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株式会社ニトリホールディングス

9843・東証プライム・小売業

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株式会社ニトリホールディングス9843

ニトリ事業

グループ売上の約90%を占める中核事業。家具・インテリアの製造物流IT小売業。

期間今期前期増減率
売上収益(セグメント合計)203,142百万円205,396百万円↓
外部顧客への売上収益199,588百万円201,976百万円↓
セグメント利益33,415百万円33,950百万円↓
セグメント利益率16.4%16.5%—
店舗売上166,854百万円169,586百万円↓
通販売上24,302百万円24,659百万円↓
国内既存店客数(前期比)97.5%-↓
国内既存店売上(前期比)96.7%-↓
総店舗数(ニトリ事業)1,032店舗1,017店舗↑

事業詳細

家具・インテリア用品の開発・製造・販売を中心に、不動産賃貸業・広告サービス・物流サービスも展開する。国内ではニトリ・デコホーム・Nプラス等の多業態を展開し、海外はアジア11か国・地域に進出。製造から物流・販売までを一貫して担う「製造物流IT小売業」モデルにより、高品質・低価格の商品を提供する。2026年6月末時点で国内821店舗・海外211店舗、合計1,032店舗を運営。

直近の概況

6月の気温低下で季節商品が伸び悩み、売上・利益ともに前年同期比で減少。

当第1四半期は「GW模様替え応援キャンペーン」や新商品効果で5月までは客数・売上ともに堅調だったが、6月は近年比で気温が低く季節商品の販売が伸び悩み、国内既存店客数は前期比97.5%、売上高は同96.7%となった。販管費は物流経費の減少(配送体制適正化、前期の新DC稼働関連備品購入費の一巡)により前年同期を下回った。海外では台湾・中国大陸・タイで合計6店舗を出店し、小型店モデルの展開や収益性重視の店舗展開を推進。中国大陸は前期の不採算店撤退効果もあり事業基盤強化が進行中。

主要プロダクト

product
家具・インテリア用品(店舗販売)

ダイニングセット「OT001シリーズ」、折り畳めるコードレス扇風機、「ふんわりつつみこむまくら P2507」、レンジグリルシリーズなど新商品が好調に推移。GW模様替え応援キャンペーン等の施策と商品開発により5月までは堅調だったが、6月は気温低下により季節商品が伸び悩んだ。

platform
EC・通販事業

当第1四半期の通販売上は24,302百万円(前年同期24,659百万円から微減)。小型家電のリサイクル回収など、店舗と連携した循環型サービスにも展開。

service
物流サービス(ホームロジスティクス)

配送体制の適正化を推進し、物流経費が前年同期を下回った。前期に計上した新DC稼働に係る備品購入費等の一巡も物流経費減少に寄与している。

service
不動産賃貸業

その他の収益(主にオペレーティング・リース収益)として1,946百万円を計上(前年同期1,826百万円から増加)。

product
海外販売事業

当第1四半期は台湾3店舗、中国大陸2店舗、タイ1店舗の合計6店舗を出店。中国大陸は前期の不採算店舗撤退・売場最適化による収益改善を進めつつ再成長へ2店舗出店。台湾デコホームは2店舗出店し計4店舗となり、安定的収益基盤として貢献。

成長ドライバー

  • 新商品開発の継続強化(OT001シリーズ、折り畳めるコードレス扇風機、まくらP2507、レンジグリルシリーズ等のヒット商品創出)
  • デジタル広告活用の拡大(SNS・YouTube広告、渋谷3Dサイネージ等新たな広告手法の導入による商品認知向上)
  • 物流経費の構造的低減(配送体制の適正化、新DC稼働関連コストの一巡)
  • 海外事業の再成長(中国大陸の収益性重視の店舗展開、台湾デコホームの好調な販売、小型店モデルの展開)
  • 商品を主役とした売場づくりの推進によるファンづくり・来店動機創出

リスク

  • 国内既存店客数・売上の減少継続(客数97.5%、売上96.7%、消費者態度指数の回復遅れによる耐久消費財購買意欲の減退)
  • 気候要因による季節商品販売の不安定性(6月の気温低下による影響)
  • 業種・業態を越えた販売競争の激化
  • 人手不足に伴う労務コストの上昇
  • 原材料価格や物流コスト等の高止まり
  • 中国大陸事業の再成長プロセスにおける不確実性
  • 中東情勢や金融資本市場の変動等の世界情勢による影響

島忠事業

家具・インテリア雑貨・ホームセンター商品を販売する国内専業セグメント

期間今期前期増減率
売上収益(外部顧客)26,670百万円29,717百万円↓
売上収益(セグメント合計)27,258百万円29,895百万円↓
セグメント利益3,150百万円2,990百万円↑
期末店舗数52店舗52店舗—

事業詳細

株式会社島忠を中核とし、家具・インテリア雑貨・ホームセンター商品の販売等を行う。主に関東圏を地盤とした実店舗展開で、日用消耗品・ペットフード・自転車・衣料品など幅広い生活用品を取り扱う。ニトリグループのPB開発力・物流インフラを活用しながら、ローコストオペレーションと荒利益率改善を追求している。当第1四半期連結会計期間末の店舗数は52店舗で前期末から変動なし。

直近の概況

売上は減少も、売場効率化とPB拡大で増益(利益+5.3%)

2027年3月期第1四半期の売上収益は27,258百万円(前年同期比△8.8%)、外部顧客への売上収益は26,670百万円(同△10.3%)と減少した一方、セグメント利益は3,150百万円(同+5.3%)と増益。商品分類別の収益性に基づく売場面積適正化を進め、創出したスペースへのニトリ出店や外部テナント誘致を積極化。施設ごとの収益構造見直しや共用部の有効活用にも取り組み、店舗集客力・収益性の向上を実現した。加えて中高価格帯PB「yutoria」の立ち上げや「Neasyシリーズ」の好調により売上総利益率が改善した。

主要プロダクト

product
家具・インテリア雑貨販売

中高価格帯商品の新PB商品シリーズ「yutoria」を立ち上げ、島忠店舗に加え一部ニトリ店舗でも展開を開始。品質・機能・デザインを備えた商品ラインアップの充実を推進。

product
ホームセンター商品販売

商品分類別の収益性に基づいた売場面積の適正化を実施し、店舗集客力及び収益性向上に取り組んでいる。

product
衣料品「Neasyシリーズ」

従来より進めるPB商品開発の一環で、衣料品分野のPB商品「Neasyシリーズ」が引き続き好調に推移し、売上総利益率の改善に寄与している。

service
テナント事業

商品分類別収益性に基づく売場面積適正化により創出したスペースへ、ニトリ店舗の出店や外部テナントの誘致を積極的に実施し、施設ごとの収益構造見直しと共用部の有効活用を推進。

成長ドライバー

  • PB商品の売上構成比向上による荒利益率改善(衣料品「Neasyシリーズ」、新PB「yutoria」等が好調)
  • 一部店舗へのニトリ出店・外部テナント誘致による集客力向上と収益性改善
  • 商品分類別損益に基づく売場面積の適正化による収益性改善
  • 施設ごとの採算再設計・共用部活用の一体的推進
  • 商品開発・売場づくり・販売施策の一体推進によるPB商品の販売拡大

リスク

  • 売上収益の継続的な減少(外部顧客向け前年同期比△10.3%)による収益基盤の縮小
  • 賃金改定・人件費高騰による販管費増加圧力
  • 耐久消費財に対する購買意欲減退(消費者態度指数の回復遅れ)
  • 業種・業態の垣根を越えた販売競争の激化(ホームセンター業界)
  • 原材料価格・物流コスト等の高止まりによるコスト圧迫

最終更新: 2026年8月7日