自動車用品関連
国内外大手自動車メーカー向けOEM純正フロアマットを製造販売する主力セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(外部顧客・2027年3月期第1四半期) | 1,633百万円 | 1,478百万円(2026年3月期第1四半期) | ↑ |
| セグメント利益(2027年3月期第1四半期) | 103百万円 | 126百万円(2026年3月期第1四半期) | ↓ |
| 連結売上高に占める構成比(2027年3月期第1四半期) | 約53.2% | 約63.6%(2026年3月期第1四半期) | ↓ |
事業詳細
自動車用フロアマットの製造・販売を専業とし、株式会社ホンダアクセスおよびスズキ株式会社を主要顧客とする。国内生産拠点に加え、ベトナムに海外拠点を有し、OEM純正品として高付加価値製品の開発・供給を行う。2027年3月期第1四半期の連結売上高の約53.2%を占める中核セグメントであり、自動車メーカーの生産・販売動向と直結した事業構造を持つ。
直近の概況
新型車・モデルチェンジ効果で増収も、コスト増で利益率は悪化
2027年3月期第1四半期は、自動車業界の堅調な需要継続と新型車・モデルチェンジの発売効果による需要増を受け、売上高は1,633百万円(前年同期比10.5%増)となった。一方、セグメント利益は103百万円(前年同期126百万円)に減少し、中東情勢を背景とした原材料費(塩化ビニール樹脂等)の高騰、人件費増加、円安長期化に伴う輸入コスト増加といったコスト圧迫要因が利益を押し下げた。産業資材関連セグメントの急拡大に伴い、連結売上高に占める本セグメントの構成比は前年同期の約63.6%から約53.2%へ低下した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 販売価格の適正化推進による利益率改善(輸入コスト・原材料費上昇分の価格転嫁)
- 国内生産と海外生産の適正化およびコスト低減による収益性向上
- 内製化推進による外注費削減効果の継続
- ベトナム生産拠点を活用したコスト競争力の維持
- 新型車・モデルチェンジ発売効果による需要増
- OEM純正品としての製品開発力強化によるシェア拡大
リスク
- 自動車メーカーの生産停止・販売台数減少による出荷数減
- 主要顧客2社(ホンダアクセス・スズキ)への売上集中リスク
- 円安長期化による輸入コスト増加(前年同期の140円台半ばから一段の円安進行)
- 中東情勢の警戒感再燃による原材料価格(塩化ビニール樹脂等)の高止まり・最高値更新リスク
- 人件費増加による製造コスト圧迫
- 得意先の在庫調整・車種切り替えによる需要変動リスク
産業資材関連
住宅・公共・産業向け多品種合成樹脂製品を供給する多角的セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(第1四半期累計) | 1,434百万円 | 846百万円 | ↑ |
| セグメント利益(第1四半期累計) | 28百万円 | 18百万円 | ↑ |
事業詳細
異型押出成形加工を中核技術とし、エアコン配管用化粧カバー・マガジンスティック・下水道補修用部材・合成木材製品(エクステリア用ウッドデッキ材等)・家電部材・鋼製家具関連部材など広範な産業分野に合成樹脂製品を供給する。当第1四半期はエアコン省エネ基準強化施行前の駆け込み需要や空調用銅管製造の生産受託開始が寄与し、大幅増収となった一方、原材料・人件費・輸入コスト増加が利益を圧迫した。
直近の概況
エアコン駆け込み需要と生産受託開始で売上69.4%増、利益も改善
2027年3月期第1四半期の産業資材セグメント売上高は1,434百万円(前年同期比69.4%増)となった。エアコン省エネ基準強化施行前のルームエアコン買い替え駆け込み需要でエアコン配管用化粧カバーが好調に推移したほか、空調用銅管の生産工程請負を当期より新たに開始したことも売上増大に寄与した。下水道補修部材、マガジンスティックも堅調に推移した一方、合成木材製品は新設住宅着工戸数の減少により前年を下回った。セグメント利益は28百万円(前年同期18百万円から増加)となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 経済産業省の2027年度エアコン省エネ基準強化を背景としたルームエアコン買い替え駆け込み需要によるエアコン配管用化粧カバーの需要拡大
- 空調用銅管製造の生産工程請負開始による新規売上獲得
- 下水道老朽化問題を背景とした公共事業向け下水道補修用部材の底堅い受注推移
- 半導体搬送用ケース(マガジンスティック)の安定受注継続
- 猛暑傾向の定着によるエアコン関連需要の構造的下支え
リスク
- 新築住宅着工戸数の低迷継続によるエクステリア用ウッドデッキ材等合成木材製品の需要低迷
- 中東情勢の警戒感再燃による塩化ビニール樹脂等原材料価格の最高値更新・高止まり
- 円安の長期化(前年同期の140円台半ばから大幅な円安進行)に伴う輸入コスト増加
- 人件費増加を含む製造コスト圧迫要因の重なりによる利益率低下
- エアコン省エネ基準強化施行後の駆け込み需要反動リスク
最終更新: 2026年8月7日

