日鉄鉱業株式会社1515
鉱石部門(資源事業)
石灰石を中核とする国内最大級の鉱石採掘・販売セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 外部顧客向け売上高(通期) | 66,907百万円 | 63,365百万円 | ↑ |
| セグメント利益(通期) | 8,007百万円 | 7,255百万円 | ↑ |
| 減価償却費(通期) | 5,886百万円 | 6,072百万円 | ↓ |
| 有形・無形固定資産増加額(通期) | 5,902百万円 | 5,709百万円 | ↑ |
| 石灰石販売数量(通期) | 22,118千トン | 22,409千トン | ↓ |
事業詳細
当社グループの資源事業における鉱石部門は、石灰石・砕石・タンカル(炭酸カルシウム粉末)等の採掘・加工・販売を主軸とする。鳥形山鉱山(高知県)を中心に国内複数拠点で操業し、鉄鋼・化学・建設業界向けに安定供給を行う。太平洋に面した船積施設を活用した台湾・オーストラリア・香港向け海外輸出も展開。2026年3月期の外部顧客向け売上高は66,907百万円で、連結売上高の約31.9%を占める中核セグメントである。
直近の概況
販売価格上昇と子会社増収により増収増益を達成
2026年3月期の鉱石部門は、主力生産品である石灰石の販売価格上昇および一部連結子会社の増収により、売上高は66,907百万円(前期比3,541百万円・5.6%増)、セグメント利益は8,007百万円(前期比752百万円・10.4%増)と増収増益を達成した。石灰石販売数量は22,118千トンとわずかに減少したものの、単価上昇が数量減を補った。減損損失は201百万円(前期1,912百万円から大幅縮小)にとどまり、大分事業所・長尾山採石所・東鹿越鉱業所の3拠点で計上した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 石灰石等主力製品の販売価格上昇(鉄鋼・化学業界向け値上げ浸透)
- 鳥形山鉱山の生産・販売体制最適化による生産効率向上
- 太平洋船積施設を活用した海外市場(台湾・オーストラリア・香港等)向け輸出拡大(海外売上高7,254百万円)
- 一部連結子会社の増収寄与
- ROIC経営導入による資本効率改善への取り組み(第3次中期経営計画)
リスク
- 石灰石需要の主要仕向け先である鉄鋼・建設業界の景気変動リスク(鉄鋼メーカーの構造改革・脱炭素化の影響)
- 採掘コスト上昇(燃料費・人件費高騰)による利益率圧迫リスク
- 大分事業所・長尾山採石所・東鹿越鉱業所における継続的な減損リスク(2026年3月期も3拠点で計201百万円の減損損失を計上)
- 石灰石販売数量の漸減傾向(2026年3月期22,118千トン、前期比290千トン減)
- 海外輸出拡大に伴う為替変動リスクおよび輸送コスト変動リスク
最終更新: 2026年6月24日


