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第一カッター興業株式会社

1716東証スタンダード建設業

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市場

建設業界・公共事業への依存

当社グループの切断・穿孔工事事業は主として総合建設業者等への下請契約であり、施工工事の大半が公共事業関連工事である。公共事業の削減が業績に直接悪影響を及ぼす可能性があり、建設業界の景況悪化による得意先倒産リスクも存在する。対応策としてウォータージェット工法による化学工場・石油プラント・発電所等のメンテナンス・洗浄分野への展開を推進し、建設業界への依存度低下を図っているが、奏功する保証はない。

市場

業績の季節変動リスク

公共事業関連工事が多いため、第3四半期(1月〜3月)に売上・利益が集中する一方、公共工事の年度始めである4月を含む第4四半期(4月〜6月)は工事量が減少し、固定費負担により利益率が悪化する傾向がある。この季節変動は収益の安定性を損なうリスクとなる。第4四半期に施工が多い化学工場・石油プラント・発電所等のウォータージェット工法案件を積極的に営業展開し、業績の平準化に取り組んでいる。

テクノロジー

特定仕入先への高依存

当社グループの原材料仕入高の46.4%(当連結会計年度末)を旭ダイヤモンド工業株式会社1社に依存しており、集中度が高い。同社との取引が何らかの事情で継続できなくなった場合、他社からの原材料確保は可能としながらも、一時的な混乱が生じ事業の効率的な運営に悪影響が生ずる可能性がある。現時点では同社との関係は良好で安定的な取引継続を見込んでいるが、代替調達時のコスト増・品質変動リスクは排除できない。

法規制

建設業許可の取得・更新リスク

当社グループは建設業法に基づく「とび・土工工事業」および「土木工事業」の許可を受けており、500万円以上の工事受注にはこれらの許可が必須である。許可が取得・更新できなかった場合、500万円以上の工事を受注できなくなり、事業継続に重大な支障をきたす。グループ各社の許可は5年ごとに更新が必要であり、不正行為や役員等の欠格条項違反等が取消事由となる。

テクノロジー

現場作業における事故リスク

切断・穿孔工事は建築・土木工事現場での高所作業や重機使用を伴い、落下・転倒・構造物倒壊等の事故危険性が高い。機械の誤使用や故障による人身事故が発生した場合、顧客からの信頼喪失等により業績に悪影響を与える可能性がある。安全パトロールの実施・機械の定期メンテナンス・作業員教育および損害賠償保険への加入により対応しているが、事故発生の可能性を完全に排除することは困難としている。

テクノロジー

協力業者(外注先)の確保リスク

当社グループは季節的な繁閑差に対応するため協力業者を積極的に活用しており、事業運営における外注依存度が高い。建設業界における慢性的な人材不足が懸念される中、必要時に外注業者を確保できなかった場合、機会損失が発生し業績に悪影響を及ぼす可能性がある。また、協力業者による施工ミスや事故が発生した場合も業績への悪影響は否定できず、定期的な技術指導により施工レベルの維持・向上を図っている。

テクノロジー

技術人材の確保・育成リスク

建設業界における慢性的な人材不足の中、技術者の確保・教育・技術伝承は当社グループの継続的成長に不可欠な要素である。人材の確保および育成が計画どおりに行えなかった場合、業績および財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。積極的な採用活動と社内研修制度の充実により対応しているが、業界全体の構造的な人手不足が課題となっている。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月21日