HSホールディングス株式会社8699
銀行関連事業
モンゴル・キルギス・ロシアの3カ国で銀行業務を展開する海外金融事業セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 営業収益(セグメント外部顧客) | 2,615百万円 | 2,908百万円 | ↓ |
| 営業損失 | △284百万円 | △652百万円 | ↑ |
| 持分法による投資利益 | 16,411百万円 | 15,447百万円 | ↑ |
| 持分法適用会社への投資額(期末) | 64,988百万円 | 57,308百万円 | ↑ |
| セグメント資産(期末) | 78,570百万円 | 71,514百万円 | ↑ |
| 銀行関連事業の経常利益(持分法投資損益含む) | 16,528百万円 | 14,796百万円 | ↑ |
事業詳細
ハーン銀行(モンゴル)、キルギスコメルツ銀行(キルギス共和国)、ソリッド銀行(ロシア連邦)の3行を傘下に持つ。預金業務・貸付業務を中核とし、デジタルバンキング、外為取引、手数料ビジネスも展開。ハーン銀行はモンゴル銀行法改正への対応により2024年3月期第1四半期より持分法適用関連会社に異動。連結セグメントの営業収益はキルギスコメルツ銀行分のみが計上され、ハーン銀行・ソリッド銀行の業績は持分法による投資損益に反映される構造となっている。
直近の概況
持分法投資利益が16,411百万円に拡大し、営業損失は△284百万円に縮小
2026年3月期の銀行関連事業は、セグメント営業収益が2,615百万円(前期比292百万円減)となった一方、営業損失は△284百万円(前期△652百万円から改善)。ハーン銀行は現地通貨ベースで融資残高20.9%増・当期純利益8.8%増と好調。ソリッド銀行は外為取引等の非金利収入増加により業績が大幅改善。持分法による投資利益は16,411百万円(前期比964百万円増)に拡大。持分法投資損益を含む銀行関連事業の経常利益は16,528百万円(前期比1,732百万円増)となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- ハーン銀行の現地通貨ベースでの融資残高増加(前期末比20.9%増)および資金運用収益増加(同15.0%増)
- ソリッド銀行における外為取引を通じた非金利収入の大幅増加による業績改善
- モンゴル経済の高成長(実質GDP前期比6.8%増)を背景とした法人・個人向け融資の拡大
- ハーン銀行のデジタルバンキング推進による個人向けサービス拡充と手数料収入の増加
- 持分法による投資利益の拡大(2026年3月期16,411百万円、前期比964百万円増)
リスク
- モンゴル銀行法改正により2026年12月末までにハーン銀行持株比率を20%以下に引き下げる必要があり、今後さらに議決権比率が減少し連結業績(経常損益以降)に重大な影響を及ぼす可能性
- ロシア・ウクライナ情勢の長期化によるソリッド銀行への経済制裁拡大リスク(ルーブル為替・原油価格変動含む)
- キルギスコメルツ銀行における引当金追加計上・IT投資増加による収益圧迫および現地通貨ベースでの最終赤字(政策金利は2026年2月に12%へ引き上げ)
- 中国経済の減速によるモンゴル向け輸出減少がハーン銀行の融資品質・業績に与える影響
- 各国通貨の対円為替変動による連結純資産への影響(為替換算調整勘定が当期末で△2,990百万円)
最終更新: 2026年6月24日

