大栄環境株式会社 logo

大栄環境株式会社

9336東証プライムサービス業

大栄環境株式会社 logo
大栄環境株式会社9336

環境関連事業

廃棄物処理・資源循環を核とする大栄環境の主力セグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高85,248百万円77,487百万円
セグメント利益22,477百万円21,893百万円
セグメント利益率26.4%28.3%
減価償却費8,455百万円5,800百万円
有形固定資産及び無形固定資産の増加額75,361百万円14,840百万円
廃棄物受入量2,353千トン2,197千トン(前年同期比7.1%増より逆算)
汚染土壌受入量464千トン前年同期比38.2%増
のれん償却額1,228百万円447百万円

事業詳細

産業廃棄物・一般廃棄物の収集運搬から中間処理・再資源化、最終処分に至るワンストップサービスを提供。「廃棄物処理・資源循環」「土壌浄化」「施設建設・運営管理」「コンサルティング」「エネルギー創造」「森林保全」等の事業で構成。主要顧客はメーカー、ゼネコン、医療機関、自治体。連結売上高の大半を占める中核セグメントであり、2026年3月期の外部顧客向け売上高は85,248百万円。

直近の概況

スカラベサクレ子会社化で九州エリア参入、売上・利益ともに過去最高を達成

2025年11月に株式会社スカラベサクレ(取得原価44,000百万円、議決権比率80%)を連結子会社化し、許可容量約8,810千m³の管理型最終処分場を取得。同社の業績は2025年12月から4ヶ月分が連結に寄与。のれんは33,700百万円(20年均等償却)。御坊リサイクルセンター第2期最終処分場の供用開始、DINS関西のプラスチック再資源化施設稼働開始も重なり、環境関連事業の売上高は85,248百万円(前期比10.0%増)、セグメント利益は22,477百万円(同2.7%増)と過去最高を更新。一方、減価償却費・人件費・外注費の増加により利益率は26.4%(前期28.3%)に低下。

主要プロダクト

service
廃棄物処理・資源循環

2026年3月期の廃棄物受入量は2,353千トン(前年同期比7.1%増)。関東エリアに加え、株式会社スカラベサクレの連結子会社化による九州エリアでの受入拡大が寄与。管理型最終処分場の容量拡大を継続推進。

service
土壌浄化

2026年3月期の汚染土壌受入量は464千トン(前年同期比38.2%増)。汚染土壌処理案件の新規受注に加え、難処理土壌の受注に注力したことで大幅増収。

service
施設建設・運営管理

2025年1月に連結子会社化した株式会社海成による解体工事受注増等により増収。外注費増加を伴うものの、受注拡大が継続。

service
エネルギー創造

九州エリアにおける公民連携事業(PPP)によるエネルギー回収施設等の整備計画を推進中。DINS関西株式会社でのプラスチック再資源化施設が稼働開始。

service
コンサルティング

パートナー企業および自治体との資源循環システムの高度化に注力。インフラ開発案件の継続受注を支援。

成長ドライバー

  • 株式会社スカラベサクレの連結子会社化による最終処分場許可容量の大幅拡大(約8,810千m³追加)と九州エリアでの廃棄物処理・資源循環システム構築
  • 関東エリアでの廃棄物受入継続拡大(連結子会社の株式会社共同土木を中心)
  • 汚染土壌処理の新規受注拡大および難処理土壌への注力(2026年3月期受入量前年同期比38.2%増)
  • 御坊リサイクルセンター第2期最終処分場の供用開始およびDINS関西プラスチック再資源化施設の稼働開始による処理能力増強
  • インフラ開発案件に伴う廃棄物処理需要の継続受注(関西エリアを中心)
  • M&Aによる事業エリア拡大(スカラベサクレ・肥前環境・海成・京都エコサービス等の連結子会社化)
  • 九州エリアにおける公民連携事業(PPP)によるエネルギー回収施設整備計画の推進

リスク

  • 減価償却費の大幅増加(前期5,800百万円→当期8,455百万円)によるセグメント利益率の低下圧力
  • 人員増・待遇改善による人件費増加および解体工事・廃棄物運搬に伴う外注費増加によるコスト上昇
  • スカラベサクレ取得に伴う有利子負債の大幅増加(長期借入金が前期末比45,022百万円増)および自己資本比率の低下(51.0%→42.2%)
  • のれん33,700百万円(スカラベサクレ分)の20年均等償却による継続的な利益押し下げ(年間約1,685百万円)
  • 最終処分場における資産除去債務の再見積もりによる相殺効果の終了および償却単価上昇による減価償却費の増加
  • 廃棄物受入量の地域偏在リスクおよび新規エリア(九州)での事業立ち上げコスト

最終更新: 2026年6月26日