玉井商船株式会社9127
外航海運業
玉井商船の主力セグメント。外航ドライバルク船による国際貨物輸送を担う。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 営業収益(通期) | 4,047百万円 | 4,281百万円 | ↓ |
| 営業利益(通期) | 996百万円 | 1,276百万円 | ↓ |
| セグメント資産(期末) | 8,818百万円 | 8,928百万円 | ↓ |
| 減価償却費(通期) | 602百万円 | 567百万円 | ↑ |
| 有形・無形固定資産増加額(通期) | 2,755百万円 | 531百万円 | ↑ |
事業詳細
支配船舶による北米からの輸入穀物や南米からの水酸化アルミ輸送を主軸とし、一部支配船舶の短期貸船により安定収益を確保。2025年6月竣工の新造船を加えた船隊で運航。当期は貨物輸送から短期貸船への運航比率が高まり、運賃が減少した一方で貸船料が増加。連結営業収益の約79%を占める中核事業。
直近の概況
新造船竣工による船費増加と運航比率シフトで営業利益は前期比21.9%減。
2026年3月期の外航海運業営業収益は4,047百万円(前期比233百万円減、5.5%減)、営業利益は996百万円(同279百万円減、21.9%減)。貨物輸送から短期貸船への運航比率上昇により運賃が減少し貸船料が増加。一方、2025年6月竣工の新造船に係る船費増加が利益を圧迫。有形固定資産増加額は2,755百万円と前期の531百万円から大幅拡大し、新造船取得による船腹投資が進展。2026年1~3月期は米中大豆取引の集中・喜望峰経由ルート選択によるトンマイル効果や中国からの建設関連原料輸出増加により市況は堅調に推移した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 2025年6月竣工の新造船による船腹量拡大と輸送能力強化
- 米中大豆取引(1,200万トン規模)の集中輸送・喜望峰経由ルートによるトンマイル効果
- 中国からのセメント・スラグ等建設関連原料の輸出増加とアフリカ向け輸出拡大によるトンマイル増
- 日本軽金属・全農等との長期・中長期輸送契約の継続・拡大
- 地政学的リスク対応(航路選定・バラスト航海短縮)による効率的配船と採算向上
- 米国USTRによる中国建造船への米国寄港課税措置がトンマイル増加・市況押し上げに寄与する可能性
リスク
- 外航ドライバルク市況の変動リスク(カムサマックス・ウルトラマックス船の大量デリバリー予定)
- 地政学的リスク(ロシア・ウクライナ戦争長期化、中東情勢緊張、ホルムズ海峡封鎖の長期化)による航路変更・コスト増
- トランプ関税政策による世界貿易量縮小・中国向け米国大豆出荷停止等の貨物量減少リスク
- 中国経済の低迷継続(不動産不況・デフレ圧力)による鉄鉱石・石炭等バルク貨物需要の減退
- 新造船竣工に伴う船費増加による収益圧迫リスク
- IMO環境規制(EEXI・CII・GHG削減目標)への対応コスト増加および次世代燃料への移行リスク
最終更新: 2026年6月8日

