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オリエンタル白石株式会社

1786東証プライム建設業

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オリエンタル白石株式会社1786

建設事業

グループ売上の約83%を占める中核セグメント。PC土木・ケーソン・補修補強が主力。

期間今期前期増減率
売上高56,828百万円53,957百万円
セグメント利益(営業利益)4,725百万円5,011百万円
受注高76,325百万円55,241百万円
受注残高106,082百万円86,585百万円
セグメント資産68,793百万円69,039百万円
減価償却費1,611百万円1,239百万円

事業詳細

プレストレストコンクリート(PC)土木構造物の建設工事・製造販売、ニューマチックケーソン工法を用いた建設工事、橋梁等の補修補強工事、PC建築構造物の設計施工、建設機材の設計・製作を展開。主要顧客は中日本高速道路・西日本高速道路・国土交通省等の公共機関。オリエンタル白石株式会社を中心に、株式会社タイコー技建・株式会社榮開発・株式会社デンカリノテックが構成会社(株式会社菊政・菊政工務店は2026年1月1日付でタイコー技建に吸収合併)。

直近の概況

売上高は前期比5.3%増も、販管費増加等により営業利益は5.7%減。受注高は38.2%増と大幅拡大。

当期売上高は56,828百万円(前期比5.3%増)と増収となったが、新規連結子会社(デンカリノテック)の寄与がある一方、主に新設橋梁工事の減少が影響した。セグメント利益は4,725百万円(前期比5.7%減)と減益。受注高は76,325百万円(前期比38.2%増)と大幅増加し、受注残高は106,082百万円(前期比22.5%増)に積み上がった。なお、連結子会社が製作を担当した阪神なんば線淀川橋梁改築工事において要求品質を満足しない製品が発見され、橋梁の再製作・再架設が必要となり、特別損失(支払補償金774百万円)を計上した。

主要プロダクト

service
PC土木(新設橋梁他)

中央新幹線・北海道新幹線・大阪モノレール等の大型インフラ向けPC橋梁の製作・架設を担う。当期は新設橋梁工事の減少が売上・利益の押し下げ要因となった。

service
ニューマチックケーソン・一般土木

首都圏を中心とした大型ポンプ場・調整池等の地下構造物工事を担う。タイコー技建による菊政・菊政工務店の吸収合併によりケーソン施工・整備能力を強化。

service
補修補強工事

東日本・中日本・西日本高速道路会社向けの特定更新等工事が主力。インフラ老朽化対策需要を背景に安定的な受注を確保。株式会社デンカリノテック子会社化によりコンクリート補修・補強分野の技術領域を拡充。

service
PC建築

防衛省等の官公庁施設向けPC建築工事を手掛ける。武山教育施設等整備工事等が繰越工事として進行中。

成長ドライバー

  • 公共工事請負金額の年度累計が前年同期比110.8%と堅調に推移し、補正予算効果も含め受注環境が良好
  • 首都圏を中心とした大型ポンプ場等ニューマチックケーソン工事の旺盛な発注
  • インフラ老朽化対策・防災・減災需要の拡大による補修補強工事の継続的な需要増
  • 株式会社デンカリノテック子会社化(2025年4月1日、取得原価331百万円、議決権比率51%)によるコンクリート補修・補強分野の技術・事業領域拡充
  • タイコー技建による菊政・菊政工務店吸収合併(2026年1月1日効力発生)でケーソン施工・整備能力を強化
  • 受注残高が106,082百万円(前期比22.5%増)と積み上がり、今後の売上計上余力が大きい
  • 新中期経営計画2026-2028において最終年度(2029年3月期)売上高800百万円・営業利益68百万円を目標に掲げ、3年間で200百万円規模の投資を計画

リスク

  • PC土木(新設橋梁)・ニューマチックケーソン工事における大型工事の進捗遅延リスク(大阪モノレール・北海道新幹線等)
  • 阪神なんば線淀川橋梁改築工事における橋梁再製作・再架設の確実な完工リスクおよびグループの品質管理体制・社会的信頼回復に係るリスク
  • のれん償却費増加(当期313百万円)および販管費増加による利益率低下リスク
  • 働き方改革に伴う工期延伸・協力業者を含めた人件費上昇による原価率悪化リスク
  • 鉄鋼等建設資材の価格高騰および米国通商政策に起因するサプライチェーン・エネルギー価格への影響リスク
  • 公共投資の急激な削減や発注ロット大型化による繰越工事増加と配置人員バランスの悪化
  • 工事原価総額の見積り誤差(インプット法による進捗度認識)による損失計上リスク

最終更新: 2026年6月22日