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三機工業株式会社

1961東証プライム建設業

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三機工業株式会社1961
テクノロジー

人財確保に関するリスク

大幅な採用計画の未達や離職率の増加、協力会社技術者の減少により施工に必要な人員が確保できない場合、業績に影響を及ぼす可能性がある。特に半導体・データセンター・大都市圏再開発案件の増加に伴い物件の大型化が進む中、施工要員と協力会社の確保が事業遂行上の重要課題となっている。対策として初任給・給与水準の引き上げ、協力会社との信頼関係強化、施工の自動化・省力化、全社横断的な要員調整体制の構築を推進している。

法規制

労働時間上限規制リスク

2024年4月から建設業に適用された労働時間上限規制により、延べ労働時間の低下に伴い対応可能工事量が低減し、業績に影響を及ぼす可能性がある。建設業界全体の供給能力制約が強まる中、受注機会の損失や工期遅延リスクが高まっている。BIMなどICTを活用した設計・施工の効率化により対応を図っている。

市場

資機材調達・労務費高騰リスク

為替変動やエネルギー価格上昇等により資機材価格および労務費が急激に高騰し、それを請負金額に反映させることが困難な場合、業績に影響を及ぼす可能性がある。また資機材の納入遅延により全体工期が遅れ、顧客の信用・信頼を失うリスクも存在する。受注前の物価上昇対応条項の契約交渉、早期発注と原価圧縮、納期情報の常時更新により対応している。

テクノロジー

不採算工事発生リスク

工事途中での設計変更、工程遅れによる作業員増員・手直し工事等の想定外追加原価により不採算工事が発生する可能性がある。特に大規模プロジェクトでは工程管理の複雑化によりコスト超過・納期遅延・品質問題が発生し採算が悪化するリスクが高まっている。定期的な工事進捗管理によるリスク早期把握、プロジェクトマネジメント体制強化、BIM/CIMを活用した施工シミュレーションにより対応している。

市場

米国関税政策リスク

米国政府による関税政策の変更により、顧客の設備投資動向の変化や資機材価格の上昇が生じた場合、業績に影響を及ぼす可能性がある。グローバルなサプライチェーンへの依存度が高い設備工事業において、調達コスト増加と受注環境悪化が同時に発生するリスクがある。顧客の設備投資動向・資機材価格のモニタリング強化、多様な供給源確保、為替ヘッジ等により対応している。

テクノロジー

データセキュリティ・システム障害リスク

情報管理の不備やサイバー攻撃・システム障害により業務停止や個人情報・顧客機密情報(施工図面等)の流出が発生し、損害を被る可能性がある。顧客の機密情報を多数取り扱う設備工事業の特性上、情報漏洩は顧客との信頼関係に重大な影響を与えうる。不正アクセス対策強化、専門業者による常時監視、協力会社へのセキュリティ対策確認、BCP対策整備により対応している。

テクノロジー

技術開発・陳腐化リスク

脱炭素化・省エネに関する最新技術の導入需要が高まる中、新技術の開発・導入や体制構築の遅れにより既存技術が陳腐化した場合、競争力低下により業績に影響を及ぼす可能性がある。生成AIを始めとするデジタル技術の導入遅れも業務プロセス最適化の障害となり、競争力喪失につながるリスクがある。省エネ関連の積極的な技術開発投資、技術開発要員の増強、DX認定取得・デジタル改革推進部設置により対応している。

財務

株式相場変動リスク

保有株式の時価下落により資産減少と損失が発生するとともに、退職給付年金資産・信託資産の減少により積立不足が発生する可能性がある。政策保有株式については2028年3月末までに連結純資産の20%未満とすることを目標に、2024年3月末時点から上場株式の銘柄数・金額ともに50%以上削減する方針を掲げている。退職給付年金資産・信託資産の運用状況モニタリングおよび体制強化により対応している。

テクノロジー

海外事業リスク

現地法令・規制の認識不足による行政指導・罰金リスクに加え、戦争・テロ・政情悪化・経済状況変動・予期しない法律変更等により業績に影響を及ぼす可能性がある。特に中国経済悪化による事業採算悪化リスクも明示されており、地政学的リスクが複合的に存在する。現地スタッフへの教育推進、現地情報の的確な収集分析、「海外危機管理マニュアル」の検証・更新により対応している。

財務

環境システム事業の長期価格変動リスク

DBO案件は長期にわたる運営維持管理を伴うため、著しい物価上昇等の予期しない事象が発生した場合に業績が悪化する可能性がある。地方自治体の財政悪化を背景とした価格競争の激化も重なり、環境システム事業の収益性が圧迫されるリスクがある。物価スライド条項等を契約に取り入れる交渉、事業運営のモニタリング徹底、LCE事業の展開により対応している。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年7月19日