自然災害・事故による生産停止
当社グループのきのこは全て工場内で栽培管理されているが、地震等の自然災害や突発的な事故が発生した場合、生産設備が被害を受け供給が停止するリスクがある。衛生管理の徹底と安定栽培に努めているものの、集中生産体制ゆえに単一拠点被災時の影響が大きくなる可能性がある。
国内景気・人口動態による需要減退
当社グループは日本国内を主たる事業基盤としており、景気悪化や人口減少・高齢化に伴う消費動向の変化が市場縮小につながるリスクがある。市場縮小が生じた場合、販売量の減少や単価下落を招き、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。
気候変動による需要・価格への影響
きのこ価格は露地栽培野菜の相場に連動する面があり、気候変動による野菜相場の変動がきのこ価格に影響する。特に最需要期である秋冬に暖冬が続いた場合、需要が伸び悩み単価が下落するリスクがあり、業績への季節的な下押し圧力が強まる可能性がある。
業績の季節変動リスク
きのこの需要は春夏に低調・秋冬に拡大する傾向が顕著であり、2026年3月期の営業利益は第1四半期176百万円、第2四半期△118百万円、第3四半期4,322百万円、第4四半期2,650百万円と四半期間で大きく変動している。特定四半期の業績のみで通期見通しを判断することが困難であり、投資家の業績評価を複雑にするリスクがある。
国内外競合による競争激化
国内では数社の有力競合が存在し、競合他社による供給量増加・値引き戦略・広告宣伝強化により当社グループの市場優位性が損なわれるリスクがある。海外事業においてもアジア系企業との競合があり、供給量増加に伴う単価下落が収益を圧迫する可能性がある。当社は新商品投入やブランド強化で差別化を図っているが、競争環境の変化次第では効果が限定される。
食品安全・衛生問題リスク
消費者の食の安全・安心や健康効果への関心が高まる中、生産・製造・販売工程で衛生面や使用原材料に予期せぬ問題が発生した場合、製品回収やブランド毀損につながるリスクがある。当社グループは万全の管理体制を整備しているが、問題発生時には財政状態及び経営成績に重大な影響を及ぼす可能性がある。
海外事業の政治・法制リスク
当社グループは米国・台湾・マレーシアに現地法人を設置し生産・販売を行っているが、現地の政治・経済情勢の変化、法律・税制の改正、テロ等紛争、公衆衛生上の問題が発生した場合に事業継続が困難になるリスクがある。地政学的リスクが高まる環境下で、複数国にまたがる事業運営の不確実性が増している。
原材料・エネルギー価格の高騰
コーンコブミール等の輸入原材料は為替変動の影響を受け、重油・電力・ガス等のエネルギーコストは原油価格動向に左右される。エネルギー価格高騰分を販売価格に転嫁できない場合、きのこ生産工程における空調・照明等の設備コスト増加が直接利益を圧迫し、財政状態及び経営成績に悪影響を及ぼす可能性がある。
人材確保・育成の困難化
当社グループの成長実現には優秀な人材の確保・育成が重要課題であるが、採用競争の激化により給与・福利厚生費等が上昇し経費増加につながるリスクがある。計画通りに人材確保・育成が進まない場合、事業拡大や生産効率向上に支障をきたし、財政状態及び経営成績に影響を及ぼす可能性がある。
パンデミック型感染症リスク
パンデミック型感染症の拡大により政府・自治体が外出自粛や営業制限を実施した場合、通常業務の遂行に支障をきたし製品供給が滞るリスクがある。国内のみならず米国・台湾・マレーシアの海外子会社においても同様の影響が生じる可能性があり、当社グループはマスク着用・消毒等の日常的な感染予防対策を継続実施している。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

