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武蔵野興業株式会社

9635東証スタンダードサービス業

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武蔵野興業株式会社9635

映画事業

新宿のミニシアター「武蔵野館」を核とする映画興行・配給事業。

期間今期前期増減率
セグメント売上高(2026年3月期通期)424百万円464百万円
セグメント利益(2026年3月期通期)16百万円△29百万円(損失)
セグメント資産(2026年3月期通期)74百万円111百万円
減価償却費(2026年3月期通期)10百万円5百万円

事業詳細

東京都新宿区に「武蔵野館」(3スクリーン)を運営する映画興行事業と、連結子会社による映画配給関連事業で構成される。2026年1月に「シネマカリテ」(2スクリーン)を閉館し、現在は武蔵野館1館体制。良質な作品・映画賞受賞作等を選定し映画文化の多様性を提供することを事業の核とし、国内のみで事業展開する。

直近の概況

シネマカリテ閉館で売上減も、映画事業は損失から黒字転換を達成。

2026年3月期の映画事業セグメント売上高は424百万円(前期比8.6%減)と減収となったが、セグメント利益は16百万円(前期は28百万円の損失)と黒字転換した。武蔵野館の興行成績が前年実績を上回ったことが主因。一方、2026年1月のシネマカリテ閉館に伴い事業所閉鎖損失31,994千円を特別損失として計上。2027年3月期は1館体制での運営継続となる。

主要プロダクト

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映画興行(武蔵野館)

洋画・邦画・国籍・ジャンルを問わず良作・話題作・映画賞受賞作を中心に上映。2026年3月期は『落下の王国 4Kデジタルリマスター』『ロボット・ドリームズ』『《北欧の至宝》マッツ・ミケルセン生誕60周年祭』等が好調に推移し、前年実績を上回った。

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映画興行(シネマカリテ)

閉館前は『KNEECAP/ニーキャップ』『私たちが光と想うすべて』等が好調に推移。閉館に伴い事業所閉鎖損失(特別損失)31,994千円を計上。閉館直前には歴代興行収入上位作品13作品を上映する『カリテ メモリアルセレクション』を開催し全回ほぼ満席となった。

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映画配給関連事業(連結子会社)

2026年3月期は連結子会社配給作品『Dr. カキゾエ 歩く処方箋~みちのく潮風トレイルを往く~』(邦画)を東北地方をはじめ全国数十カ所の劇場で上映。今後も独自性のある優れた作品を順次公開し、全国興行後も上映会等を活用した付加価値構築を目指す。

成長ドライバー

  • 良質・話題作・映画賞受賞作の積極的な作品選定による武蔵野館の集客力強化
  • 特集上映・リマスター上映など付加価値の高い企画上映の展開
  • 映画配給関連事業との相乗効果(自社買付配給による全国展開)
  • 「新宿東口映画祭2026」(2026年5月、第6回)等のイベントを通じた地元商圏連携と映画ファン層の拡大
  • 全国興行後の上映会等を活用した連動性のある新たな付加価値構築

リスク

  • シネマカリテ閉館(2026年1月)によるスクリーン数減少(5スクリーン→3スクリーン)と売上規模縮小
  • 物価上昇による消費マインド悪化と映画興行需要への影響
  • 映画事業は経済環境・消費マインドの影響を受けやすく予実乖離が生じやすい構造
  • 映画配給事業における作品の興行成績の不確実性
  • 1館体制への移行に伴う収益基盤の脆弱化リスク

最終更新: 2026年6月25日