ニトリ事業
グループ売上の約90%を占める中核事業。家具・インテリアの製造物流IT小売業。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益(セグメント合計) | 203,142百万円 | 205,396百万円 | ↓ |
| 外部顧客への売上収益 | 199,588百万円 | 201,976百万円 | ↓ |
| セグメント利益 | 33,415百万円 | 33,950百万円 | ↓ |
| セグメント利益率 | 16.4% | 16.5% | — |
| 店舗売上 | 166,854百万円 | 169,586百万円 | ↓ |
| 通販売上 | 24,302百万円 | 24,659百万円 | ↓ |
| 国内既存店客数(前期比) | 97.5% | - | ↓ |
| 国内既存店売上(前期比) | 96.7% | - | ↓ |
| 総店舗数(ニトリ事業) | 1,032店舗 | 1,017店舗 | ↑ |
事業詳細
家具・インテリア用品の開発・製造・販売を中心に、不動産賃貸業・広告サービス・物流サービスも展開する。国内ではニトリ・デコホーム・Nプラス等の多業態を展開し、海外はアジア11か国・地域に進出。製造から物流・販売までを一貫して担う「製造物流IT小売業」モデルにより、高品質・低価格の商品を提供する。2026年6月末時点で国内821店舗・海外211店舗、合計1,032店舗を運営。
直近の概況
6月の気温低下で季節商品が伸び悩み、売上・利益ともに前年同期比で減少。
当第1四半期は「GW模様替え応援キャンペーン」や新商品効果で5月までは客数・売上ともに堅調だったが、6月は近年比で気温が低く季節商品の販売が伸び悩み、国内既存店客数は前期比97.5%、売上高は同96.7%となった。販管費は物流経費の減少(配送体制適正化、前期の新DC稼働関連備品購入費の一巡)により前年同期を下回った。海外では台湾・中国大陸・タイで合計6店舗を出店し、小型店モデルの展開や収益性重視の店舗展開を推進。中国大陸は前期の不採算店撤退効果もあり事業基盤強化が進行中。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 新商品開発の継続強化(OT001シリーズ、折り畳めるコードレス扇風機、まくらP2507、レンジグリルシリーズ等のヒット商品創出)
- デジタル広告活用の拡大(SNS・YouTube広告、渋谷3Dサイネージ等新たな広告手法の導入による商品認知向上)
- 物流経費の構造的低減(配送体制の適正化、新DC稼働関連コストの一巡)
- 海外事業の再成長(中国大陸の収益性重視の店舗展開、台湾デコホームの好調な販売、小型店モデルの展開)
- 商品を主役とした売場づくりの推進によるファンづくり・来店動機創出
リスク
- 国内既存店客数・売上の減少継続(客数97.5%、売上96.7%、消費者態度指数の回復遅れによる耐久消費財購買意欲の減退)
- 気候要因による季節商品販売の不安定性(6月の気温低下による影響)
- 業種・業態を越えた販売競争の激化
- 人手不足に伴う労務コストの上昇
- 原材料価格や物流コスト等の高止まり
- 中国大陸事業の再成長プロセスにおける不確実性
- 中東情勢や金融資本市場の変動等の世界情勢による影響
島忠事業
家具・インテリア雑貨・ホームセンター商品を販売する国内専業セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益(外部顧客) | 26,670百万円 | 29,717百万円 | ↓ |
| 売上収益(セグメント合計) | 27,258百万円 | 29,895百万円 | ↓ |
| セグメント利益 | 3,150百万円 | 2,990百万円 | ↑ |
| 期末店舗数 | 52店舗 | 52店舗 | — |
事業詳細
株式会社島忠を中核とし、家具・インテリア雑貨・ホームセンター商品の販売等を行う。主に関東圏を地盤とした実店舗展開で、日用消耗品・ペットフード・自転車・衣料品など幅広い生活用品を取り扱う。ニトリグループのPB開発力・物流インフラを活用しながら、ローコストオペレーションと荒利益率改善を追求している。当第1四半期連結会計期間末の店舗数は52店舗で前期末から変動なし。
直近の概況
売上は減少も、売場効率化とPB拡大で増益(利益+5.3%)
2027年3月期第1四半期の売上収益は27,258百万円(前年同期比△8.8%)、外部顧客への売上収益は26,670百万円(同△10.3%)と減少した一方、セグメント利益は3,150百万円(同+5.3%)と増益。商品分類別の収益性に基づく売場面積適正化を進め、創出したスペースへのニトリ出店や外部テナント誘致を積極化。施設ごとの収益構造見直しや共用部の有効活用にも取り組み、店舗集客力・収益性の向上を実現した。加えて中高価格帯PB「yutoria」の立ち上げや「Neasyシリーズ」の好調により売上総利益率が改善した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- PB商品の売上構成比向上による荒利益率改善(衣料品「Neasyシリーズ」、新PB「yutoria」等が好調)
- 一部店舗へのニトリ出店・外部テナント誘致による集客力向上と収益性改善
- 商品分類別損益に基づく売場面積の適正化による収益性改善
- 施設ごとの採算再設計・共用部活用の一体的推進
- 商品開発・売場づくり・販売施策の一体推進によるPB商品の販売拡大
リスク
- 売上収益の継続的な減少(外部顧客向け前年同期比△10.3%)による収益基盤の縮小
- 賃金改定・人件費高騰による販管費増加圧力
- 耐久消費財に対する購買意欲減退(消費者態度指数の回復遅れ)
- 業種・業態の垣根を越えた販売競争の激化(ホームセンター業界)
- 原材料価格・物流コスト等の高止まりによるコスト圧迫
最終更新: 2026年8月7日

