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株式会社関通

9326東証グロース倉庫・港湾運送業

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株式会社関通9326

物流サービス事業

EC・通販物流支援を主軸とする売上構成比90.8%の中核セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2027年2月期第1四半期)4,803百万円3,507百万円(2026年2月期第1四半期)
セグメント利益(2027年2月期第1四半期)41百万円-46百万円(2026年2月期第1四半期)
売上高営業利益率(2027年2月期第1四半期)0.9%-1.3%(2026年2月期第1四半期)
売上高(2026年2月期通期)17,310百万円14,524百万円(2025年2月期)
セグメント利益(2026年2月期通期)334百万円-329百万円(2025年2月期)
売上構成比(2027年2月期第1四半期)90.8%85.9%(2026年2月期第1四半期)

事業詳細

主にEコマース・通信販売事業者向けに、入庫・在庫管理・出庫等の配送センター業務を代行するEC・通販物流支援サービスを主力とする。自社開発WMS「クラウドトーマス」やチェックリストシステム「アニー」と連携し、物流業務の標準化・効率化を実現。2026年4月の持株会社体制移行に伴うセグメント再編により、従来同セグメントに含まれていた受注管理業務は「コマースDX事業」、サブリース事業は「Estate Leasing事業」として独立分離された。

直近の概況

前年同期比37.0%増収・損益黒字転換を達成、サイバー攻撃復旧後の回復が鮮明

2027年2月期第1四半期(2026年3月〜5月)の物流事業売上高は4,803百万円(前年同期比37.0%増)、セグメント利益は41百万円(前年同期は46百万円の損失)と黒字転換を達成。2024年9月のサイバー攻撃被害からの復旧を経て、品質・生産性向上のための改善活動に取り組み、顧客満足度向上を推進した結果。また、2026年4月の持株会社体制移行に伴い、受注管理業務をコマースDX事業、サブリース事業をEstate Leasing事業として分離し、物流拠点の拡張をいったん見合わせることで賃借料を抑制し、利益率改善トレンドの維持に注力している。

主要プロダクト

service
EC・通販物流支援サービス

2000年頃のEC黎明期から培ったノウハウを強みとし、自社開発WMS「クラウドトーマス」と連携した標準化・効率化されたオペレーションを提供。AIやロボティクスを活用した省人化・自動化投資にも対応。

service
物流コンサルティングサービス

長年の現場運用ノウハウと最新テクノロジーを融合させた付加価値(「チエ」)を提供するビジネスモデルへの質的転換を推進。「ハコからチエへ」をスローガンに掲げ、単なる倉庫スペース提供から脱却を図る。

platform
クラウドトーマス(WMS)

物流業務の標準化・効率化を実現する自社開発プラットフォーム。チェックリストシステム「アニー」と連携し、オペレーション精度と生産性の向上を支援する。

成長ドライバー

  • EC市場の継続的拡大に伴う物流アウトソーシング需要の増加
  • サイバー攻撃被害からの信頼回復による既存顧客の売上回復・新規顧客獲得再開
  • AIやロボティクスを活用した省人化・自動化投資によるオペレーション精度と生産性の向上
  • 「ハコからチエへ」のビジネスモデル転換による付加価値提供と収益性改善
  • 物流2024年問題を背景とした省人化・自動化投資需要の高まり
  • 物流拠点拡張抑制による賃借料コントロールと利益率改善トレンドの維持

リスク

  • サイバー攻撃・情報セキュリティインシデントの再発リスク(2024年9月のランサムウェア被害の再現)
  • 物流業界の深刻な人手不足と人件費上昇圧力
  • 発送運賃・運送費用・賃借料等の主要コスト増加による収益圧迫
  • EC市場成長率の鈍化による物流需要増加ペースの減速
  • 持株会社体制移行・セグメント再編に伴う事業管理・業績比較の複雑化
  • 売上高営業利益率0.9%と依然として低水準であり、コスト構造改善の継続が必要

最終更新: 2026年5月29日