株式会社ナカボーテック1787
港湾事業
ナカボーテックの主力セグメント。売上高構成比58.8%を占める防食工事の中核事業。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(2026年3月期通期) | 8,769百万円 | 9,269百万円 | ↓ |
| セグメント利益(2026年3月期通期) | 2,178百万円 | 2,348百万円 | ↓ |
| 売上高構成比(2026年3月期通期) | 58.8% | 62.9% | ↓ |
事業詳細
港湾施設(岸壁、桟橋、護岸、沖合構造物、防波堤、取水・放水施設、沈埋トンネル、船体外板、浮体構造物等)を対象に、電気防食・被覆防食・塗装防食の3技術を組み合わせた総合防食サービスを提供する。官公庁向けを主体とし、民間企業の設備保全工事も手掛ける。高い専門性を背景に特命受注比率が高く、参入障壁の高い事業領域を形成している。
直近の概況
前期比売上高500百万円減・利益170百万円減と主力セグメントが減収減益。
2026年3月期の港湾セグメント売上高は8,769百万円(前期9,269百万円)、セグメント利益は2,178百万円(前期2,348百万円)と、いずれも前期を下回った。会社全体の受注高が前期比303百万円減の14,610百万円となった中、港湾分野においても好調であった前事業年度の水準には及ばなかった。一方、会社は中期的に港湾分野の成長を引き続き期待しており、2027年3月期予想でも港湾事業を中心に堅調推移を見込んでいる。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 官公庁による港湾インフラ老朽化対策・更新投資の継続(大型予算案件の順調な出件)
- 民間企業の設備保全工事需要の拡大
- 既存防食装置の耐用年数到来に伴う更新・維持管理需要の安定的発生
- 洋上風力発電分野への新規展開(「23中計」で注力領域として位置付け)
- 高い専門性に基づく特命受注比率の維持による競合参入障壁
- 中期的事業環境として会社が港湾分野の成長を明示的に期待
リスク
- 賃金相場上昇に伴う労務費増加による利益圧迫(2026年3月期も継続)
- 主要原材料(アルミニウム合金陽極等)の価格上昇リスク
- 官公庁予算の変動・大型案件の出件時期のずれによる売上変動リスク
- 前期比で売上高・利益ともに減少しており、受注残高の動向が次期業績の先行指標として注視が必要
- 中東情勢の動向による原材料価格・エネルギー価格・資材調達面への影響
- 建設業の時間外労働規制に伴う施工能力・コスト構造への影響
最終更新: 2026年6月22日

