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株式会社ヤマト

1967東証スタンダード建設業

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株式会社ヤマト1967

建設工事業

ヤマトグループの主力セグメントで、売上高の約99%を占める建設工事全般を手掛ける。

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客)53,741百万円52,638百万円
セグメント利益(営業利益)5,287百万円4,652百万円
セグメント利益率9.8%8.8%
セグメント資産59,922百万円57,114百万円
受注高54,618百万円58,809百万円
期末繰越高46,456百万円45,579百万円
有形・無形固定資産増加額4,481百万円837百万円

事業詳細

建築・土木、空調・衛生、電気・通信、水処理プラント、冷凍・冷蔵の5分野にわたる工事の設計・監理・施工を行う。官公庁・民間双方を顧客とし、自社工場での配管加工による現場施工から工場製造へのトランスフォーメーションを推進。大和メンテナンス、埼玉ヤマト、ヤマト・イズミテクノス、サイエイヤマト、上毛建設など複数の連結子会社が各専門領域を担う。

直近の概況

売上高・利益ともに増加も、受注高は前期比7.1%減と先行指標が悪化。

2026年3月期の建設工事業は売上高53,741百万円(前期比2.1%増)、セグメント利益5,287百万円(前期比13.7%増)と増収増益を達成。水処理プラント(売上高前期比25.0%増)・電気通信(同10.0%増)が牽引。一方、受注高は54,618百万円(前期比7.1%減)と減少し、特に空調・衛生(同13.2%減)・冷凍冷蔵(同26.7%減)が大幅減。ヤマトテクノパーク建設に向け有形固定資産取得が急増し、建設仮勘定が3,483百万円(前期末131百万円)に膨らんでいる。

主要プロダクト

service
空調・衛生工事

空調設備・衛生設備の設計・施工・メンテナンスを行う。2026年3月期の売上高は34,816百万円(前期比1.7%減)。設備等のメンテナンス収益1,324百万円を含む。受注高は35,637百万円(前期比13.2%減)と大幅減少しており、先行指標として注視が必要。

service
水処理プラント工事

上下水道・水処理プラントの設計・施工を行う。2026年3月期の売上高は5,524百万円(前期比25.0%増)と大幅増収。受注高も5,167百万円(前期比17.8%増)と好調。繰越高は7,018百万円と高水準を維持。

service
電気・通信工事

電気設備・通信設備の設計・施工を行う。2026年3月期の売上高は7,868百万円(前期比10.0%増)と増収。受注高も8,521百万円(前期比10.0%増)と堅調。繰越高は6,026百万円(前期比12.2%増)と積み上がっている。

service
冷凍・冷蔵工事

冷凍・冷蔵倉庫等の設備設計・施工を行う。2026年3月期の売上高は2,842百万円(前期比1.0%減)とほぼ横ばい。受注高は2,410百万円(前期比26.7%減)と大幅減少しており、繰越高も749百万円(前期比36.6%減)と急減している。

service
建築・土木工事

建築・土木工事の設計・施工を行う。2026年3月期の売上高は2,690百万円(前期比3.6%減)。受注高は2,871百万円(前期比23.0%増)と大幅増加。繰越高は1,302百万円(前期比16.2%増)と積み上がっている。

成長ドライバー

  • 水処理プラント・電気通信工事の受注好調(それぞれ前期比17.8%増・10.0%増)による売上構成の多様化
  • 自社工場での配管加工推進による現場施工から工場製造へのトランスフォーメーション(生産性向上・品質改善)
  • 「ヤマトテクノパーク」稼働に向けた鉄骨加工・設備加工の自動化・ロボット化投資(新中期経営計画2026〜2028年)
  • 公共投資の底堅い推移と民間設備投資の持ち直しによる建設需要の継続
  • 期末繰越高46,456百万円(前期比1.9%増)の積み上がりによる次期売上の可視性確保

リスク

  • 空調・衛生の受注高が前期比13.2%減、冷凍・冷蔵が同26.7%減と主力分野の受注が大幅減少しており、中期的な売上成長の鈍化リスク
  • 資機材価格の高止まりと技術者・技能労働者不足の深刻化による工事原価上昇リスク
  • ヤマトテクノパーク建設に伴う大規模設備投資(建設仮勘定3,483百万円)の稼働遅延・費用超過リスク
  • 工期延長傾向や働き方改革対応による施工能力の制約
  • 冷凍・冷蔵の繰越高が前期末比36.6%減の749百万円まで急減しており、当該分野の受注パイプライン枯渇リスク

最終更新: 2026年6月15日