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株式会社ショーエイコーポレーション

9385東証スタンダード化学

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株式会社ショーエイコーポレーション9385

事業内容

株式会社ショーエイコーポレーションは1968年に製袋業として創業し、現在は営業促進支援事業と商品販売事業の2事業を展開する総合支援メーカーである。営業促進支援事業では販促品・資材の企画開発からOEM製造・アセンブリ・発送代行まで一貫支援を提供し、商品販売事業では100円ショップ・ドラッグストア向けに消臭袋・鮮度保持袋等の機能性ポリエチレン製品や付加価値雑貨を企画・調達・提供する。

連結子会社にSHOEI PLASTIC(THAILAND)CO.,LTD.および株式会社ファインケメティックス(2026年4月1日付で吸収合併済)を擁し、化粧品・医薬部外品のOEM受託製造も手掛ける。東京証券取引所スタンダード市場上場。

ビジネスモデル

営業促進支援事業では顧客の販促活動を企画から配送まで一括受託することでリピート受注を積み上げ、自社工場の稼働率向上が原価率改善に直結する構造を持つ。商品販売事業では100円ショップ大手(キャンドゥ・セリア・大創産業)向けに機能性商品を継続供給し、サプライヤー多角化と高付加価値商品へのシフトで収益ミックスを改善する。

両事業のシナジーを活かした複合販売の拡充が収益多様化の鍵となっている。

企業の強み

大阪センター・大阪第2センター・神奈川センター等の自社拠点を保有し、ピロー包装・アセンブリ・充填・発送代行を内製化。2026年3月期に営業促進支援事業の原価率が前期比3.1ポイント改善し75.2%となり、工場稼働率向上が利益率に直結することが実績として確認されている。

キャンドゥ・セリア・大創産業の3社合計で2026年3月期売上高の37.7%(7,178百万円)を占める。消臭袋・鮮度保持袋等の機能性ポリエチレン製品はリピート需要が安定しており、長年の取引実績に基づく顧客基盤が競合参入障壁となっている。

2011年に化粧品製造業・医薬部外品製造業許可を取得し、2017年に製造販売業許可も追加取得。完全子会社ファインケメティックスの吸収合併(2026年4月1日効力発生)により、化粧品OEM・充填機能を本体に統合し、経営資源の集中と事業体制強化を図っている。

エンヴァリスの着眼点

2026年3月期は売上高19,047百万円(前期比+0.1%)と実質横ばいながら、営業利益は1,331百万円(前期比+78.1%)、当期純利益は853百万円(前期比+82.7%)と大幅増益を達成した。売上総利益率は前期の21.8%から24.6%へ改善しており、高付加価値商品へのシフトと自社工場稼働率向上による原価低減が利益構造を根本的に変えつつある。

販管費も3,347百万円と前期比63百万円削減されており、コスト規律の改善も確認できる。

2026年3月期の支払利息は63百万円と前期33百万円から約2倍に増加しており、金利上昇という外部要因が財務コストを押し上げている。短期借入金2,030百万円・長期借入金(1年内返済含む)1,210百万円と有利子負債残高は依然高水準であり、今後の金利動向次第では経常利益の圧迫要因となりうる。

一方、自己資本比率は41.0%から46.7%へ改善しており、財務健全性は着実に向上している。

会社予想は売上高20,267百万円(+6.4%)、営業利益1,439百万円(+8.1%)、当期純利益972百万円(+13.9%)と成長継続を見込む。ファインケメティックス吸収合併による事業体制強化が上乗せ要因となる一方、中東情勢の緊迫化に伴う原油・ナフサ等の輸入原材料価格高騰や急激な為替変動、米中景気の不透明感が外部リスクとして存在する。

原材料コスト上昇を高付加価値化・サプライヤー多角化でどこまで吸収できるかが業績達成の鍵となる。

成長戦略

高付加価値複合営業の深化・グループ再編・開発体制強化で収益体質を確立

高付加価値商品のリピート拡大と新規市場開拓を継続しつつ、営業促進支援事業と商品販売事業の枠を超えた商品開発を推進。エンドユーザーへの複合販売強化により受注単価・利益率の向上を図る。2026年3月期に営業促進支援事業のセグメント利益が前期比146.9%増と成果が顕在化。

完全子会社である株式会社ファインケメティックス(医薬部外品・化粧品受託製造・製造販売・輸出入)を2026年4月1日付で吸収合併。経営資源の集中と効率化を図り、化粧品・医薬部外品領域の製造能力を内製化することで複合提案力を強化する。

中国調達拠点(上海照栄社商貿有限公司)を含むサプライヤー多角化により、原材料価格高騰・輸入仕入価格上昇への耐性を強化。低利益率商品の販売縮小と収益性の高い商品へのシフトを継続し、売上総利益率の改善を維持する。2026年3月期に売上原価を前期比504百万円削減し成果を確認。

両事業セグメントの枠を超えた商品開発を推進するため、開発部門の整備・強化と研究開発人材の採用・指導体制の整備を継続。無形固定資産の取得支出が前期25百万円から159百万円へ急増しており、システム・開発基盤への投資が加速している。

タイ製造拠点・中国調達拠点・国内工場・吸収合併後のファインケメティックス機能を統合し、グループ全体の連携を強化。顧客の多様なニーズに対応できる総合支援体制を構築し、企業価値向上を目指す。

最終更新: 2026年7月19日