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トラスコ中山株式会社

9830東証プライム卸売業

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トラスコ中山株式会社9830

ファクトリールート

製造業・建設関連業向け卸売で売上構成比65.5%を占める中核セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2026年12月期第1四半期)56,957百万円53,281百万円(2025年12月期第1四半期)
経常利益(セグメント利益)(2026年12月期第1四半期)3,961百万円3,921百万円(2025年12月期第1四半期)
売上構成比(2026年12月期第1四半期)65.5%67.3%(2025年12月期第1四半期)
前年同四半期比売上高増減率+6.9%
前年同四半期比経常利益増減率+1.0%

事業詳細

製造業、建設・建築現場を含む幅広いモノづくり現場向けに、工具・作業用品・環境安全用品等の間接資材を卸売するセグメント。全国28か所の物流センターと30か所の在庫保有支店を通じた即納体制を強みとし、MROストッカー設置によるユーザー工場内調達サービスやユーザー様直送サービスを展開。機械工具商・建設関連・溶接材料商等を主要顧客チャネルとする。

直近の概況

売上高6.9%増も利益率は微増にとどまり、費用増加が重石

2026年12月期第1四半期のファクトリールート売上高は56,957百万円(前年同四半期比6.9%増)。主に生産工場の稼働に係る環境安全用品・作業用品の売上が増加。一方、経常利益は3,961百万円(同1.0%増)と増収に比べ利益の伸びは限定的。1月にSMC遠野サプライヤーパーク支店を設立し、在庫保有支店が30か所に拡大。運賃・人件費・新基幹システム「パラダイス4」稼働に伴う費用増が利益率を圧迫している。

主要プロダクト

service
MROストッカー

ユーザー工場内に工具・消耗品を常備するサービス。新規導入の加速や既存導入先との接点強化を通じてサービス拡充を推進し、継続的な売上創出を図る。

service
ユーザー様直送サービス(ユーチョク)

複数商品の荷物詰合わせ(ニアワセ)と組み合わせることで、納品リードタイムの短縮と得意先様の配送業務・送料削減を実現。二酸化炭素排出量削減にも貢献。

service
ユークル(ユーザー様商品引取りサービス)

全国56か所の拠点でユーザー様の商品引取りを可能にするサービス。ユーザー様の課題やニーズに合わせた解決策提案型営業活動の一環として利用促進を図る。

platform
トラスコ オレンジブック / オレンジブック.Com

紙カタログ「オレンジブック」とECサイト「トラスコ オレンジブック.ComクロスS」を通じた商品情報提供・受発注基盤。約62万アイテムの在庫情報を提供。

product
プライベート・ブランド商品「TRUSCO」

ブラッシュアップを継続的に実施し、品質・コスト競争力を高めたPB商品群。修理工房「直治郎」との連携も含め、商品ライフサイクル全体での価値提供を図る。

成長ドライバー

  • 環境安全用品・ハンドツール・作業用品を中心とした生産工場稼働関連需要の増加
  • MROストッカー導入数拡大によるユーザー工場内調達需要の継続的取り込み
  • ユーザー様直送サービス(ニアワセ+ユーチョク)強化による物流コスト削減提案の深化と取引拡大
  • 全国28か所の物流センター・30か所の在庫保有支店(SMC遠野サプライヤーパーク支店新設含む)による即納体制の強化と在庫アイテム数拡充
  • ユークル(商品引取りサービス)の全国56拠点展開による多様な調達ニーズへの対応
  • 自治体・大手企業との災害復興協定締結拡大(39自治体)によるBCP対応強化品の需要取り込み

リスク

  • 製造業・自動車産業を中心とした景気変動リスク(中東情勢緊迫化による輸入原材料不足懸念・悪影響の長期化)
  • 電気自動車普及等による製造業の産業構造変化に伴う既存商材・サプライチェーンの見直しリスク
  • 競合他社による物流サービス機能強化に伴う市場優位性低下リスク
  • 棚卸資産の大規模保有(商品70,906百万円)に伴う想定外の販売不振時の評価減リスク
  • 人件費増加(2025年7月実施の基本給改定・住宅補助手当増額)および新基幹システム「パラダイス4」稼働に伴う減価償却費・支払手数料増加による販管費上昇圧力

最終更新: 2026年3月18日