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株式会社ふくおかフィナンシャルグループ

8354東証プライム銀行業

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株式会社ふくおかフィナンシャルグループ8354

ふくおかフィナンシャルグループ(銀行業務・単一セグメント)

九州を基盤とする広域展開型地域金融グループの中核銀行業務セグメント

期間今期前期増減率
経常収益(FFG連結・通期)621,168百万円455,711百万円
経常利益(FFG連結・通期)120,610百万円103,594百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(FFG連結・通期)85,428百万円72,136百万円
コア業務純益(FFG連結・通期)151,707百万円119,064百万円
貸出金残高(銀行合算・期末)20,383,759百万円19,070,596百万円
預金残高(銀行合算・期末)21,609,333百万円21,554,403百万円
不良債権比率(FFG連結)1.51%1.62%
総資産(FFG連結・期末)33,559,486百万円32,262,623百万円
純資産(FFG連結・期末)1,076,716百万円929,593百万円
自己資本比率(FFG連結・速報値)11.42%12.37%
1株当たり当期純利益(FFG連結)451円99銭381円54銭
年間配当金180円00銭135円00銭
ROE(FFG連結)8.51%7.40%
信用コスト(FFG連結・通期)18,235百万円6,102百万円
個人預り資産残高(グループ合算・期末)35,262億円29,536億円

事業詳細

福岡銀行・熊本銀行・十八親和銀行・福岡中央銀行・みんなの銀行の5行を擁し、福岡県・熊本県・長崎県を中心とした九州全域に稠密なネットワークを展開。預金・貸出・為替・有価証券運用を主軸に、投資信託・保険販売等の資産運用商品、法人向けソリューション、FFG証券を通じた証券業務まで幅広い金融サービスを提供する。報告セグメントは銀行業務のみで、銀行業務以外の事業については重要性が乏しいとしてセグメント情報の記載を省略している。

直近の概況

金利上昇を追い風に資金利益が大幅拡大し、経常利益・純利益ともに過去最高水準を更新

2026年3月期(2025年度)は、日銀の利上げを背景とした貸出金利息の増加(FFG連結で256,937百万円、前年比55,518百万円増)と有価証券利息配当金の増加(132,275百万円、前年比25,112百万円増)により資金運用収益が442,554百万円(前年比86,984百万円増)と大幅拡大。一方、国債等債券売却損(銀行合算で△91,156百万円)の増加によりその他業務費用が膨らんだものの、株式等関係損益(銀行合算で80,921百万円)が臨時損益を押し上げた。FFG連結経常利益は120,610百万円(前年比16.4%増)、親会社株主帰属当期純利益は85,428百万円(前年比18.4%増)を達成。2027年3月期は経常利益149,500百万円(前年比24.0%増)、当期純利益100,000百万円(前年比17.1%増)を予想し、年間配当は210円(前期比30円増)を計画。

主要プロダクト

product
貸出業務

銀行合算の総貸出金残高は2026年3月末時点で20,383,759百万円(前年比1,313,163百万円増、年率6.9%増)。法人部門が年率8.0%増と牽引し、住宅ローンも年率3.0%増で堅調。貸出金利息はFFG連結で256,937百万円(前年比55,518百万円増)。

product
預金・資金調達業務

銀行合算の預金合計は2026年3月末時点で21,609,333百万円(前年比54,930百万円増)。個人預金が年率0.9%増と安定推移。FFG連結の預金利息は48,257百万円(前年比25,556百万円増)と金利上昇を反映して大幅増加。

service
資産運用商品販売

グループ合算の個人預り資産残高は2026年3月末時点で35,262億円(前年比5,726億円増)。2025年度の資産運用商品販売額はグループ合算で7,250億円(前年比523億円増)。投資信託4,417億円、保険1,811億円が主要商品。

product
有価証券運用

FFG連結の有価証券残高は2026年3月末時点で5,451,502百万円(前年比99,784百万円減)。有価証券利息配当金は132,275百万円(前年比25,112百万円増)。国債等債券損益はFFG連結で△91,156百万円と大幅な売却損を計上。

platform
みんなの銀行(デジタルバンク)

2025年度の経常損失は6,996百万円(前年度7,310百万円の損失から改善)。貸出金残高は35,764百万円(前年比10,525百万円増)、預金残高は46,869百万円(前年比13,284百万円増)と規模拡大が継続。FFG連結当期純利益への影響は△51億円(前年度△88億円から改善)。

成長ドライバー

  • 日銀利上げを背景とした貸出金利息の増加(FFG連結で前年比55,518百万円増の256,937百万円)と預貸金粗利鞘の改善(銀行合算で1.06%、前年比0.12ポイント改善)
  • 法人部門を中心とした貸出金残高の拡大(銀行合算総貸出金年率6.9%増、法人部門年率8.0%増)
  • 投資信託・保険販売好調による個人預り資産残高の増加(グループ合算で35,262億円、前年比5,726億円増)
  • 有価証券ポートフォリオの再構築による有価証券利息配当金の増加(FFG連結で前年比25,112百万円増の132,275百万円)
  • 九州の半導体関連産業を中心とした設備投資需要の高水準推移による法人貸出の拡大
  • みんなの銀行の損失縮小(経常損失6,996百万円、前年度7,310百万円から改善)と貸出金・預金残高の拡大継続

リスク

  • 資金調達費用の上昇(FFG連結預金利息が前年比25,556百万円増の48,257百万円)による利鞘圧縮リスク
  • 国債等債券の評価損(FFG連結でその他有価証券評価差額金△20,907百万円、ヘッジ考慮後△102,783百万円)および金利上昇による有価証券ポートフォリオへの影響
  • 信用コストの増加(FFG連結で18,235百万円、前年比12,133百万円増)と貸倒引当金繰入額の拡大(FFG連結で17,341百万円、前年比12,088百万円増)
  • 自己資本比率の低下(FFG連結11.42%、前年比0.95ポイント低下)によるリスクアセット増加への対応
  • 営業基盤である九州での将来的な人口減少による貸出需要の長期的な減退
  • 米国関税政策・地政学リスクによる世界経済減速が九州地域経済(半導体・自動車関連産業)に与える影響

最終更新: 2026年6月19日