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芙蓉総合リース株式会社

8424・東証プライム・その他の金融業

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芙蓉総合リース株式会社8424

事業内容

芙蓉総合リース株式会社は1969年に丸紅・みずほ銀行を中心とする芙蓉グループにより設立された総合リース会社。当社グループは連結子会社233社・関連会社16社で構成され、情報機器・産業機械・航空機・不動産等の多様な物件リース・割賦販売(リース及び割賦セグメント)、金銭貸付・有価証券運用・匿名組合組成(ファイナンスセグメント)、環境エネルギー・BPO・モビリティ(その他セグメント)の3セグメントを展開。

国内外の法人顧客を主要顧客とし、東証プライム市場上場。2025年3月末時点の営業資産残高は3,072,143百万円に達する。

ビジネスモデル

リース及び割賦セグメントでは賃貸資産を保有・運用し、売上高と売上原価の差引利益(資金原価控除前売上総利益)を収益源とする。ファイナンスセグメントでは貸付金利息・受取配当・出資利益等の金融収益を積み上げる。

その他セグメントでは環境エネルギー・BPO・モビリティ等のサービス手数料を獲得。2025年3月期の差引利益合計は149,849百万円(前期比16.6%増)と拡大基調にある。

企業の強み

2025年3月期の営業利益は64,760百万円(前期比7.9%増)、経常利益は69,036百万円(前期比1.0%増)と過去最高を更新。中期経営計画の経営目標指標である経常利益は8期連続で最高実績を更新しており、安定した収益拡大力を実証している。

2025年3月末の営業資産残高は3,072,143百万円(前期末比6.8%増)。リース及び割賦が1,929,673百万円、ファイナンスが1,109,628百万円と二本柱で構成。航空機・モビリティ物流のオペレーティング・リース残高が990,028百万円に拡大し、資産の多様化と積み上げが進んでいる。

丸紅・みずほ銀行を中心とする芙蓉グループの信用力を背景に、国内191社・海外42社の連結子会社を擁する。米国・アイルランド・香港・シンガポール・中国・タイ等に現地法人を持ち、航空機リース・再生可能エネルギー・EV関連等のグローバルビジネスを展開している。

エンヴァリスの着眼点

2026年3月期に営業利益が前年比37.4%減となった要因(欧州再エネ債権損失)に対し、2027年3月期第1四半期は営業利益+29.3%、経常利益+11.2%と回復基調が確認された。通期業績予想(営業利益700億円、前期比72.7%増)に変更はなく、進捗率も概ね順調と評価できる。

自己資本比率は前連結会計年度末13.1%から13.4%へ0.3ポイント改善したものの、依然として総資産3兆8,254億円に対し自己資本511,118百万円と低水準。総資産が前期末比0.5%減少する中での改善であり、資産規模の拡大が再開すれば比率悪化リスクが再燃する可能性がある。

ファイナンスセグメントは売上高+51.6%、セグメント利益+48.1%と全セグメント中最も高い成長率を記録し、営業投資有価証券や医療ファクタリング等の金融収益が拡大。一方でその他セグメントはセグメント利益が前年同期比8.9%減となり、セグメント間の成長ばらつきが目立つ。

成長戦略

「Fuyo Shared Value 2026」のもと7事業領域への集中投資で持続成長を追求

EV関連ビジネスや輸送用機器リースの国内外拡大、㈱ワコーパレット子会社化による物流事業基盤の拡充を推進。リース及び割賦セグメントの増収に寄与している。

㈱CBホールディングス連結子会社化や診療・介護報酬ファクタリング(FPSメディカル)の取扱高拡大により、ファイナンスセグメントの収益基盤を強化。第1四半期はファイナンス売上+51.6%と高成長。

欧米アライアンス先と連携した再生可能エネルギー事業のグローバル展開を継続する一方、前期の欧州再エネ債権損失を踏まえたリスク管理の強化が課題。英国での環境配慮型不動産開発等は進行中。

最終更新: 2026年8月2日