住友林業株式会社1911
木材建材事業
木材・建材の仕入・製造・加工・販売を担うグループの基盤事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(セグメント間内部含む) | 56,429百万円 | 58,245百万円 | ↓ |
| 外部顧客への売上高 | 51,403百万円 | 53,587百万円 | ↓ |
| セグメント経常損益 | △1,058百万円(経常損失) | 564百万円(経常利益) | ↓ |
事業詳細
木材(原木・チップ・製材品・集成材等)および建材(合板・繊維板・木質加工建材・窯業建材・金属建材・住宅設備機器等)の仕入・製造・加工・販売を行う。国内流通事業、国内外製造事業(インドネシア合板、ベトナムパーティクルボード、米国製材等)で構成され、グループ内住宅事業への資材供給を通じたバリューチェーン統合も担う。主な関係会社は住友林業クレスト㈱、PT. Kutai Timber Indonesia、Nelson Pine Industries Ltd.等。
直近の概況
国内流通再編と米国製材工場の生産遅れで減収・経常損失に転落
2026年第1四半期(1〜3月)の木材建材事業は、売上高56,429百万円(前年同期比3.1%減)、経常損失1,058百万円(前年同期は経常利益564百万円)となった。国内流通事業の再編・強化を目的として連結子会社株式をジオリーブグループ㈱に譲渡したことによる売上減少に加え、前期に買収した米国製材工場における生産の遅れが収益を圧迫し、黒字から赤字へ転落した。なお、2026年1月の組織改正に伴い報告セグメントが5区分に再編されており、前期比較は変更後の区分に基づく。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 米国ルイジアナ州製材工場の生産正常化によるグループ内シナジー(住宅事業への木材供給)の本格化
- ジオリーブグループ㈱との資本業務提携による流通事業の独自サプライチェーン構築
- 福島県いわき市の国産スギ製材工場稼働による木材コンビナート事業の推進
- 国内住宅事業の堅調な受注・販売を背景とした内装建材需要の取り込み
- 国内外M&Aに伴う負ののれん発生等による経常利益の押し上げ効果
リスク
- 国内新設住宅着工戸数の減少継続による木材・建材販売の低迷
- 原材料価格(木材・合板原料等)の高止まりによるコスト圧迫
- インドネシア合板事業の販売数量減少およびベトナムパーティクルボードの価格下落リスク
- 米国通商政策(関税引き上げ)による木材調達コストや輸出環境への影響
- 米国製材工場における生産遅れの長期化リスク
- インドネシア子会社PT. Mayangkara Tanaman Industri(MTI社)に対する環境訴訟(2026年1月提起、請求額3,234百万円相当)
最終更新: 2026年5月8日

