蔵王産業株式会社9986
蔵王産業株式会社(環境クリーニング機器等)
欧米・中国製の業務用・産業用清掃・洗浄機器を輸入販売する単一事業会社
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(通期・当事業年度実績) | 8,757百万円 | 8,449百万円 | ↑ |
| 営業利益(通期・当事業年度実績) | 1,016百万円 | 911百万円 | ↑ |
| 経常利益(通期・当事業年度実績) | 1,042百万円 | 929百万円 | ↑ |
| 当期純利益(通期・当事業年度実績) | 718百万円 | 616百万円 | ↑ |
| 売上高営業利益率 | 11.6% | 10.8% | ↑ |
| 自己資本比率 | 85.9% | 87.3% | ↓ |
| 自己資本当期純利益率(ROE) | 5.5% | 4.8% | ↑ |
| 1株当たり当期純利益 | 132.24円 | 113.52円 | ↑ |
| 現金及び現金同等物期末残高 | 6,884百万円 | 6,761百万円 | ↑ |
| 年間配当金(1株当たり) | 105.00円 | 100.00円 | ↑ |
事業詳細
欧米や中国等の各メーカーから当社仕様で製作させた業務用・産業用・コンシューマー向けの清掃機器・洗浄機器等(環境クリーニング機器)を輸入し、国内全域で販売することを主たる業務とする。製造業・ビルメンテナンス業界向けの直接営業(実演販売)に加え、代理店販売網の拡充、OEM供給によるコンシューマー向け卸売販売、全国拠点を活用したアフターサービスを展開している。当事業年度は10%以上を占める単一顧客が存在せず、顧客分散が進んだ。
直近の概況
全品目で増収増益を達成、清掃機器が21%増と牽引。洗浄機器は減収
2026年3月期は売上高8,757百万円(前年同期比3.6%増)、営業利益1,016百万円(同11.5%増)、当期純利益718百万円(同16.6%増)と増収増益を達成。清掃機器は搭乗式大型清掃機等が堅調で1,779百万円(同21.1%増)と大幅増収。洗浄機器は家庭用リンサーの競合参入・新機種遅延により3,839百万円(同4.5%減)と減収。その他(アフターサービス等)は3,138百万円(同5.9%増)。前期に売上高の14.0%を占めたアイリスオーヤマ向け売上は当期10%未満となり顧客集中リスクが低下した。次期(2027年3月期)は売上高9,310百万円(同6.3%増)、営業利益1,117百万円(同9.9%増)を予想。年間配当は1株当たり100円を計画(当期は70周年記念配当5円を含む105円)。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 製造業顧客における人手不足を背景とした生産性向上需要の継続的取り込みによる清掃機器販売の拡大
- ビルメンテナンス業界向け床洗浄機等新商品の代理店・ユーザー向け講習会展開による販路拡大
- OEM供給によるオリジナル商品(独占販売権付卸売販売)の主力商品認知度向上と品質強化による新規顧客獲得
- 自社ブランド商品の販売拡充による収益安定化と業容拡大
- 全国営業拠点を活用したアフターサービス(工賃・パーツ販売)の推奨見積提案強化による収益積み上げ
- 各種展示会への出展および代理店販売網の拡充を通じた新規顧客獲得
リスク
- 家庭用リンサー等コンシューマー向けOEM商品における同業他社参入によるシェア縮小・価格競争激化リスク
- 米国通商政策の動向・為替変動・中東情勢緊迫化等の地政学リスクによる輸入コスト上昇リスク
- エネルギー・原材料価格高騰による仕入コスト増加リスク
- ROE実績5.5%にとどまる資本効率の低さ(自己資本13,093百万円に対し当期純利益718百万円)
- 売上高の90%超が国内向けであり、国内景気悪化・設備投資抑制による需要減退リスク
- 新機種導入遅延リスク(家庭用リンサーの事例が示すように、商品サイクル管理の失敗による減収リスク)
最終更新: 2026年6月24日

