主要契約先への依存リスク
大井競馬場を特別区競馬組合に賃貸し、勝馬投票券売上高を基に一定料率で賃貸料を収受する構造のため、主要契約先の開催状況に収益が大きく左右される。競馬場の入場人員や投票券売上高の変動が直接的に当社グループの経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。収益源の分散が限定的であり、単一契約先への依存度の高さが構造的リスクとなっている。
自然災害・人災による影響
地震・風水害等の自然災害やテロ・事故等の人災が発生した場合、所有資産の劣化・滅失により営業休止を余儀なくされるリスクがある。競馬場・オートレース場・東京サマーランド等の施設への交通機関被害も入場者数の減少を招き、経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。複数の大型施設を保有するため、被害が広範囲に及ぶ可能性がある。
施設安全管理リスク
大井競馬場・伊勢崎オートレース場・東京サマーランド等の大規模集客施設を保有しており、重大事故が発生した場合には社会的信用の低下と営業休止・施設復旧費用の発生が見込まれる。当社は安全管理の徹底を最優先課題と位置づけているものの、万一の事故リスクを完全には排除できない。経営成績及び財政状態への影響に加え、ブランド毀損による長期的な集客力低下も懸念される。
情報システム障害・サイバーリスク
公営競技事業における「SPAT4」や遊園地事業の入園管理システム等の重要システムを運用しており、コンピューター・ウイルス感染や外部からの不正アクセスによるシステム障害が発生した場合、営業活動の中断や社会的信用の失墜を招く可能性がある。当社は保守・セキュリティ対策に万全を期し適宜リニューアルを実施しているが、予期せぬ脅威を完全に防ぐことは困難である。システム停止は公営競技の投票機会損失に直結するため、収益への即時的な影響が大きい。
固定資産の減損リスク
競馬場・オートレース場・遊園地等の大型固定資産を保有しており、経営環境や事業状況の著しい変化により収益性が低下した場合、十分なキャッシュ・フローを創出できないと判断され減損損失が計上されるリスクがある。当社は固定資産の減損に係る会計基準に従い定期的に将来キャッシュ・フロー等を算定・評価しているが、外部環境の急変時には想定外の減損が発生し得る。減損損失の計上は経営成績及び財務状態に直接的な影響を与える。
気象・天候条件の影響
長雨・台風・降雪等の天候悪化は、大井競馬場・伊勢崎オートレース場の開催可否や東京サマーランドの営業休止に直結し、入場者数の減少を通じて収益に影響を及ぼす。特に東京サマーランドはプール営業を主体とするため、夏季の気象状況が年間業績を大きく左右する重要な要因となっている。天候は制御不能な外部要因であり、複数事業が同時に影響を受ける可能性がある。
保有有価証券の価格変動リスク
当社グループは市場性のある株式を保有しており、将来的に大幅な株価下落が継続した場合には保有有価証券に減損または評価損が発生する可能性がある。株式市場の動向は外部環境に左右されるため、当社グループの意思決定のみでリスクを制御することは困難である。評価損の計上は経営成績及び財政状態に直接影響を与える。
法規制改正による影響
大井競馬場は競馬法に基づき特別区競馬組合に、伊勢崎オートレース場は小型自動車競走法に基づき伊勢崎市にそれぞれ賃貸しており、公営競技に関する法令等に重要な改正があった場合には事業継続や賃貸条件に影響が生じる可能性がある。公営競技は法規制の枠組みの中で運営されるため、規制変更は事業の根幹に関わるリスクとなり得る。当社グループの経営成績及び財政状態への影響が広範に及ぶ可能性がある。
気候変動・脱炭素規制リスク
気候変動や脱炭素社会への移行に伴う新たな法規制や社会的責任が発生した場合、法令順守等の対策費用の増加により経営成績及び財政状態に影響を及ぼす可能性がある。また、気候変動に起因する異常気象の発生増加が事業活動全体に悪影響を及ぼすリスクも認識されている。当社はサステナビリティを重要な経営課題と位置づけ、気候変動の予測・対応に向けた経営戦略の策定に取り組んでいる。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年5月1日

