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株式会社サックスバー ホールディングス

9990東証プライム小売業

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株式会社サックスバー ホールディングス9990

株式会社サックスバー ホールディングス(単一セグメント:鞄・袋物を核とする商品販売)

鞄・袋物専門店チェーンを国内最大規模で展開する単一セグメント事業

期間今期前期増減率
売上高(通期)51,270百万円52,289百万円
営業利益(通期)3,163百万円4,044百万円
経常利益(通期)3,261百万円4,130百万円
親会社株主に帰属する当期純利益1,907百万円2,545百万円
売上高営業利益率6.2%7.7%
売上総利益率(小売事業)49.9%50.2%
期末店舗数567店舗573店舗
自己資本比率74.1%73.3%
1株当たり当期純利益65.64円87.59円
1株当たり純資産1,063.12円1,016.71円
営業活動によるキャッシュ・フロー2,674百万円3,125百万円
現金及び現金同等物期末残高5,756百万円5,733百万円
年間配当金(1株当たり)35.00円30.00円
配当性向53.3%34.3%

事業詳細

当社グループは鞄・袋物及び財布・雑貨類の小売販売(株式会社東京デリカ、株式会社ギアーズジャム、株式会社三香堂)、メンズバッグ・トラベルバッグの企画・製造(アイシン通商株式会社)、卸売販売(株式会社スカイル)を展開する単一セグメント。全国のショッピングセンター・駅ビル等に567店舗(2026年3月末)を展開し、SAC'S BAR、GRAN SAC'S等の複数ショップブランドを運営。鞄専門店市場において国内第1位のシェアを有する。

直近の概況

売上・利益ともに前期比大幅減で着地、粗利率低下と販管費増が利益を圧迫

2026年3月期は売上高51,270百万円(前期比1.9%減)、営業利益3,163百万円(同21.8%減)と大幅な減益。インバウンド売上は堅調だったが国内需要の弱含みと店舗数減少(573→567店舗)が影響。粗利益率は前期比0.3ポイント低下(49.9%)、販管費率は前期比1.2ポイント上昇(44.2%)。キャラクター雑貨(前期比37.7%増)が好調な一方、ハンドバッグ(同19.0%減)・インポートバッグ(同19.0%減)が大幅減。業績予想を下回ったが期末配当は1株35円(前期30円)に増配。次期(2027年3月期)は売上高53,513百万円(4.4%増)、営業利益3,348百万円(5.8%増)を予想。

主要プロダクト

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小売事業(東京デリカ・ギアーズジャム・三香堂)

2026年3月期売上高47,289百万円(前期比2.0%減)。プレミアムストアグループでは高感度ブランドの導入・拡大、ニュースタンダードストアグループではPB・NPBを中心にキャラクター雑貨を集約した「キャラクターパーク」コーナーや「キャラトラステーション」を展開。売上総利益率は49.9%(前期比0.3ポイント低下)。

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製造・卸売事業(アイシン通商・スカイル)

2026年3月期売上高4,650百万円(前期比4.3%減)。キャラクターキャリーケースの売上は伸長したものの、高額ブランドのキャリーケースが値上げの影響により大幅に減少。台湾支店設立(2026年4月)やPBの海外展示会出展など海外卸売事業の拡大を推進中。

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PB・NPB商品

キャラクターやブランドとのコラボを中心に商品力を強化。「モンチッチ」「TOM and JERRY」「ハローキティ」「Harry Potter」「ドラゴンクエスト」等との人気コラボを展開。PB及びNPB全体では前期比2.7%増。粗利益率の高い商品群だが、割引セールの積極実施が粗利益率を押し下げる要因にもなった。

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キャラクター商品・雑貨

雑貨カテゴリーは前期比37.7%増と大幅伸長。傘やキャラクター雑貨が非常に好調に推移。「キャラトラステーション」は国内外の幅広い顧客層から高い支持を獲得。ただし粗利益率が低いため、売上構成比の上昇が全体の粗利益率を押し下げる要因となった。

platform
OMO・EC事業

アプリ会員数が140万人に迫り、量から質への転換を目指しCRM施策高度化を準備中。毎月期間限定の「鞄祭」は認知度を高め、店舗送客・会員獲得・PB認知向上に寄与。リアル店舗ECサービス(店舗購入・倉庫配送)と店舗受取サービス(EC注文・店舗受取)の両サービスが引き続き伸長。2026年7月に「クリエイティブセンター」を開設し商品企画・EC・デジタルマーケティング部門を集約予定。

成長ドライバー

  • キャラクター商品・雑貨の高成長継続(2026年3月期前期比37.7%増)とキャラトラステーション業態の拡大
  • PB・NPBのキャラクターコラボ強化による商品力向上と売上伸長(前期比2.7%増)
  • 海外卸売事業の加速(台湾支店設立・PB海外展示会出展)によるアジア市場での新規収益源開拓
  • OMO施策の高度化(アプリ会員140万人規模・CRM施策高度化)による既存顧客の購買頻度向上
  • 2026年7月開設予定のクリエイティブセンターによる商品企画・EC・デジタルマーケティング部門の連携強化
  • 次期の既存店売上高前期比3%程度増加見込みと売上総利益率0.4ポイント改善見込み
  • 新業態「キャラトラ&スイーツ」展開による新規顧客層の取り込み

リスク

  • 国内消費の低迷継続(物価高が賃金上昇を上回り消費者の生活防衛意識が高水準で推移)
  • 粗利益率の低下圧力(粗利益率の低いキャラクター雑貨の構成比上昇とPB販促割引セールの積極実施)
  • 販売費及び一般管理費の増加(人件費上昇により販管費率が前期比1.2ポイント上昇して44.2%)
  • ハンドバッグ・皮革製品需要の構造的減少(2026年3月期前期比19.0%減)
  • 円安によるインポートバッグ・仕入コストの上昇(インポートバッグ前期比19.0%減で取り扱い縮小)
  • 店舗数の減少傾向(2026年3月末567店舗、前期末比6店舗減)による売上規模の縮小
  • 米国関税政策・中東情勢・中国経済停滞等の地政学的リスクによる景気下押し
  • 減損損失の増加(2026年3月期164百万円、前期比98百万円増)による特別損失の拡大リスク

最終更新: 2026年6月24日