ネポン株式会社7985
熱機器事業
農用・汎用熱機器を軸にグループ売上の約94%を占める主力事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高 | 6,950百万円 | 6,770百万円 | ↑ |
| セグメント利益 | 1,055百万円 | 1,021百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 3,528百万円 | 3,814百万円 | ↓ |
| 減価償却費 | 126百万円 | 136百万円 | ↓ |
| 連結売上高に占める構成比 | 約93.7% | 約93.0% | ↑ |
事業詳細
施設園芸用温風暖房機・ヒートポンプ・温水ボイラ等の農用機器と、ビル・工場用温風暖房機・融雪ボイラ等の汎用機器を製造販売し、設置工事・アフターサービスも提供する。農業ICTクラウドサービス「Chabu-Dai」やスマートフォンアプリ「ちょこっとリモコン」など、IoTを活用したデジタルサービスも展開。主要顧客は農業生産者・施設園芸事業者で、佐藤商事㈱が主要販売代理店。2026年3月期は気候災害に強い低コスト型園芸施設の大口工事受注やロードヒーティング設置工事等の熱機器工事受注増加により売上が拡大した。
直近の概況
大口工事受注・ロードヒーティング工事増加で売上高が前期比2.6%増加
2026年3月期の熱機器セグメント売上高は6,950百万円(前期比2.6%増)、セグメント利益は1,055百万円(前期比3.4%増)となった。気候災害に強い低コスト型園芸施設の大口工事受注と、ロードヒーティング設置工事等の熱機器工事受注増加が主な増収要因。一方、セグメント資産は棚卸資産の圧縮等により3,528百万円と前期(3,814百万円)から286百万円減少し、資産効率の改善が見られた。翌期(2027年3月期)の連結通期売上高予想は7,450百万円(前期比0.4%増)と微増にとどまる見通しで、景気下振れリスクを勘案した慎重な計画となっている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 気候災害に強い低コスト型園芸施設の大口工事受注継続とロードヒーティング設置工事等の熱機器工事受注増加
- 施設園芸の大規模化・高度システム化の進展に伴う法人農業参入増加
- ヒートポンプ等脱炭素対応製品の需要拡大(農林水産省「みどりの食料システム戦略」2050年CO2ゼロエミッション目標への対応)
- 化石燃料使用による温風暖房機とヒートポンプを連動制御するシステムの普及促進による化石燃料使用量削減ソリューション提供
- IoTプラットフォーム「Chabu-Dai」・「ちょこっとリモコン」等デジタルサービスによる農作業負担軽減・事業採算改善の付加価値向上
- 次世代エネルギー源活用等による農業界の温暖化ガス排出量削減ソリューションの開発・提供
リスク
- イラン軍事衝突長期化懸念に伴う原油利用製品の供給不足・価格高騰による農業生産者の採算悪化・設備投資意欲減退
- 円安進行による輸入物価上昇に伴う売上原価増加圧力
- 施設園芸用温風暖房機の化石燃料依存に対する脱炭素規制強化リスク
- 農業ICTクラウドサービス市場への他社参入増加による競争激化
- 高齢化・後継者不足による小規模農家の減少に伴う需要縮小
- 主要顧客・販売代理店(佐藤商事㈱)への売上集中リスク(当期売上高1,396百万円、連結売上高の約18.8%)
最終更新: 2026年6月30日

