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株式会社クラフティア

1959東証プライム建設業

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株式会社クラフティア1959

設備工事業

電気工事・空調管工事を主軸とする中核セグメント(売上構成比約96%)

期間今期前期増減率
売上高457,524百万円454,373百万円
セグメント利益(営業利益)51,219百万円37,993百万円
工事受注高479,014百万円452,113百万円
期末手持工事高476,049百万円454,059百万円
セグメント利益率(営業利益率)11.2%8.4%
減価償却費4,637百万円4,349百万円
九州電力グループ向け売上高53,694百万円50,938百万円

事業詳細

配電線工事・屋内配線工事・電気通信工事等の電気工事および空気調和・冷暖房・給排水衛生設備・水処理工事等の空調管工事の設計・施工を行う。九州電力グループ向け配電線工事を基盤としつつ、首都圏・福岡の再開発案件、関西圏の統合型リゾート案件、データセンター関連工事等の民間大型案件を全国展開。売上高457,524百万円は連結売上高の約96%を占める中核事業。

直近の概況

工事利益率の大幅向上により営業利益が前期比34.8%増の51,219百万円に急拡大

2026年3月期の設備工事業は、売上高457,524百万円(前期比0.7%増)と小幅増収にとどまった一方、工事利益率の向上によりセグメント利益は51,219百万円(前期比34.8%増)と大幅増益を達成。受注面では屋内線工事が263,683百万円(前期比17.7%増)と急増し、期末手持工事高は476,049百万円(前期比4.8%増)に積み上がった。諸物価の上昇を適切に価格転嫁しつつ、最適要員配置を踏まえた計画的な受注活動を推進した結果。宇久島メガソーラーEPC工事は佐世保側交直変換所の建設用地を4月末取得予定で、2026年度中の完成から遅延する見通し。

主要プロダクト

service
配電線工事

九州電力グループ(九州電力㈱、九州電力送配電㈱、㈱九電送配サービス)との委託契約を基盤とする安定的な受注事業。当期売上高56,595百万円(前期比10.2%増)、受注高56,716百万円(前期比7.6%増)。

service
屋内線工事(電気工事全般)

売上高238,543百万円(前期比0.2%増)と設備工事業の約52%を占める最大部門。受注高は263,683百万円(前期比17.7%増)と大幅増加し、期末手持工事高は313,687百万円(前期比8.7%増)に積み上がっている。首都圏・福岡の再開発案件や統合型リゾート、データセンター関連工事が牽引。

service
空調管工事

売上高162,385百万円(前期比1.6%減)、受注高158,614百万円(前期比9.6%減)。期末手持工事高は157,601百万円(前期比2.0%減)。受注は減少したものの、利益率の向上により収益性は改善。

service
宇久島メガソーラーパーク建設工事(EPC)

京セラおよびクラフティアを中心として設立したSPCが発電事業者となる大型再エネ案件のEPC工事を担う。佐世保側の交直変換所建設用地を4月末に取得予定。現時点での完成時期は2026年度中の完成から遅れる見通し。SPCではFIP制度への転換やコーポレートPPAの活用等、新たな収益改善スキームへの見直しを検討中。

成長ドライバー

  • 首都圏・福岡の再開発案件、関西圏の統合型リゾート案件、データセンター関連工事を中心とした旺盛な民間設備投資需要の継続
  • 工事利益率の継続的向上(諸物価上昇の適切な価格転嫁と最適要員配置による収益性改善)
  • 屋内線工事受注高の大幅増加(263,683百万円、前期比17.7%増)による期末手持工事高476,049百万円への積み上がり
  • 九州電力グループとの委託契約による安定的な配電線工事受注基盤(売上高の約11.7%を占める主要顧客)
  • 中期経営計画(2025-2029年度)における経常利益600億円・ROIC10%以上目標に向けた受注選別と利益率重視の経営方針
  • 次期(2027年3月期)の設備工事業売上高予想481,500百万円・工事受注高予想495,000百万円と引き続き成長見込み

リスク

  • 宇久島メガソーラー建設工事における完成時期の遅延(2026年度中の完成から遅れる見通し)およびSPCにおける環境配慮コスト増加による採算性低下リスク
  • 材料費・人件費の高騰による工事原価上昇リスク(物価上昇の価格転嫁が困難な案件における利益率悪化)
  • 労働需給の逼迫(人口減少による人手不足)に伴う施工力不足・要員確保難による工事進捗遅延リスク
  • 米国関税政策・中国の対日輸出規制強化・中東情勢の緊迫化等、不安定な国際情勢による国内企業の設備投資計画への影響リスク
  • 大型案件の竣工集中・分散による売上高の期間変動リスク
  • 空調管工事の受注減少(前期比9.6%減)が継続した場合の中期的な売上構成への影響

最終更新: 2026年6月23日