株式会社ビジョン9416
グローバルWiFi事業
アウトバウンド・インバウンド双方に対応するモバイル通信レンタル事業で、連結売上高の約50%を占める主力セグメント。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年12月期第1四半期) | 4,660百万円 | 4,881百万円(2025年12月期第1四半期) | ↓ |
| セグメント利益(2026年12月期第1四半期) | 1,440百万円 | 1,413百万円(2025年12月期第1四半期) | ↑ |
| セグメント利益率(2026年12月期第1四半期) | 30.9% | 28.9%(2025年12月期第1四半期) | ↑ |
| 売上高(通期実績・2025年12月期) | 21,011百万円 | — | — |
| セグメント利益(通期実績・2025年12月期) | 6,351百万円 | — | — |
事業詳細
世界各国の通信キャリアから高品質なローカルネットワークを調達し、海外渡航者・訪日外国人・国内利用者に対してモバイルWi-FiルーターのレンタルおよびeSIMによるデジタル通信サービスを提供。販売チャネルはダイレクトサイト、アプリ、法人セールス、パートナー(航空会社・旅行代理店等)、空港カウンターと多岐にわたる。国内外に子会社を展開し、インバウンド向け「NINJA WiFi」、法人向け「グローバルWiFi for Biz」、eSIM「World eSIM」等を軸に収益を拡大している。
直近の概況
売上高は前年同期比4.5%減も、利益重視の「量から質」戦略転換により利益は前年同期比1.9%増を達成。
2026年12月期第1四半期において、法人部門では中国・中東情勢に伴う出張需要の停滞、個人部門では中東情勢を受けた目的地の近隣諸国(韓国等)へのシフトにより渡航日数の短縮・単価の減少が生じ、売上高は4,660百万円(前年同期比△220百万円、△4.5%)と前年同期を下回った。一方、収益性を最優先とした販促費等の最適化を実施した結果、セグメント利益は1,440百万円(前年同期比+27百万円、+1.9%)と増益を達成。セグメント利益率は30.9%と前年同期の28.9%から改善した。なお、日本人出国者数は前年比4.8%増の368万人となったが、2019年比では74.9%水準にとどまっている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 訪日外国人数の2年連続1,000万人突破(歴史的円安水準を追い風としたインバウンド需要の継続的拡大)
- 「World eSIM」の認知度向上と利用者数の順調な拡大
- 法人向け「グローバルWiFi for Biz」・無制限プランの堅調な需要と高い顧客単価の維持
- 利益重視の「量から質」への戦略転換による収益性改善(販促費等の最適化)
- ニューヨーク子会社の営業開始によるグローバル展開の本格化
- 空港カウンターでのSIMカード自動販売機販売の強化および大阪・関西万博での需要獲得
リスク
- 日本人出国者数の回復遅延(2026年第1四半期実績は2019年比74.9%水準にとどまり、アウトバウンド市場の本格回復に時間を要する)
- 中東情勢の緊迫化による法人出張需要の停滞および個人旅行者の目的地変更(近隣諸国へのシフト)
- 円安・旅行先物価上昇・燃油サーチャージ高止まり等の外部要因によるアウトバウンド需要の抑制
- 為替変動による通信仕入コストへの影響(外貨建て仕入が多い事業構造)
- 地政学的リスクや国際情勢の不安定化による渡航需要の急変リスク
- eSIM普及に伴う物理ルーターレンタル需要の構造的な変化への対応
最終更新: 2026年3月30日

