株式会社ハンモック173A
ソリューション提供事業(単一セグメント)
IT資産管理・営業DX・AI-OCRの3ソリューションを自社開発・販売するリカーリング型SaaS企業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期) | 4,889百万円 | 4,707百万円 | ↑ |
| 営業利益(通期) | 834百万円 | 791百万円 | ↑ |
| 当期純利益(通期) | 685百万円 | 618百万円 | ↑ |
| 売上高営業利益率 | 17.1% | 16.8% | ↑ |
| ネットワークソリューション売上 | 3,138百万円 | 前期比109.5% | ↑ |
| セールスDXソリューション売上 | 1,355百万円 | 前期比99.6% | — |
| AIデータエントリーソリューション売上 | 395百万円 | 前期比82.4% | ↓ |
| ネットワークソリューション クラウドARR | 1,531百万円 | 1,157百万円 | ↑ |
| セールスDXソリューション ARR(OEM除く) | 1,181百万円 | 1,071百万円 | ↑ |
| 自己資本比率 | 45.2% | 44.4% | ↑ |
| 1株当たり当期純利益 | 162.93円 | 147.00円 | ↑ |
| 期末現金及び現金同等物 | 4,740百万円 | 3,165百万円 | ↑ |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 1,619百万円 | 923百万円 | ↑ |
事業詳細
ネットワークソリューション(AssetViewシリーズによるIT資産管理・セキュリティ対策)、セールスDXソリューション(ホットプロファイル/ホットアプローチによる営業支援)、AIデータエントリーソリューション(DX OCR/WOZEによるデータ入力業務効率化)の3領域でソフトウェアを自社開発・販売。民間企業から官公庁まで幅広い顧客層に対応し、リカーリング収益を主軸とした安定的な収益構造を確立している。大塚商会が主要販売チャネルであり、売上高の約11.5%を占める。
直近の概況
ネットワーク好調でトップライン成長、AIデータエントリーは移行期で減収
2026年3月期通期は売上高4,889百万円(前期比+3.9%)、営業利益834百万円(同+5.5%)と増収増益を達成。ネットワークソリューションのクラウドARRが前年同期比+32.4%増の1,531百万円と牽引役となった一方、AIデータエントリーソリューションはオンプレミスからクラウドへの移行過渡期でWOZE処理量減少も重なり売上が前期比82.4%に減少。特別利益(投資有価証券売却益・償還益計178百万円)計上により当期純利益は前期比+10.9%増の685百万円。2027年3月期は売上高5,287百万円(+8.1%)、営業利益883百万円(+5.9%)を予想するが、当期純利益は585百万円(▲14.6%)と特別利益剥落により減益見込み。
主要プロダクト
成長ドライバー
- テレワーク定着・ランサムウェア被害増加に伴うIT資産管理クラウド化ニーズの拡大(AssetViewクラウドARRが前年同期比+32.4%増の1,531百万円)
- 生成AI普及に伴うセキュリティガバナンス強化ニーズ(ChatGPT送信ログ取得機能追加)とEDR製品SentinelOne連携MDRサービスの提供開始
- 中堅中小企業を含むDX投資の継続的拡大(CX/デジタルマーケティング市場は2028年度1,523億円予測)
- セールスDXソリューションにおけるOEM提供売上減少の一巡と既存顧客アップセルによる成長軌道回帰(OEM除くARR前年同期比+10.3%増)
- AIデータエントリー領域でのクラウドサービス(DX OCR)拡大による収益基盤の再構築
- 低チャーンレートに支えられた安定的なストック収益基盤(ネットワーク0.35%、セールスDX0.77%)
リスク
- ソフトウェア減価償却費の増加による売上原価上昇(当期625百万円、前期比+37.2%増)が売上総利益率を圧迫
- AIデータエントリーソリューションにおけるWOZE従量課金処理量の減少と、オンプレミスからクラウドへの移行期における売上減少(前期比▲17.6%)
- 2027年3月期は特別利益(投資有価証券売却益・償還益)の剥落により当期純利益が前期比▲14.6%の585百万円に減少見込み
- 大塚商会への売上集中リスク(当期売上高560百万円、売上高全体の約11.5%を占める主要顧客)
- セールスDXソリューションにおけるOEM提供売上の減少(当期売上前期比99.6%)と成長軌道回帰の不確実性
- 労務費・外注費・通信費等のコスト増加継続による利益率改善余地の限定
最終更新: 2026年6月19日

