日本リーテック株式会社1938
電気設備工事業
鉄道・道路・送電線等の電気設備工事を手掛ける中核セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(完成工事高) | 70,483百万円 | 65,264百万円 | ↑ |
| セグメント利益(営業利益) | 10,152百万円 | 8,250百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 58,600百万円 | 55,217百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 809百万円 | 844百万円 | ↓ |
| 有形・無形固定資産増加額(設備投資) | 1,260百万円 | 369百万円 | ↑ |
| 受注工事高 | 82,389百万円 | 62,751百万円 | ↑ |
| 繰越工事高(期末残高) | 59,624百万円 | 47,718百万円 | ↑ |
事業詳細
鉄道電気設備(信号・電車線・発変電・情報通信)、道路設備(交通信号・標識・遮音壁)、屋内外電気設備(屋外・屋内・太陽光発電)、送電線設備(架空送電線路・系統用蓄電池・データセンター向けエネルギー基盤)の4部門で構成。主要顧客は東日本旅客鉄道㈱をはじめ、電力会社・高速道路会社・官公庁等。連結売上高の約95%を占める中核事業であり、老朽化インフラ更新・国土強靭化・脱炭素化需要を主な収益基盤とする。
直近の概況
受注高・完成工事高・セグメント利益がいずれも過去最高を更新
2026年3月期の電気設備工事業は、受注工事高82,389百万円(前期比31.3%増)、完成工事高70,483百万円(前期比8.0%増)、セグメント利益10,152百万円(前期比23.1%増)と全指標で過去最高を達成。特に送電線設備部門の受注工事高が前期比197.1%増の20,475百万円と急拡大し、系統用蓄電池・データセンター向けエネルギー基盤工事の複数大型プロジェクト受注が牽引。期末繰越工事高は59,624百万円(前期比25.0%増)に達し、次期以降の売上基盤が大幅に積み上がっている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 老朽化インフラの更新需要および国土強靭化に資する公共投資の継続的拡大
- 脱炭素社会実現に向けた系統用蓄電池・再生可能エネルギー関連工事の急増(送電線設備部門の受注高が前期比197.1%増の20,475百万円)
- 東日本旅客鉄道㈱の安全・安定輸送に伴う設備更新工事の継続的受注(鉄道電気設備部門の受注高が前期比5.2%増の39,973百万円)
- 豊富な繰越工事高(2026年3月期末59,624百万円、前期比25.0%増)を背景とした安定的な売上計上
- 継続的な価格交渉・原価管理・DX推進・柔軟な要員操配による利益率改善
- データセンター・系統用蓄電池等の新たなエネルギー基盤工事への部門横断的な事業展開
リスク
- 東日本旅客鉄道㈱への売上集中リスク(完成工事高の主要顧客として高い依存度が継続)
- 人手不足・人件費上昇および資材価格高騰による採算悪化リスク
- 送電線設備部門における大型プロジェクト受注の集中に伴う将来的な反動減リスク(2026年3月期受注高は前期比197.1%増と急拡大)
- 工事完成引渡しが第4四半期に集中する季節的変動による業績の偏重
- 地政学リスクや米国通商政策(関税強化)に伴う原材料・エネルギー価格上昇による建設コスト増加リスク
- 国内金融政策(政策金利引き上げ)変動に伴う建設投資の下振れリスク
最終更新: 2026年6月24日

