株式会社イエローハット logo

株式会社イエローハット

9882東証プライム卸売業

株式会社イエローハット logo
株式会社イエローハット9882

カー用品・二輪用品等販売事業

イエローハット全社売上の96%超を占めるコア事業。カー用品・二輪用品の小売・卸売を全国展開。

期間今期前期増減率
セグメント売上高(2026年3月期通期)165,486百万円148,287百万円
セグメント利益(2026年3月期通期)13,680百万円14,056百万円
セグメント資産(2026年3月期末)184,817百万円162,987百万円
減価償却費(2026年3月期通期)3,031百万円2,451百万円
有形固定資産及び無形固定資産の増加額(2026年3月期通期)11,672百万円9,169百万円
期末店舗数(イエローハット)765店舗751店舗(推計)
期末店舗数(合計:イエローハット+2りんかん+バイク館+ワイズロード)936店舗917店舗

事業詳細

当社グループの主力セグメント。イエローハット(カー用品)・2りんかん・バイク館(二輪)・ワイズロード(スポーツサイクル)の4ブランドで国内936店舗(2026年3月末)を展開。販売子会社・関連会社への卸売と、店頭・Webサイトでの小売の両輪で構成される。タイヤ・オイル・バッテリーなど消耗品の販売に加え、取付・整備作業(工賃収入)を収益の柱とする。2025年1月子会社化のワイズロード(スポーツサイクル)が当期より連結損益に本格寄与。

直近の概況

売上高は11.6%増の165,486百万円も、コスト増により利益は2.7%減の13,680百万円。

ワイズロード連結寄与開始、タイヤ・消耗品の販売好調、工賃収入増加により売上高は前期比17,199百万円増。一方、子会社店舗増加・新東北物流稼働・既存店設備更新による減価償却費増、人件費増額・物流コスト上昇、のれん償却額増加、物流拠点移転・改修やシステム整備等の一時費用発生により販管費が大幅増加し、セグメント利益は376百万円減少した。後発事象として連結子会社2りんかんイエローハットへの不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性が開示されており、次期業績への影響は精査中。

主要プロダクト

service
カー用品小売・取付サービス(イエローハット)

タイヤ・オイル・バッテリーなど消耗品の販売と取付作業が主力。2025年4月の車検受検可能期間拡大(1ヶ月前→2ヶ月前)を活用した車検告知や、ボディコーティング・エアコン関連サービスの提案を推進。公式アプリへのオイル交換当日予約機能追加によりWEB作業予約件数は前年同期比157%に伸長。

service
二輪用品・車両販売(2りんかん・バイク館)

2りんかん65店舗、バイク館(カワサキプラザ含む)78店舗を展開。当期は金沢2りんかん・カワサキプラザ石川・バイク館富士店・横浜戸塚2りんかん・バイク館横浜戸塚店など計5店舗を新規開店。なお、連結子会社2りんかんイエローハットの会員専用サーバーへの不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性が後発事象として開示されている。

service
スポーツサイクル販売(ワイズロード)

株式会社ワイズロード・イエローハット(旧ワイ・インターナショナル、2026年1月1日付で社名変更)が運営する28店舗のスポーツサイクルチェーン。当期はワイズロード大井町店・洗足店を開店、お茶の水店・東大和店を閉店。のれん及びのれん以外に配分された無形固定資産(マーケティング関連資産)の償却期間は20年。

product
カー用品卸売事業

当期の卸売部門売上高は46,049百万円(前年同期比99.8%、78百万円減)とほぼ横ばい。小売部門が114,925百万円(前年同期比117.0%、16,724百万円増)と大幅増となった一方、卸売は微減。

platform
WEB作業予約プラットフォーム

当期にオイル交換の当日予約機能を追加し、WEB作業予約件数は前年同期比157%と大幅伸長。自社ECでの商品販売と店頭での取付をシームレスに行う体制整備を次期戦略として掲げており、EC・店舗連携の強化を推進する方針。

成長ドライバー

  • タイヤメーカー各社の価格改定前の駆け込み需要によるタイヤ売上の好調推移(期間を通じて根強い需要が継続)
  • 旅行・帰省需要を背景としたオイル・バッテリーなど消耗品の店頭販売増加
  • 工賃収入(取付・整備作業)の拡大:粗利率の高い工賃収入の伸びが売上総利益を押し上げ
  • ワイズロード(スポーツサイクル)の連結損益本格寄与(当期より取り込み開始)
  • WEB作業予約の拡充(オイル交換当日予約機能追加)によるデジタル集客強化:前年同期比157%に伸長
  • 2025年4月の車検受検可能期間拡大(1ヶ月前→2ヶ月前)を活用した車検需要の取り込み
  • NTTドコモとの連携によるダイレクト型自動車保険取り扱い開始など新サービス展開
  • 小商圏・ローコスト出店戦略による地域インフラとしての店舗網拡大(当期純増14店舗)

リスク

  • 天候要因(暖冬・気温高推移)による冬季用品(スタッドレスタイヤ等)販売の急減速リスク(当期12月の気温高により冬季用品販売が低調)
  • 人件費・店舗運営コスト・物流コストの継続的上昇による販管費増加と利益圧迫
  • 国内カー用品市場の縮小傾向(少子化・若者の車離れ)
  • 米国通商政策の影響や物価上昇継続による消費者マインドの低下
  • ワイズロード等M&A子会社の統合コスト・のれん償却負担(2026年3月期末のれん残高1,435百万円)
  • 整備士・検査員の人材確保難による工賃収入拡大の制約
  • 連結子会社2りんかんイエローハットへの不正アクセスによる個人情報漏えいの可能性(次期業績への影響は精査中)
  • 新東北物流稼働・物流拠点移転改修・システム整備等の一時費用発生リスクの継続

最終更新: 2026年6月23日