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日邦産業株式会社

9913東証スタンダード卸売業

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エレクトロニクス

生成AI関連需要を取り込む専門商社兼ファブレスメーカー事業

期間今期前期増減率
売上高(2025年3月期通期)20,838百万円18,849百万円
セグメント利益(2025年3月期通期)1,532百万円1,272百万円
セグメント資産(2025年3月期末)9,841百万円8,932百万円
減価償却費(2025年3月期通期)134百万円126百万円
受注残高(2025年3月期末)1,530百万円1,415百万円

事業詳細

電子部品及び住宅設備の関連メーカーに対して、専門商社として、またファブレスメーカーとして、高機能材料・加工部品・治工具・機器等を国内外で販売する。主要な関係会社は当社を含む連結子会社6社で構成。商品売上高と製品売上高の双方を有し、当連結会計年度(2025年3月期)の商品売上高は17,259百万円、製品売上高は3,517百万円。生成AI関連サーバー需要拡大による配線板材料や、沖縄工場のウエハ研磨用キャリア事業が収益を牽引している。

直近の概況

3Q累計売上高15,829百万円・セグメント利益1,292百万円と増収増益基調を継続

2026年3月期第3四半期連結累計期間(2025年4月〜12月)の売上高は15,829百万円(前年同期比0.6%増)、セグメント利益は1,292百万円(前年同期比4.3%増)。スマートフォン関連部材の受注低調とタイ(コラート)工場ドライフィルムの採算割れが続く一方、生成AI関連半導体需要を背景とした機能性材料・精密加工部材の受注が堅調に推移し、増益を確保した。通期業績予想(売上高45,500百万円、営業利益2,000百万円)は据え置き。

主要プロダクト

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高機能材料(配線板材料・ドライフィルム等)

生成AI関連サーバー需要拡大を背景に配線板材料の受注が好調。タイ(コラート)工場でドライフィルム事業を立ち上げ中であり、先行費用の影響を受けつつも採算改善を目指している。商品売上高の主要構成品目。

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ウエハ研磨用キャリア

沖縄工場において製造するウエハ研磨用キャリアは、半導体製造プロセスで使用される精密加工部材。受注が堅調に推移しており、エレクトロニクスセグメントの製品売上高を支える主力品目の一つ。

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加工部品・治工具・機器

電子部品メーカーおよび住宅設備関連メーカーに対し、製造プロセスで使用される加工部品・治工具・機器等を国内外で販売。専門商社機能とファブレスメーカー機能を組み合わせた付加価値提供が特徴。

成長ドライバー

  • 生成AI関連サーバー需要拡大による配線板材料・機能性材料の受注増加
  • 沖縄工場ウエハ研磨用キャリア事業の堅調な受注推移
  • 製造プロセス向け精密加工部材の需要継続(半導体関連)
  • 受注高の前期比9.9%増(20,890百万円)および受注残高の前期比8.1%増(1,530百万円)による先行き需要の積み上がり

リスク

  • スマートフォン関連部材の受注低調が継続しており、回復見通しが不透明
  • タイ(コラート)工場のドライフィルム事業が採算ラインに未達であり、先行費用負担が継続
  • 米国関税政策の影響による電子部品サプライチェーンへの波及リスク
  • 2025年3月期に減損損失370百万円を計上(タイ(コラート)工場等の事業用資産)しており、資産効率の改善が課題

最終更新: 2026年6月19日