食品安全性・製造物責任リスク
国内外の食品メーカー・生産者からの調達および国内・米国・中国の生産子会社において、予見しえない品質問題や製造・加工工程での不測の事故が発生するリスクがある。大規模な商品回収や多額の製造物賠償責任が生じた場合、財政状態および経営成績に重大な影響を及ぼす可能性がある。品質保証部を中心に国内外工場が参加する定期的な会議を通じて品質管理の高度化と食品安全性確保に努めている。
在庫管理・廃棄リスク
多品種の食品原材料・商品(特に輸入品)を一定量在庫として維持しており、販売見込みと実績の乖離により在庫廃棄が生じるリスクがある。また、大きな価格変動が発生した場合にも財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。商品別担当者の配置と販売担当者との密接な情報交換により余剰在庫・賞味期限切れの防止に努めている。
気候変動による原材料調達・価格リスク
自然災害や気候変動に起因した凶作等により、安定した品質・数量の食品原材料・商品を確保できないリスクがある。需給変動による農産物の海外相場変動や為替相場変動が仕入原価・生産コストに大きく影響し、財政状態および経営成績を悪化させる可能性がある。商品別仕入担当者を配置し、仕入先との密接な情報交換や作柄状況の確認により安定確保に努めている。
災害・感染症による事業継続リスク
大地震・自然災害・大規模火災等の想定を超える事象や感染症疾患の大流行が発生した場合、保有施設・工場の損壊・喪失により受注・出荷活動や生産活動に支障を来たすリスクがある。これにより商品供給が滞り、財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。事業継続計画(BCP)の定期的な見直しや保険の活用によりリスク抑制に努めている。
事業グローバル化に伴うリスク
海外からの原材料・商品調達および海外生産拠点・販売事業の展開において、戦争・テロ・政治社会変化・不利な租税制度や諸規制の設定・改廃等の予期せぬ事象が生じるリスクがある。また、海外グループ会社へのガバナンスに瑕疵が発生した場合にも財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。海外仕入・海外グループ会社管理の専門部署を設けリスク管理に努めている。
取引先信用リスク
取引先への売掛債権に基づく信用リスクが存在し、取引先の倒産等の予期せぬ事態により債権回収に問題が発生した場合、財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。信用情報の分析に基づき取引先ごとに信用限度を設定し、限度金額に応じた承認権限による審査を実施することで信用リスクの回避に努めている。
法的規制・コンプライアンスリスク
日本における食品安全基本法・食品衛生法等、および事業展開各国の法的規制を受けており、今後の法規制変更や法的違反行為等の指摘を受けた場合に事業活動が制限されるリスクがある。これにより財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性がある。各国の法的規制の遵守に努め、的確な対応を行っている。
情報システム・サイバーセキュリティリスク
受発注・会計処理から取引先とのコミュニケーション・社内情報交換まで電子的交信手段への依存が高まる中、情報漏洩・データ紛失・ウイルス攻撃等が発生した場合に企業活動に支障が生じるリスクがある。財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があり、情報システムの専門部署を設けてリスク低減に努めている。
国内物流コスト・納期遅延リスク
物流業界の人手不足により配達ドライバー不足による商品の納期遅延が生じるリスクがあり、人件費・燃料費高騰による物流コストの大幅上昇が経営成績に影響を及ぼす可能性がある。モーダルシフト(トラック輸送から鉄道貨物輸送等への転換)や輸入貨物の消費地近接港への荷揚げ等の取り組みにより対応を進めている。
海上輸送不安定化リスク
世界的に海上輸送の不安定要素が増加しており、輸出入の停滞が発生した場合に商品調達の遅れや物流コストの上昇が生じるリスクがある。これにより財政状態および経営成績に影響を及ぼす可能性があり、輸入貨物の荷揚げ港の最適化等の取り組みを通じてリスク軽減を図っている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月29日

