リンテック株式会社7966
印刷材・産業工材関連
シール・ラベル用粘着製品と産業用フィルムを軸に国内外で展開する主力セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 182,644百万円 | 184,647百万円 | ↓ |
| 営業利益 | 1,979百万円 | 5,462百万円 | ↓ |
| 営業利益率 | 1.1% | 3.0% | ↓ |
| 減価償却費 | 5,442百万円 | 5,422百万円 | — |
| のれん償却額 | 4,462百万円 | 4,543百万円 | ↓ |
| 印刷情報材事業部門売上高 | 145,517百万円 | 146,665百万円 | ↓ |
| 産業工材事業部門売上高 | 37,126百万円 | 37,981百万円 | ↓ |
事業詳細
シール・ラベル用粘着製品、自動車用粘着製品、工業用粘着テープ、ウインドーフィルム、屋外看板・広告用フィルム、内装用化粧フィルム等を製造・販売する。国内に加え、米国、欧州、アセアン、中国など広範なグローバル拠点を有し、印刷情報材事業部門と産業工材事業部門の2部門で構成される。連結売上高の約57%を占める最大セグメントであり、国内は堅調に推移したものの、米国子会社での売上構成・為替影響や固定費増加・工程歩留まり悪化が収益を大きく圧迫した。
直近の概況
売上・営業利益ともに前期比減少、営業利益は63.8%減と大幅悪化
2026年3月期の売上高は182,644百万円(前期比1.1%減)、営業利益は1,979百万円(同63.8%減)と大幅に落ち込んだ。国内では原燃料価格・物流コストの上昇と固定費増加が利益を圧迫。米国子会社では固定費増加に加え工程歩留まりの悪化が重なり収益性が著しく低下した。印刷情報材事業部門は145,517百万円(同0.8%減)、産業工材事業部門は37,126百万円(同2.3%減)といずれも前期を下回った。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 国内医薬・物流用ラベル需要の堅調推移およびアイキャッチ用需要の回復
- 国内自動車用ウインドーフィルムおよび自動車用粘着製品の堅調推移
- 電子材料用剥離紙・光学関連製品用剥離フィルム等との連携による製品ポートフォリオ拡充
- 環境対応製品(ホットメルト粘着剤使用製品、モノマテリアルラベル素材)の拡充・拡販
- 北米・欧州・アセアン地域へのグローバルマーケットイン戦略の推進
- 米国での販売数量増加(売上構成・為替影響を除けば数量ベースでは増加)
リスク
- 原燃料価格・物流コストの継続的な上昇による利益圧迫
- 米国子会社における工程歩留まり悪化および固定費増加による収益性低下
- 為替変動(円高方向への転換)による海外売上・利益の目減り
- 米国での売上構成変化および防犯用ウインドーフィルム等の需要低迷
- 国内食品関連・飲料キャンペーン用ラベル需要の低迷継続
- アセアン地域での自動車用粘着製品・ラベル需要の低調推移
- 米国関税政策による世界経済への影響および地政学リスクの高まり
- のれん(米国子会社関連)の減損リスク(のれん残高7,093百万円、うち印刷材・産業工材関連に帰属する部分)
最終更新: 2026年6月17日

