期比43.4%増)および都市圏再開発需要の堅調推移
- アセアン地域での複数国拠点連携による受注・施工活動の高度化(アセアン戦略室・東アジア戦略室・インド戦略室の新設による組織的推進)
- インド拠点を活用した製薬・食品・半導体関連顧客へのアプローチ拡大(インドネシア・ベトナムでの製薬メーカー案件受注実績)
- 次期繰越工事高186,265百万円(前期比21.6%増)による次期売上高の下支え効果
- BIM・フロントローディング推進による生産性向上と収益性改善
リスク
- 米中摩擦・米国関税政策・地政学リスクによる海外顧客の設備投資抑制リスク(中東情勢、原油価格高騰、サプライチェーン混乱等)
- 国内産業空調分野における顧客の投資時期見直しリスク(半導体関連投資の集中後の反動減)
- 為替変動(円高)による海外子会社の円換算売上・利益への影響
- 熟練技術者・施工管理人材の不足による受注能力・施工品質への影響(アセアン地域での施工人員確保を含む)
- 中国市場における不動産低迷・米中摩擦による内外需要低迷リスク
最終更新: 2026年6月17日

