事業内容
株式会社ブリーチは「世界を照らす。」を経営理念に掲げ、主に化粧品・日用品・機能性表示食品等のインターネット通販企業や美容サロン・金融サービス企業に対し、レベニューシェア型報酬体系によるデジタルマーケティング支援を提供する。マーケティング戦略構築から広告制作・運用まで内製化し、高速PDCAで成果を最大化する「シェアリング型統合マーケティング事業」を主力とする。
2023年7月に東証グロース市場へ上場。2025年3月には連結子会社オーラムテックを設立し、販売インフラ支援領域へも事業を拡張している。
潜在的なマーケティングニーズを持つ中小・中堅企業を含む幅広い顧客層を対象とする。
ビジネスモデル
顧客企業から初期費用・コンサルティング料を受領せず、新規ユーザー獲得数に合意済みのレベニューシェア単価を乗じた金額を報酬として受領する。広告宣伝費は全額自社負担のため、ROAS(売上高÷広告宣伝費)と広告利益(売上高-広告宣伝費)を主要収益指標として管理する。
2025年6月期のROASは125%、広告利益は3,385,047千円(前期比+46.6%)。マーケティング機能の内製化により高速PDCAを実現し、コア商材への集中投資で収益を最大化する構造を持つ。
企業の強み
マーケティング戦略構築・広告制作・広告運用のほぼ全機能を内製化。大量のA/Bテストと高速PDCAにより獲得効率を継続的に改善し、蓄積データ・ノウハウを社内に集積することでマーケティング力を自己強化する仕組みを構築している。2025年6月期のROASは125%(前期120%から改善)。
月次売上高10百万円以上のコア商材数は前期15件から当期20件へ増加。Aランク商材(月次100百万円以上)は平均4.3件、B・C・Dランクも全ランクで件数が増加し、特定商材への依存度が低下。広告利益は3,385,047千円と前期比46.6%増を達成した。
顧客企業は初期費用ゼロ・CPA事前確定というリスクフリーの条件でマーケティング支援を受けられる。潤沢な予算を持てない中小・中堅企業を含む幅広い顧客層にアクセス可能であり、国内に102,555社存在する売上高1億円~100億円未満の企業群が潜在的な顧客基盤となる。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
2026年6月期第3四半期累計(9ヶ月)の売上高は12,597百万円(前年同期比0.5%減)とほぼ横ばいながら微減。売上原価が11,336百万円(前年同期10,921百万円)に増加し売上原価率が90.0%(前年同期86.3%)へ悪化、売上総利益は1,260百万円(前年同期1,739百万円)に縮小した。
販管費も1,458百万円(前年同期1,368百万円)と増加し、営業損失197百万円(前年同期営業利益370百万円)に転落。過去5期の推移では2023期に売上高16,377百万円・営業利益2,173百万円のピークを記録後、2024期に大幅赤字(営業損失368百万円)、2025期に黒字回復(営業利益436百万円)を果たしたが、2026期は再び損失局面に入っている。
現金及び預金は前期末8,899百万円から7,098百万円へ1,801百万円減少しており、先行投資による資金流出が続いている。通期業績予想は未定。
成長戦略
コア商材拡大・新規ジャンル開拓・AI活用・販売インフラ支援の4軸で収益基盤を再構築
金融・オンライン診療・人材紹介など新規ジャンルへの展開により、特定顧客・商材への依存度を低減しながら月間平均レベニューシェア10百万円以上のコア商材数を増加させる。当3Q累計では株式会社アール依存度が前年同期比で低下しており、分散は緩やかに進行中。
運用型広告の活用拡大という市場環境を背景に、SNS広告・動画広告・ECモール運用など多様な広告媒体を活用してマーケティング手法を多様化する。広告配信データを活用したPDCAの高速化により広告効果の最大化を図る。
生成AIを活用した広告制作の生産性向上と、広告運用データを活用したPDCAの高速化により、マーケター一人当たりの生産性向上と広告効果の最大化を推進する。新卒採用拡大・マーケター育成プログラム強化と組み合わせて人材投資の効率化を図る。
JOVSブランド光美容機器の総代理店としてオンラインモール直販体制を整備し、2026年1月に新製品を発売。美容・健康・ライフスタイル領域を軸とした複数メーカーへの支援を拡大する。当3Q累計でセグメント損失52百万円を計上しており、黒字化が次の評価ポイント。
最終更新: 2026年7月17日

