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任天堂株式会社7974

任天堂株式会社(単一セグメント)

ゲーム専用機のハード・ソフト一体型ビジネスを核とするホームエンターテインメント企業

期間今期前期増減率
売上高(連結・通期)2,313,051百万円(2026年3月期)1,164,922百万円(2025年3月期)
営業利益(連結・通期)360,117百万円(2026年3月期)282,553百万円(2025年3月期)
経常利益(連結・通期)542,196百万円(2026年3月期)372,316百万円(2025年3月期)
親会社株主に帰属する当期純利益(連結・通期)424,056百万円(2026年3月期)278,806百万円(2025年3月期)
売上高営業利益率15.6%(2026年3月期)24.3%(2025年3月期)
Nintendo Switch 2 ハードウェア販売台数1,986万台(2026年3月期)
Nintendo Switch ハードウェア販売台数380万台(2026年3月期)1,080万台(2025年3月期)
Nintendo Switch 2 ソフトウェア販売本数4,871万本(2026年3月期)
Nintendo Switch ソフトウェア販売本数1億3,691万本(2026年3月期)1億5,541万本(2025年3月期)
1株当たり当期純利益(連結)364.51円(2026年3月期)239.47円(2025年3月期)
年間配当金(1株当たり)219.00円(2026年3月期)120.00円(2025年3月期)
連結配当性向60.1%(2026年3月期)50.1%(2025年3月期)
総資産(連結)3,805,312百万円(2026年3月期)3,398,515百万円(2025年3月期)
自己資本比率(連結)77.6%(2026年3月期)80.2%(2025年3月期)
営業活動によるキャッシュ・フロー289,789百万円(2026年3月期)12,069百万円(2025年3月期)
現金及び現金同等物期末残高1,316,680百万円(2026年3月期)1,414,121百万円(2025年3月期)

事業詳細

任天堂グループは、携帯ゲームおよびホームコンソールゲームのハードウェア・ソフトウェアの開発・製造・販売を主軸とし、映像コンテンツ・モバイルアプリ・テーマパーク等のIP活用事業も展開する。2026年3月期はNintendo Switch 2の発売により主力プラットフォームが世代交代。海外売上高比率は76.9%と高く、為替変動の影響を受けやすい構造を持つ。当社グループは単一セグメントで運営されており、経営資源の配分・業績評価はグループ全体で行われている。

直近の概況

Nintendo Switch 2発売により売上高が前期比98.6%増の2,313,051百万円に急拡大

2025年6月発売のNintendo Switch 2が順調な立ち上がりを見せ、通期ハードウェア販売台数1,986万台を達成。同時発売の『マリオカート ワールド』1,470万本、『ドンキーコング バナンザ』452万本等の主要タイトルが貢献。売上高は2,313,051百万円(前期比98.6%増)、営業利益は360,117百万円(同27.5%増)。ただし売上原価率の上昇により営業利益率は24.3%から15.6%へ低下。持分法投資利益82,792百万円・投資有価証券売却益32,664百万円の計上により経常利益542,196百万円・純利益424,056百万円を確保。配当方針を改定し、連結営業利益の40%または連結配当性向60%のいずれか高い方を基準とする新方針を導入、当期年間配当は219円(前期120円)に増額。2027年3月期は売上高2,050,000百万円(前期比11.4%減)、営業利益370,000百万円(同2.7%増)を予想。

主要プロダクト

platform
Nintendo Switch 2

2025年6月に全世界で発売した新型ゲーム専用機。2026年3月期通期のハードウェア販売台数は1,986万台。Nintendo Switchソフトとの互換性を持ち、専用ソフトウェアに加え既存タイトルも遊べる。同時発売の『マリオカート ワールド』は1,470万本(本体セット含む)を販売。Nintendo Switch 2ソフト全体の販売本数は4,871万本。

platform
Nintendo Switchプラットフォーム

2026年3月期のハードウェア販売台数は380万台。Nintendo Switch 2との互換性により既存ソフトウェアの需要が継続。『Pokémon LEGENDS Z-A』が885万本(Nintendo Switch 2 Editionのダウンロード版含む)を販売。Nintendo Switchソフト全体の販売本数は1億3,691万本。

service
ゲーム専用機ソフトウェア(デジタル)

パッケージ併売ダウンロードソフトの売上増加等により、2026年3月期のデジタル売上高は407,600百万円(前年同期比25.0%増)。Nintendo Switch 2 Editionソフトのダウンロード版はNintendo Switchソフトウェアとして集計されており、デジタル比率の継続的な拡大が見込まれる。

service
モバイル・IP関連収入等

2026年3月期のIP関連収入等の売上高は73,500百万円(前年同期比9.7%減)。主に映画関連の売上が減少したことが要因。マリオ・ゼルダ・ポケモン等の強力なIPを活用した多角的な収益源として位置づけられている。

成長ドライバー

  • Nintendo Switch 2プラットフォームの継続的な普及拡大とソフトウェアラインアップの充実(2027年3月期:『ヨッシーとフカシギの図鑑』『Star Fox』『スプラトゥーン レイダース』等の新規タイトル投入予定)
  • Nintendo Switch 2とNintendo Switchの互換性による既存ソフトウェアライブラリの継続活用と定番タイトルの安定販売
  • パッケージ併売ダウンロードソフト販売増加によるデジタルビジネスの拡大(2026年3月期デジタル売上高は前年同期比25.0%増)
  • マリオ・ゼルダ・ポケモン等の強力なIPを活用した継続的なミリオンセラータイトルの創出
  • Nintendo Switch 2 Editionソフトの展開による既存IPの付加価値向上と新規需要の喚起
  • 持分法投資利益(2026年3月期82,792百万円)を含む多様な収益源の活用

リスク

  • ヒット商品の有無・規模による経営成績への大きな影響(特定タイトルへの依存リスク)
  • 海外売上高比率76.9%超に伴う為替変動リスク(2027年3月期予想前提:1USドル=150円、1ユーロ=175円)
  • Nintendo Switch 2向けハードウェア・ソフトウェアの売上原価率上昇による営業利益率の低下(2026年3月期:15.6%、前期比8.7ポイント低下)
  • 娯楽の多様化・競合他社増加による競争激化リスク
  • Nintendo Switch 2の普及ペース鈍化リスク(2027年3月期は売上高前期比11.4%減を予想)
  • 訴訟関連損失等の特別損失計上リスク(2026年3月期に6,414百万円を計上)
  • 自己株式取得(2026年3月期99,927百万円)による財務活動キャッシュ・フローの増大と自己資本比率低下

最終更新: 2026年6月25日