消費者嗜好・トレンド変化リスク
取扱衣料品はファッショントレンドの変化、景気動向による消費意欲の変動、競合激化による販売価格抑制の影響を受けやすい。情報力・分析力の強化による企画精度向上や生産期間短縮で対応しているが、予測と異なるトレンド変化に対して適切な商品政策が実施できない場合、業績に悪影響が生じる可能性がある。
為替変動リスク
仕入高に占める海外商品の依存度が高く、主として米ドル決済を行っているため、為替レートの変動が仕入コストに直結する。四半期ごとに実需の範囲で為替予約を実施しリスクヘッジを図っているが、予期せぬ急激な為替変動が生じた場合には業績への影響を回避できない可能性がある。
海外生産拠点集中リスク
中国等アジア地域への生産依存度が高く、予期しない法律・規制の変更、政治体制・経済政策の変化、テロ・戦争・天災、流行性疾患の蔓延などが発生した場合、商品調達に重大な支障が生じるリスクがある。生産地の地政学的・社会的リスクが顕在化した際には、代替調達先の確保が困難となり業績に影響を及ぼす可能性がある。
主要販売先への売上依存リスク
上位販売先への売上高依存度が高い傾向にあり、販売先の経営方針変更等により取引が中断・縮小した場合、業績への影響が大きい。主力販売先との関係強化と新規販路拡大を営業政策の柱としているが、予期せぬ事態による取引継続困難のリスクは残存する。
販売先与信・貸倒リスク
量販店・専門店・通販・百貨店等の小売業者および衣料品卸売業者と多岐にわたる販売先に対して売掛債権を保有しており、予期せぬ経営破綻等により貸倒損失が発生するリスクがある。社内規定に基づく与信管理を徹底し債権保全に努めているが、販売先の財務悪化が業績に影響を及ぼす可能性がある。
天候不順による販売変動リスク
レディス・アパレルをはじめとする主要製品はシーズン性が強く、冷夏・暖冬等の天候不順によりシーズン商品の販売が計画を大きく下回るリスクがある。天候は外部要因であり予測・制御が困難なため、在庫過剰や値引き販売による収益悪化につながる可能性がある。
個人情報漏洩リスク
個人情報保護に関する社内安全管理体制を整備しているが、予期せぬ事由による外部漏洩が発生した場合、社会的信用の低下や損害賠償責任が生じる可能性がある。情報漏洩は企業・ブランドイメージへの打撃となり、販売先・消費者との信頼関係にも悪影響を及ぼしうる。
新規事業投資リスク
企業価値向上を目的に業態開発・ブランド開発等の事業投資に積極的に取り組んでいるが、市場環境の変化により事業活動が計画どおりに進捗しない場合、投資回収が困難となり業績に影響を及ぼす可能性がある。事前に充分な調査・研究を実施しているものの、新規事業固有の不確実性は排除できない。
商品品質・製造物責任リスク
厳しい品質基準と管理体制を設けているが、自社または仕入先に起因する予期せぬ品質事故が発生した場合、製造物責任を問われ企業・ブランドイメージの低下や損害賠償責任が生じるリスクがある。また、品質不良により主力販売先との取引継続が困難となった場合、売上高の大幅な減少につながる可能性がある。
ライセンス契約変更・解除リスク
複数の企業からライセンス供与を受けて事業を展開しているが、契約の満了・解除または大幅な条件変更が生じた場合、該当ブランドの販売継続が困難となり業績に影響を及ぼす可能性がある。ライセンス依存度が高い製品カテゴリにおいては、代替ブランドへの切り替えに時間とコストを要するリスクがある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年5月1日

