九州旅客鉄道株式会社9142
運輸サービス
九州7県で鉄道・バスを運営するJR九州の基幹インフラ事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 営業収益(セグメント計) | 190,668百万円 | 169,337百万円 | ↑ |
| 営業利益(セグメント) | 23,976百万円 | 12,186百万円 | ↑ |
| EBITDA(セグメント) | 38,670百万円 | 25,392百万円 | ↑ |
| 鉄道旅客運輸収入(単体) | 172,604百万円 | 151,248百万円 | ↑ |
| 輸送人員(単体) | 328,797千人 | 331,820千人 | ↓ |
| 営業収益前期比増減率 | +12.6% | — | ↑ |
| 営業利益前期比増減率 | +96.7% | — | ↑ |
事業詳細
九州7県において新幹線2路線・在来線21路線を運営する鉄道事業と、乗合・高速・貸切バス事業を展開。九州地域の基幹的交通機関として都市間輸送・通勤通学を支えるとともに、「ななつ星in九州」や「D&S列車」を通じた九州全体のブランド価値向上と誘客促進の役割も担う。2025年度は29年ぶりの運賃改定効果と旺盛なインバウンド需要を取り込み、営業利益が前期比96.7%増と大幅改善した。
直近の概況
運賃改定効果と旺盛な旅客需要により営業利益が前期比96.7%増と大幅改善
2025年度(2026年3月期)は消費税率引上げを除き29年ぶりの運賃・料金改定を実施し、鉄道旅客運輸収入は172,604百万円(前期比14.1%増)と大幅増収。2025年12月には鹿児島本線・日豊本線の一部区間でGoA2.0自動運転を本格導入し「未来鉄道プロジェクト」を推進。「スーパーマリオ×JR九州」タイアップ企画等による新たな移動需要創出にも取り組んだ。一方、2025年8月の大雨により日豊本線・肥薩線等で被害が発生し、特別損失として災害損失・引当金を計上した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 29年ぶりの運賃・料金改定(2025年4月実施)による収益基盤の抜本的強化
- インバウンド需要の継続的拡大による定期外旅客収入の増加
- 「未来鉄道プロジェクト」推進によるGoA2.0自動運転導入・公衆回線使用無線式列車制御システム開発等を通じた鉄道の持続可能性・収益性向上
- QRコードチケットレスサービス拡充等デジタルサービス強化によるお客さま利便性向上と利用促進
- 「九州MaaS」推進による観光・イベント・地域交通を束ねるモビリティサービスの定着と地域共創まちづくりの推進
- 人気キャラクターとのタイアップ企画等による新たな移動需要の創出
リスク
- 「令和7年8月6日からの大雨」による日豊本線・肥薩線等の被害と復旧費用の発生(災害損失・引当金を特別損失に計上)
- 物価高騰・人件費上昇等のコスト増加圧力(単体修繕費は前期比15.7%増、人件費は前期比4.4%増)
- 輸送人員の微減傾向(全社328,797千人、前期比0.9%減)に示される地方交通線の需要低迷
- 労働人口の減少に伴う乗務員・保守要員の確保難
- 大規模自然災害・感染症等による旅客需要の急変リスク
- 中東情勢緊迫化等地政学リスクによるエネルギーコスト上昇リスク
最終更新: 2026年6月19日

