工場集中による操業停止リスク
生産設備の大部分が坂戸本社工場に集中しており、火災・地震等の災害や重大な設備事故、使用原材料の供給停止が発生した場合、事業活動が停止する可能性がある。災害対策マニュアルの作成や防災訓練等の対策を講じているが、被害を完全に回避できるものではなく、業績への影響度は大と評価されている。
創業者依存リスク
代表取締役社長・中村孝人氏は創業者として40年以上にわたり経営方針・事業戦略の立案・決定において中心的役割を担っている。取締役・執行役員への権限委譲により依存軽減を図っているが、同氏が業務継続困難となった場合、業績に重大な影響を与える可能性があり、影響度は大と評価されている。
海外カントリーリスク
香港に持株会社、中国上海に製造販売拠点を有しており、政情不安・反日感情・経済環境悪化・労働争議・テロ・自然災害・感染症蔓延等の不測の事態が発生した場合、生産・販売活動の停止や現地資産の喪失につながる可能性がある。現地情勢の常時把握に努めているが、影響度は大と評価されている。
情報セキュリティリスク
細胞加工受託サービスの提供において顧客データ・個人情報を取り扱っており、不正アクセスや人為的ミスによる情報漏洩・改ざん等が発生した場合、社会的信用の失墜や損害賠償請求が生じる可能性がある。「個人情報保護方針」に基づく適切な管理に努めているが、影響度は大と評価されている。
製造物責任リスク
細胞培養用培地・細菌検査用培地等の主力製品においてコンタミネーションや異物混入等の品質問題が発生した場合、大規模な製品回収や製造物責任賠償が生じる可能性がある。GMP準拠の品質管理体制を構築し製造物責任保険に加入しているが、保険が賠償額を十分にカバーできるとは限らず、影響度は中と評価されている。
研究開発の遅延・中止リスク
アカデミアや企業との共同研究を含む新製品開発・既存製品改良において、計画どおりの進行が困難となる場合や製造販売承認取得に時間を要する場合がある。開発の期間延長・中止により追加投資が必要となるか、それまでの研究開発費の回収が見込めなくなる可能性があり、影響度は中と評価されている。
人材確保・育成リスク
変化する顧客ニーズへの対応には高い専門性を有する人材の確保・育成が重要であるが、業界の人材流動性が比較的高い傾向にある。適切な人材が十分に確保・育成できない場合、業績に影響を与える可能性があり、影響度は中と評価されている。
細胞加工事業の事業環境リスク
細胞加工受託サービスはインバウンド患者の来院数に大きく依存しており、新型コロナウイルス感染症流行時にはインバウンド患者の激減により売上高が大幅に減少した実績がある。今後も感染症その他の要因によりインバウンド患者数が変動した場合、業績に影響を与える可能性があり、影響度は中と評価されている。
借入契約の財務制限条項リスク
取引金融機関との借入契約に財務制限条項が付されており、当該条項に抵触した場合、貸付人からの請求により期限の利益を喪失し、直ちに債務弁済のための資金確保が必要となる。資金繰りへの影響が生じる可能性があり、影響度は中と評価されている。
法的規制・行政処分リスク
再生医療等安全性確保法・薬機法等の関連法令の適用を受けており、過去に再生医療等安全性確保法に基づく行政処分を受けた実績がある。是正措置・再発防止策を継続中であるが、今後想定以上の補償コストや品質向上投資が発生した場合、業績に影響を与える可能性がある。毎月リスク・コンプライアンス委員会で検討し管理体制の維持・強化を図っている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

